今日は日常業務の合間に、とある企画をめぐって海外の著者W教授と約一年ぶりのメールの頻繁なやりとりをしました。一流の学者さんなのですが、超特急で返信してくださいます。驚くべき速さです。「今日はもう遅いから就寝します」と返信が来た数時間後には「おはよう」とまた別のメールが。律儀です。感激です。恐縮です。
※※早めに返信する、という暗黙のエチケットが支配的なのでしょうか、しかしそれではメールの利便性より精神的負担の方が比重が大きくなるように思えて、かえって束縛にならないかと心配になります※※
一昔前は、こうした海外の著名な学者さんにコンタクトを取るために、どこどこ大学のだれだれ先生のご助力をお借りして云々、と第三者を介した回り道をしていたことが多かったのではないかと思いますが、メールとインターネットの普及で、ダイレクトな交流がずいぶんできるようになってきた、と愚考しております。
おかげで、原著者と直接のやりとりの中から企画が発展したりするような機会も出てきました。
もちろん海外の著者の方の中にはメールをほとんど利用していない方もいらっしゃいますし、ご返信をいただけない(ほど多忙な)方もいらっしゃいます。ここでは具体的に誰、とは申せませんけれども・・・・(また別の場所でエピソードをご紹介する時もあるかと思います)。
明日はとある印刷工場まで出向いて、『地図』新版をめぐる打ち合わせです。地道に、地道に進んでいます。もう少し経ったら、収録作品についてご紹介しはじめようと思います。(H)