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URGT-B(ウラゲツブログ)

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2004年 11月 18日

「舞台芸術07」目次詳細最新版

舞台芸術07
特集=トランスナショナル/イントラナショナル

国家や民族から脱する《越境》の夢は、グローバル化の中で悪夢へと変わるのか。
演劇的なるものの可能性と限界を考察し、ナショナリズムの内なる特異点に迫る。

目次(2004年11月17日現在)

〈ナショナルなもの〉への疑い 太田省吾
イントラナショナルとは何か 鴻英良

■特集=トランスナショナル/イントラナショナル■

「高嶺格インタヴュー」聞き手=鴻英良
木村さんみたいな体だったらどんな人生なんだろうと、それを知らない自分が許せないから、憑依したくなるんです

ヨーロッパは西洋か? 多和田葉子
神の裁きからの演劇の〈誕生〉----『バルコン』から『オルダリ』へ 鵜飼哲
音楽とは誰のものか? 港大尋

[共同討議]「ナショナルなもの」をめぐる現代演劇の臨界点
すが秀実/内野儀/太田省吾/鴻英良/森山直人/八角聡仁

マリーナ・アブラモヴィッチ インタヴュー 今はなき故国ユーゴスラビアと親友スーザン・ソンタグを想う
聞き手=渡辺真也 訳=渡辺真也・萩原留美
クロアチアの国民演劇と抵抗する身体 マリン・ブラジェヴィチ 訳=鴻英良
スレイマン・アルバッサーム インタヴュー アラブ知識人の使命----『アル・ハムレット・サミット』をめぐって 聞き手=鴻英良
レバノンのにおける舞台芸術の「起源」と「現在」 ラビーウ・ムルウェ 訳=岡真理

ギリシア・ローマ演劇は愛国的であったか フロランス・デュポン 訳・解題=横山義志
最後の宮廷道化師?----アヴィニョン・フェスティヴァルと文化国家フランス 熊谷謙介

■時 評■
それでも演劇は続くのか?----「正義の味方」にならないために 内野儀
「子供の国のダンス」便り 3 桜井圭介
「すし屋」の権太----文楽ヴァージョン 小林昌廣

■連 載■
ブレヒトと方法 フレドリック・ジェイムソン 訳=大橋洋一・河野真太郎
観世榮夫 わが演劇、わが闘争 6 インタヴュー 聞き手=茂山千之丞
やさしい現代演劇 7 川村毅
北座はいま 3----ウル(原)歌舞伎劇場の記号学 木戸敏郎
過渡期としての舞台空間----小劇場演劇における「昭和三〇年代」 6 森山直人

■投 稿■
『屏風』、あるいは裏切りという名のゲーム 藤井慎太郎

■戯 曲■
『アル・ハムレット・サミット』 作=スレイマン・アルバッサーム 訳・解題=エグリントンみか

# by urag | 2004-11-18 21:43 | Comments(0)
2004年 11月 17日

「舞台芸術07」発売日の変更

「舞台芸術07」は発売日(取次搬入日)が変更になりました。11月30日の予定でしたが、12月15日に順延いたします。お待たせして申し訳ありません。目次も近日中に最新版をアップいたします。

# by urag | 2004-11-17 22:02 | Comments(0)
2004年 11月 16日

「燈火節」見本出来

「燈火節」見本出来_a0018105_23405669.jpg

『燈火節』の見本が出来上がってきました。この見本を持参して、取次会社を回り、新刊配本の交渉をしてくるわけです。判型は四六判ですが、ツカが43mmもあります。けっこう分厚いです。筒函で、本体は天がアンカット。文庫本にあるような、本文紙の上の部分を切りそろえていない状態ですね。小口方向にのみ「ちり」があります。細部で遊んでいる感じです。店頭発売は、25日以後になる予定です。

# by urag | 2004-11-16 23:41 | 近刊情報 | Comments(0)
2004年 11月 15日

新世紀書店を見るべし!

皆様、「新世紀書店」にはもう行かれましたか。今週水曜日、17日まで「営業」しています。個性豊かなテナントが、二週間のあいだだけ、渋谷パルコパート1の地下1階のロゴスギャラリーで「仮店舗営業中」です。「書店横町」論者であり、多島海モデルを夢見る私としてはぜひ覗いてみたいのですが、時間がつくれなさそうです。

各店舗紹介で、room # 295 bookstore さんの自己紹介にこうあります。

「ある都市のある路地に妙な雑居ビルがあった。小さく区切られた部屋の全てが別々の本屋なのだ。そこには様々なジャンルを扱う本屋が店主の偏った趣味丸出しで混在していた。一軒一軒は細分化されていても、全体としてみれば、多くのジャンルをカバーする綜合書店として機能していて、多くの人で賑わっていた。その一室、例えば、295号室の扉の先には、ぼくの大好きなこのような本たちが並んでいるに違いない。もちろん、記憶の上の想像の話なのだけれど。」

ほとんどこれは、私が夢見ている多島海(アーキペラゴ)モデルと同じです。やっぱり、似たようなことを考えている人はいるのだなあと感動しました。「素人」発想だからいいんです。素人でいいじゃないか。特権的「読者」なんて認めたくないですよね。素人こそが理想の誠実な担い手であり、既成の枠組みを乗り越えていく、真の、新しい変革者だ、と私は信じています。評論家や業界人にはとうてい不可能なことをできるのが、「素人力」というものだと思います。(H)

# by urag | 2004-11-15 23:24 | 雑談 | Comments(0)
2004年 11月 12日

「エスクァイア日本版」デジタル写真賞'04-'05の連動フェア

渋谷駅前Qフロント内の、SHIBUYA TSUTAYAの6Fにて、11月11日から11月30日まで、「エスクァイア日本版」デジタル写真賞'04-'05と連動したフェアが開催されています。審査員の一人である、やなぎみわさんの書籍も出品されており、小社刊行の『White Casket』もご購入いただけます。皆様のお越しをお待ちしております。

# by urag | 2004-11-12 19:20 | Comments(0)