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2005年 01月 14日
現在、私たち月曜社では、川田喜久治写真集『地図』を販売してくださる書店様を募集しておりますが、名古屋市中村区のヴィレッジヴァンガードビックカメラ店さんや、大阪のカロ・ブックショップ&カフェさんが、早速名乗りを上げてくださいました。 小部数生産で高額本のため、委託配本は無理かと思われます。取次経由では注文扱いのみとなります。返品条件等については営業部までご相談ください。昨年夏の、『White Casket』や『Novembre』と同様の、限定された店舗での販売になると思われます。販売店様は随時ご紹介してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 #
by urag
| 2005-01-14 23:12
| 販売情報
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2005年 01月 13日
![]() クリックすると大きな画像をご覧になれます。 3月20日発売予定の川田喜久治写真集『地図』の書影を公開します。これはPGIに展示するために作製したダミー版で、製品版ではありませんが、装丁はほぼこれに近いイメージで決定することになりそうです。 写真は手前から奥へ、函、写真集本体、リーフレット、です。黒い布張りの函にカバーがかかっているのですが、このカバーは、原爆ドームの地下天井の「しみ」の白黒写真を全面に使用していて、迫力があります。 川田喜久治写真集『地図』 "The Map" by Kikuji Kawada A5判上製函入、B/W190頁総観音開き、本体価格12,000円 サイズ詳細:タテ249mm×ヨコ158mm×ツカ28mm、重量720グラム 写真家本人によるテキスト「「しみ」のイリュージョン」を掲載したリーフレット付 装丁=川畑直道、発行発売=有限会社月曜社 ISBN4-87893-16-1、初版1000部、2005年3月20日発売予定 40年前に限定800部で刊行された、写真家川田喜久治の第一作『地図』が、あらたな造本とあらたなメッセージを添えて、新生します。伝説の写真集がついにここに甦る! 内容紹介特設ページ→ http://getsuyosha.jp/themap/index.html 2月11日より、上記サイトにて先行予約受付を開始します。詳しくは月曜社営業部mailあっとまーくgetsuyoshaどっとじぇーぴーもしくは電話03-3935-0515までお問い合わせください。 昨日(1月12日)より、PGI(フォト・ギャラリー・インターナショナル)にて先行予約受付 を開始しました。「地図」作品展の会期終了日の2月10日までは、ここPGIでのみ予約受付をいたします。詳しくは電話03-3455-7827までお問い合わせください。 #
by urag
| 2005-01-13 22:53
| 近刊情報
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2005年 01月 12日
小社より本年(2005年)3月下旬に刊行予定の、川田喜久治写真集『地図』の先行紹介特設サイトをオープンいたしました。近く同サイトで予約受付も開始しますが、現在「地図」展を無料公開している芝浦のPGI(フォト・ギャラリー・インターナショナル)さんでは、本日から先行予約の受付を開始する予定です。初版は1000部。本体価格は12000円です。どうぞよろしくお願いたします。
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by urag
| 2005-01-12 00:30
| 近刊情報
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2005年 01月 11日
![]() 先日、ブレポルスの「インタープラン」を愛用していると書きましたが、プライヴェートではモールスキン(Moleskine)の手帳が好きです。しかし去年あたりでしょうか? 日本でも代理店のサイトができたり、一気にブレイクした感じがするのは。正直、びっくりです。たしかにモールスキンの手帳はシンプルで美しいです。でもこんなに流行(?)するとは。国産ものより断然高価なのに。 写真は、奥に二冊重なっているのがモールスキンのポケット版手帳です。下の厚いのが2005年版のダイアリーで、一日一頁のレイアウトです。厚さは22ミリもあります。上のはスクエアード・ノートブックです。私は購入してませんが、楽天市場に出店している神戸のナガサワ文具センターさんでは、モールスキン製品への名入れや、特製皮カバーの販売をされているのですね。けっこう人気のようです。 モールスキンと言えばゴムバンドが特徴なのですが、他社製品でもゴムバンドがついているものはあります。たとえばクオバディス社のMaorとか。写真の手前に写したのはそれです。 Maorとモールスキンのポケット手帳との違いですが、まずサイズは、見た目では左右はほぼ一緒で、天地がMaorの方が短いのですが、公式データではMaorがヨコ8.5cm×タテ13 cm、モールスキンのポケットがヨコ9cmテ14cmとなっています。Maorは角が四角く、モールスキンのは角が丸みを帯びています。ゴムバンドは、Maorは硬めでモールスキンはしなやかです。紙はモースルキンのほうは白と言うよりクリーム色に近いです。モールスキンには布製のしおりがついていますが、Maorにはありません。Maorには過ぎた日付のページの端をちぎって現在のページをすぐに開けるような仕様がありますが、モールスキンにはありません。 その他、皮の風合いの違いから中味のレイアウトまで、いろいろ異なっていてそれぞれに長所はありますが、強いてどちらがより好きかといえば、私はモールスキンのほうです。(H) 後日付記――Moleskineは日本での正規代理店が説明するところでは「モールスキン」ではなく「モレスキン」と表記しています。古いエントリーなので、訂正するのをすっかり忘れていました。(09年10月30日) #
by urag
| 2005-01-11 21:38
| 雑談
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2005年 01月 10日
![]() 平凡社ライブラリーからスピヴァクの『デリダ論』が刊行されました。スピヴァク女史はデリダの『グラマトロジーについて』を英訳しているのですが、そこに原文で80ページ以上の長大な序文を寄せています。その序文を日本語訳したのがこの『デリダ論』です。 序文とはいっても本格的なデリダ読解の論文で、読み応えがあります。訳者である東大の田尻芳樹助教授は巻末の「訳者解説」で、「スピヴァクによるこの序文は、わが国で遅くとも1985年ころまでには翻訳されているべきものだった」と述べておられます。 というのも、スピヴァクによる英訳は1976年に刊行されたもので、はや四半世紀以上前の仕事なのです。そもそもデリダの原著『グラマトロジーについて』がフランスで刊行されたのが1967年で、足立和浩さんによる日本語訳(『根源の彼方に』上下巻)が現代思潮社から刊行されたのが1972年でした。ちなみにスピヴァクの初の日本語訳単行本『文化としての他者』は紀伊國屋書店から1990年に刊行されています。 写真に写っているのは、スピヴァクによる英訳の修正版(1997年、ジョンズ・ホプキンズ大学出版)です。修正版なのに、序文だけでも二十箇所以上の誤植がある、と田尻さんは指摘されています。いやはや。 ところで平凡社さんは今月、スピヴァクの師にしてデリダの友であるポール・ド・マン(1919-1983)の『美学イデオロギー』も刊行されるそうです。訳者は上野成利さんです。第二期『批評空間』誌での連載終了からはや四年半が経過し、誰もが待望していました。ド・マンの翻訳書としても約七年ぶり!です。発売が楽しみですね。 #
by urag
| 2005-01-10 23:55
| 雑談
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