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2004年 07月 16日
「破産の申し立てを受けましたので、本日をもって営業を停止いたします。精算・支払いその他につきましては、管財人が確定次第、相談のうえ、ご連絡いたします」。ちょっと待ってくれー!! 今日の今日まで取次には通販分の注文納品をしていたのに。イベントの打ち合わせを数時間前までしていたのに。 #
by urag
| 2004-07-16 19:54
| 販売情報
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2004年 07月 16日
衝撃のニュースが入りました。青山BC、本日倒産です。午後5時で青山本店と六本木店が閉店、他の5店舗も営業時間終了後に閉店するとのこと。
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by urag
| 2004-07-16 19:46
| 販売情報
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2004年 07月 15日
![]() 画像は、遥か遠方より迫り来る驟雨です。晴れ間と雨との境界が異様にはっきり見えたので、仕事場からパチリと一枚。 ところで昨日投稿したお話のくだんの製本所から本日電話がありました。いわく、「請求書をお送りしたいのですが、今回は『アウシュビッツの残ったものたち』と・・・」。口頭でも言うのか君は。さては君が真犯人か。今回こそきっちり訂正させていただきましたよ、ええ。(H) #
by urag
| 2004-07-15 22:20
| 雑談
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2004年 07月 15日
先月、読み方の分かりにくい欧文タイトルの新刊が連続して、ご発注のお電話をいただく書店様も戸惑っておられるようです。 『NOVEMBRE』はたいてい「ノベンバー」と呼ばれてます。実際は英語読みではなく、フランス語風に「ノヴェンブル」です。ただ、正しいフランス語の発音に沿うならば、「ノヴァーンブル」と表記する方がいいのでしょう。つまり「ノヴェンブル」というのは、異邦人訛りの不適切なフランス語読みなのです(強引すぎ)。 『WHITE CASKET』は「ホワイト・キャスケット」と呼ばれることがあります。これはあながち間違いではありません。なお、当社の表記としては「ホワイト・カスケット」となります。 『UK77』は、「ユーケーななじゅうなな」と呼ばれることがありますが、「ユーケーなななな」が正解です。 でも、こうした例はまだまだかわいいものです。当社の処女出版で、先般3刷が出来上がったアガンベンの『アウシュヴィッツの残りのもの』、これはほぼ9割に近い率で、「アウシュビッツの残りもの」と言われます。「アウシュヴィッツ」が「アウシュビッツ」になるのは構いませんが、「残りもの」となると・・・・。「残り〈の〉もの」ですね、と復唱させていただくのですが、あんまりにも間違われ続けているので、もう気にしてません。 「残りのもの」と訳されているのはイタリア語原典では「resta」、英訳では、「remnants」です。この本の最重要概念。私は当初、哲学的に「残余」と仮訳していたのですが、訳者の先生方は入念に検討され、もともとの出典である聖書を踏まえた上で「残りのもの」とされました。真ん中の「の」が抜けるだけですが、「残りもの」となると、あまり響きやイメージがよくありません。 ちなみに、取次のデータベースやオンライン書店で検索すると「残りもの」ではヒットしないと思うんですよね。不便(不憫)なことに。 気にしていないと言いましたが、他社さんの本の中で引用されたり言及されたりする時まで「残りもの」になっているとヘコみますね。最近の例。批評家の千葉一幹さんの『クリニック・クリティック』(ミネルヴァ書房)で言及していただいているのですが、「残りもの」になってます。なぜ千葉さんほどの方が! ミネルヴァの編集の方も当然入念に校正されているのでしょうけれど・・・・。 しかし、こうした例はほかの本でも散見しますから、重大な見落としというよりは、そんなふうにおおかた勘違いされている、というほうが正しいのだろうと思います。ジジェク『「テロル」と戦争』(長原豊訳、青土社)ですとか、西谷修+鵜飼哲+宇野邦一『アメリカ・宗教・戦争』(せりか書房)ですとか。だいたい購入したり、本屋で立ち読みしたりした際に気づくんですね。で、自社で訂正できるものではないだけに、一瞬、ガーン、なわけです。 本当に読んでいただいているんだろうか、読んでいただいているはずだ、と思わず沸き起こってくる無礼千万な疑念をぐっとかみ締めます。 各社の担当編集者様、重版の際には訂正していただけるととてもうれしいです(涙。どうぞよろしくお願い申しあげます。 最後に笑えるようで笑えない、でもやっぱり笑ってしまうお話を一席。製本所からあがってきた『アウシュヴィッツの残りのもの』3刷の納品書をみると「アウシュビッツの残ったものたち」になってました。2刷の時もたしか同じだった。これはあきらかに現物を見ていない人が伝票を書いたんですね。さすがに「勘弁してくれ」と思いました。(H) #
by urag
| 2004-07-15 01:06
| 雑談
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2004年 07月 13日
今日は日常業務の合間に、とある企画をめぐって海外の著者W教授と約一年ぶりのメールの頻繁なやりとりをしました。一流の学者さんなのですが、超特急で返信してくださいます。驚くべき速さです。「今日はもう遅いから就寝します」と返信が来た数時間後には「おはよう」とまた別のメールが。律儀です。感激です。恐縮です。 ※※早めに返信する、という暗黙のエチケットが支配的なのでしょうか、しかしそれではメールの利便性より精神的負担の方が比重が大きくなるように思えて、かえって束縛にならないかと心配になります※※ 一昔前は、こうした海外の著名な学者さんにコンタクトを取るために、どこどこ大学のだれだれ先生のご助力をお借りして云々、と第三者を介した回り道をしていたことが多かったのではないかと思いますが、メールとインターネットの普及で、ダイレクトな交流がずいぶんできるようになってきた、と愚考しております。 おかげで、原著者と直接のやりとりの中から企画が発展したりするような機会も出てきました。 もちろん海外の著者の方の中にはメールをほとんど利用していない方もいらっしゃいますし、ご返信をいただけない(ほど多忙な)方もいらっしゃいます。ここでは具体的に誰、とは申せませんけれども・・・・(また別の場所でエピソードをご紹介する時もあるかと思います)。 明日はとある印刷工場まで出向いて、『地図』新版をめぐる打ち合わせです。地道に、地道に進んでいます。もう少し経ったら、収録作品についてご紹介しはじめようと思います。(H) #
by urag
| 2004-07-13 22:11
| 雑談
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