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2020年 01月 30日

月曜社2020年2月下旬新刊:土橋茂樹編『存在論の再検討』

2020年2月27日取次搬入予定 *人文/哲学

存在論の再検討
土橋茂樹[編]
月曜社 本体:4,500円 A5判上製248頁 ISBN: 978-4-86503-090-7 C1010

伝統的存在論への問いかけの試み。パルメニデスからヘーゲルに至るまでの西洋哲学の流れに、東方キリスト教・ビザンティン思想およびイスラム哲学のそれぞれが相互貫入的に交錯し合う存在理解の途を、新たに辿り直す。【シリーズ・古典転生、第21回配本、本巻20】

アマゾン・ジャパンにてご予約受付中

【目次】
序章(土橋茂樹)
第一章 「ある」の愛求としてのプラトン哲学(納富信留)
第二章 アリストテレスは「存在論」を語らない──オントロジーの概念と歴史の再考に向けて(中畑正志)
第三章 「存立」(ὑφιστάναι)について──ストア派とプロティノス(樋笠勝士)
第四章 「ある」を表示する「名の正しさ」をめぐって──プラトン『クラテュロス』篇解釈史を手がかりに(土橋茂樹)
第五章 存在論を超えて(大森正樹)
第六章 『純粋善について』の存在論(一)初期イスラーム哲学のプラトン主義とアリストテレス主義(西村洋平)
第七章 『純粋善について』の存在論(二)AnniyyahとWujūd(小村優太)
第八章 『純粋善について』の存在論(三)esseとyliathim(小林剛)
第九章 〈ある〉の第三領域──アヴィセンナ存在論の影響(山内志朗)
第十章 ドイツ古典哲学の「存在(ある)」と新プラトン主義(山口誠一)
編者あとがき(土橋茂樹)
事項索引
人名索引

【著者(50音順)】
大森正樹(おおもり・まさき)1945年生。南山大学・名誉教授。東方キリスト教学、中世哲学。
小林 剛(こばやし・ごう)1967年生。中央大学・兼任講師。西洋およびイスラーム世界の中世哲学。
小村優太(こむら・ゆうた)1980年生。早稲田大学・専任講師。アラビア哲学、魂論。
土橋茂樹(つちはし・しげき)1953年生。中央大学文学部・教授。古代中世哲学、教父学。本書編者。
中畑正志(なかはた・まさし)1957年生。京都大学大学院文学研究科・教授。西洋古代哲学。
西村洋平(にしむら・ようへい)1981年生。兵庫県立大学・准教授。新プラトン主義。
納富信留(のうとみ・のぶる)1965年生。東京大学大学院人文社会系研究科・教授。古代ギリシア哲学。
樋笠勝士(ひかさ・かつし)1954年生。岡山県立大学デザイン学部・教授。古代中世哲学、美学芸術学。
山内志朗(やまうち・しろう)1957年生。慶應義塾大学文学部・教授。西洋中世哲学。
山口誠一(やまぐち・せいいち)1953年生。法政大学文学部・教授。ヘーゲル・ニーチェを中心とするドイツ近現代哲学。

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by urag | 2020-01-30 15:42 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 01月 30日

「UTokyo BiblioPlaza」にて『忘却の記憶 広島』 が紹介されました

「東京大学教員の著作を著者自らが語る広場」だというウェブサイト「UTokyo BiblioPlaza」にて、弊社2019年10月刊『忘却の記憶 広島』が紹介されました。紹介者は 教育学研究科・教育学部名誉教授の川本隆史さんです。川本さんは『忘却の記憶 広島』の共編者であり、共著者でいらっしゃいます。同サイトにはツイッターのアカウントもあり、紹介記事がツイートされています。


by urag | 2020-01-30 14:15 | 本のコンシェルジュ | Comments(0)
2020年 01月 26日

注目新刊:飯盛元章『連続と断絶――ホワイトヘッドの哲学』人文書院、ほか

注目新刊:飯盛元章『連続と断絶――ホワイトヘッドの哲学』人文書院、ほか_a0018105_22450831.jpg

従弟クリスティアンの家で 他五篇』テーオドール・シュトルム著、岡本雅克訳、幻戯書房、2020年1月、本体3,900円、四六変形判ソフト上製408頁、ISBN978-4-86488-189-0
政治的動物』石川義正著、河出書房新社、2020年1月、本体3,300円、46変形判上製424頁、ISBN978-4-309-24943-8
ポスト・ヒューマニズムの政治』土佐弘之著、人文書院、2020年1月、本体2,400円、4-6判上製306頁、ISBN978-4-409-03107-0
連続と断絶――ホワイトヘッドの哲学』飯盛元章著、人文書院、2020年1月、本体4,500円、4-6判上製324頁、ISBN978-4-409-03106-3
世界の悲惨Ⅱ』ピエール・ブルデュー編、荒井文雄/櫻本陽一監訳、藤原書店、2020年1月、本体4,800円、A5判並製608頁、ISBN978-4-86578-256-1
つながる――生命誌の世界(中村桂子コレクション いのち愛づる生命誌Ⅱ)』中村桂子著、村上陽一郎解説、藤原書店、2020年1月、本体2,900円、四六変判上製352頁/口絵2頁、ISBN978-4-86578-255-4
消えゆくアラル海――再生に向けて』石田紀郎著、藤原書店、2020年1月、本体2,900円、四六判上製344頁、ISBN978-4-86578-251-6
昭和ジャズ論集成』野口久光/油井正一/植草甚一/清水俊彦/相倉久人/平岡正明著、平凡社、2020年1月、本体5,800円、A5判上製432頁、ISBN978-4-582-83823-7
千野共美 いけばな自在』千野共美著、平凡社、2020年1月、本体3,800円、B5変判上製144頁、ISBN978-4-582-27832-3

★『従弟クリスティアンの家で 他五篇』は「ルリユール叢書」の第5回配本。「詩的写実主義の作家シュトルムの転換期を代表する人間個人の心理に肉迫する表題作」(帯文より)のほか、「三色すみれ」「人形つかいのポーレ」「森のかたすみ」「静かな音楽家」「荒野の村」の5篇を収録。ドイツ・リアリズム文学を代表する作家テーオドール・シュトルム(Theodor Storm, 1817–88)の既訳書には未完結の村松書館版『シュトルム全集』や、三元社版『シュトルム名作集』全6巻のほか、複数の文庫本や対訳本などがあり、世界文学全集のようなシリーズものでも常連です。今回の新訳で訳者は「部隊を故郷の厳しい自然と市民世界に限定しながら、普遍的な人間的本質を描いた彼の文学は、強度文学の最高峰と目される」と評価しておられます。「ルリユール叢書」次回配本は2月末、バリェ゠インクラン『独裁者ティラノ・バンデラス』(大楠栄三訳)とのことです。なお、同叢書の第3回配本、ヴェルレーヌ『呪われた詩人たち』と、コルビエール『アムール・ジョーヌ』の刊行を記念し、以下のトークイベントが行なわれる予定です。

日時:2020年2月19日(水)19時~21時
場所:下北沢・本屋B&B(電話:03-6450-8272)
料金:前売1500円+ドリンク500円、当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)

★『政治的動物』は文芸評論家の石川義正 (いしかわ・よしまさ:1966-)さんによる、『錯乱の日本文学――建築/小説をめざして』(航思社、2016年)に続く単独著第2弾。2008年から2018年にかけて各誌で発表されてきた5篇の論考に、6本の書き下ろしと、PrologueおよびEpilogueを加えて1冊としたもの。「本書は、文学における政治と動物について論じている。だが、それはアリストテレスがポリス的という言葉に与えた含意から遠く隔たっている。政治的なものとは、ここでは共同体の内と外の境界で、あるいは公的領域と私的領域のはざまで発生する、社会的領域と折り重なりながら、しかし統治とはまったく異なる他者同士の関係を意味する。〔…〕そしてそのたがいに他者同士である形象をここでは「動物」と呼ぶ」(111頁)。

★「本書に登場する動物たちは、おもに1979年から2017年のあいだに日本語で発表された小説作品からとりあげている」(12頁)。「『政治的動物』が実践するのは、ひとまずは恣意的とも思える判断によって1979年から2017年として画定した一時期の政治的・経済的・社会的な断面と作品内の動物的な諸形象との交点を〔…〕いくつかの概念によってピン留めすること、そしてそれらの概念をふたつの系列〔動物/権力〕として、その航跡をたどってみるという試みである。テキストがあるひとつの歴史と交錯し、衝突し、分岐する際の恒常的なマーカーが動物という形象なのである」(13頁)。帯文には大澤真幸さんによる推薦文が記されています。店頭でご確認いただければと思います。

★人文書院さんの1月新刊は2点。『ポスト・ヒューマニズムの政治』は、「人間中心主義の隘路」と「反ヒューマニズムの政治」の2部構成で、2013年から2017年にかけて各媒体で発表されてきた7本の論考に大幅な加筆修正を施し、書き下ろしの序論「ポスト・ヒューマニティをめぐる政治――種を超える/類を分割する」と第1章「人間中心主義の隘路」の2本を加えたもの。目次詳細は書名のリンク先をご覧下さい。「比喩としての地球生命体(ガイア)を維持できるか否かは、視野狭窄的で排他的な人間中心主義からの脱却を目指しつつ、類としての人間を分割する資本の論理、その矛盾の発露である「新しいファシズム」を超えていくような批判的ポスト・ヒューマニズムの思想・運動の成否にかかっているといって過言ではないだろう」(73~74頁)。

★『連続と断絶』はまもなく発売。2018年に中央大学に提出された博士論文「ホワイトヘッド形而上学に置ける存在者の連続性と非連続性について」に加筆修正を施し、新たに第6章「体系を攪乱する実在との断絶――思弁哲学について」と「ホワイトヘッド用語小辞典」を加えたもの。「ホワイトヘッドは抱握をとおして過剰に関係しあう宇宙像を描き出した。だが、じつはその宇宙のうちに断絶の線が走っていて、抱握の手をすりぬける彼方がうごめいているのではないのか。本書は、そうした断絶を探りあてていく試みだ。それは、巨大な宇宙的有機体が奏でるハーモニーのうちには、ある種のノイズを、あるいはノイズでさえない無音を聴きとる試みであると言える」(15頁)。

★「これまでのホワイトヘッド研究は、宇宙のあらゆる存在者が関係しあっているという側面をおもに強調してきたと言える。それは光に満ちた明るい形而上学である。多方で、以上の展開をたどるなかで本書が強調するのは、けっして光が届くことのない闇の領域だ。闇の形而上学者ホワイトヘッド。そうした新しいホワイトヘッドが示されることになる」(18頁)。上記2つの引用を含む「序論」は人文書院さんの単品頁のPDFにて立ち読み可能となっています。本書がデビュー作となる著者の飯盛元章(いいもり・もとあき:1981-)さんは現在、中央大学兼任講師を務めておられます。

★藤原書店さんの1月新刊は3点。『世界の悲惨Ⅱ』は全3分冊のうちの第2分冊。帯文に曰く「第2分冊では、正規/非正規労働者の分断、失業者、継承されない農業、学校教育の変容と教師・学生、女性の直面する困難などに耳を傾ける」。第Ⅳ部「没落」、第Ⅴ部「内部からの排除」を収録。詳細は書名のリンク先でご確認いただけます。第Ⅰ分冊は先月(2019年12月刊)。

★『つながる』はシリーズ「中村桂子コレクション いのち愛づる生命誌」の第4回配本となる第Ⅱ巻。『生命誌の世界』(日本放送出版協会、2000年)に2篇のエッセイ「水の生命誌」(『季刊045』創刊号、横浜市市民広報課、1995年10月)、「生成の中に生命の基本を探る」(『思想』2010年7月号、岩波書店)を加え、著者による「はじめに」と「あとがき」、そして村上陽一郎さんによる解説「読む人と書く人の対話」を付したもの。付属の「月報4」には、新宮晋「幼馴染み」、山崎陽子「妖精に会った日」、岩田誠「“蟲愛づる姫君”に教えられて」、内藤いづみ「女の子同盟の呼びかけ人、中村桂子先生へ」が収められています。

★『消えゆくアラル海』は帯文に曰く「湖面積が琵琶湖の100倍あった世界第4位の湖、中央アジアのアラル海。それが、大規模な農地開発により、琵琶湖のたった10個分にまで縮小した。琵琶湖のほとりで育ち、農学の道に進んだ著者が、アラル海消滅の危機にあるカザフスタンに通いつめ、消滅の現実と再生への希望を描く画期作」。著者の石田紀郎(いしだ・のりお:1940-)さんは京都大学教授、京都学園大学教授などをつとめ、2003年からはNPO法人「市民環境研究所」代表理事でいらっしゃいます。本書のはじめにで石田さんは巻頭の「はじめに」で「この書は、アラル海流域で発生した諸問題を、日本カザフ研究会というう小さな研究者集団が追いかけた記録である」(15頁)と書いておられます。「琵琶湖の汚染を考えるのと同じように、我々への継承になると思ったからである。その軌跡を本書にまとめることができた」(同)。「アラルの環境破壊の点検作業を通して、地球の環境特性を大事にした人の生き方を模索しなければ、人類に未来はないことを確信した」(同)。

★また終章ではこうまとめておられます。「アラル海の干上がりと地域社会の崩壊は、ソ連邦政府、すなわち、モスクワ・クレムリンの意向で実施された農業政策の結果である。この政策の結果、シルダリアやアムダリア流域の農耕民には恩恵を施しただろうが、アラル海流域の漁業や漁村は壊滅し、ほとんどの恩恵はモスクワに吸い取られた。/セミパラチンスクはといえば、大草原の牧民にはなんの恩恵もなく、爾来、半世紀後の今も、放射能に汚染された大地で、多くの障害を抱えながらの生活が続いている。〔…〕世界中にあるこの理不尽さを解消し、あらたな価値を創造するのが環境を冠した科学の最大の課題であり、研究者の使命である」(332頁)。

★平凡社さんの今月新刊から2点。『昭和ジャズ論集成』は編集担当の浜野サトルさんによる「まえがき」によれば、「クラシック・ジャズ(ニュー・オーリンズとスイング)がマニアをとらえた時代から1960年代初頭のファンキー・ブームでジャズ熱が一般に広まりい、さらにフリー・ジャズが爆発し、やがては昭和初期の終焉と歩調を合わせるようにジャズがエンタテインメント化の色を濃くしていく直前までの、日本のジャズ論のエッセンスを集約する。〔…〕この六名が昭和を代表するジャズ論者のすべてというわけではない。しかし、日本でもジャズ需要の変遷とともに変化を続けたジャズ論の精髄はこの一冊に過不足なく盛り込まれているはずである」(4頁)。

★巻末に置かれた「六氏の肖像――解説に代えて」を寄稿されている岡崎正通さんはこう書いています。「本書には1940~80年代に書かれた“ジャズ論”が収められているが、大半は50~60年代のジャズが熱かった時代に掛かれたものだ。〔…〕昭和の時代に論壇をふるった六氏による“ジャズ論”。単なる歴史やミュージシャン、作品紹介のようなものとは次元を画するもので、音楽的、歴史的、思想的にとアプローチは異なっているものの、どれも表現の確かさ、ユニークさは圧倒的で、書かれてから半世紀、あるいはそれ以上を経たいま読んでみても、なおイマジネイションを刺激するに十分なものがある」(423頁)。同書の目次はhontoの単品頁で確認することができます。

★『千野共美 いけばな自在』は華道家の千野共美(ちの・ともみ:1948-)さんのいけばな作品集。ここ10年ほどに手掛けられた132点の写真に加え、作品リスト、略歴、4本のエッセイ、あとがきが付されています。あとがきによれば、一昨年秋に病を得たのをきっかけにまとめられた一冊です。美しく活き活きとした作品群に接していると、冬の寒さにくすんでいた心が浄められるような爽やかさを覚えます。

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by urag | 2020-01-26 22:25 | 本のコンシェルジュ | Comments(0)
2020年 01月 22日

月曜社2月上旬新刊:『西野達完全ガイドブック』

2020年02月07日取次搬入予定【現代美術】

西野達完全ガイドブック
西野達[著]
月曜社 本体2,700円、A5判(縦210mm×横148mm)並製(カバーなし)208頁(4c=160頁、1c=68頁)、ISBN:978-4-86503-092-1

別府タワーが微笑んだ! 国や街のシンボルなどを使って不可能を可能にする大規模・別形態ストリートアートを展開する、「愛・セクシー・暴力」にあふれた衝撃の作品集! 自作解説、アイデアスケッチなども掲載する、西野達のほぼすべてがわかる。「アートをアートシーンの中だけの出来事で終わらせるのではなく、「普段あまりアートに興味を持っていない多くの人々」にその可能性を問いたいと考えました。またホワイトキューブの中に展示されるだけでアート作品として認識される、その過保護な状況を退屈だと感じたのです。アートは人間の想像力の拡張に最も重要なものであり、それがアートの人類に対する存在理由だと考えています。例えばあなたは想像力なくして自分の進むべき方向を決定できないでしょう」(本文より)。

西野達(にしの・たつ;Tatzu Nishi)1960年生。武蔵野美術大学を修了後、1987年に渡独、ミュンスター芸術アカデミーで彫刻を学ぶ。1997年からは公共空間を中心に、国や街のシンボルなどにも多くかかわる大規模なプロジェクトを展開し、現在はベルリンと東京に拠点をもちながら活動中。

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by urag | 2020-01-22 17:24 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 01月 22日

本日取次搬入:ロドルフ・ガシェ『脱構築の力――来日講演と論文』

ロドルフ・ガシェさんの日本版独自編集の論文集第2弾『脱構築の力――来日講演』(宮﨑裕助編訳、入江哲朗/串田純一/島田貴史/清水一浩訳)を本日1月22日、取次搬入いたしました。書店さんの店頭に並び始めるのは来週前半からかと思われます。どの書店さんでの扱いがあるかについては、地域をご指定のうえ、弊社までお尋ねいただけたら幸いです。同書は「叢書・エクリチュールの冒険」の第15回配本です。

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by urag | 2020-01-22 16:33 | 販売情報 | Comments(0)
2020年 01月 22日

「図書新聞」にブージェドラ『ジブラルタルの征服』の書評

弊社11月刊、ラシード・ブージェドラ『ジブラルタルの征服』(下境真由美訳)に対する福田育弘(早稲田大学教授)さんによる書評「極小の物語による極大の主観性――現実とはなにかをわたしたちに考えさせる力を持っている作品」が「図書新聞」2020年1月25日号に掲載されました。「主人公が生き、つねに生き直す主観性の厚み〔…〕これがこの作品の核心だ」と評していただきました。



by urag | 2020-01-22 12:35 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 01月 19日

注目新刊:ドンズロ『社会的なものの発明』インスクリプト、ほか

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社会的なものの発明――政治的熱情の凋落をめぐる試論』ジャック・ドンズロ著、真島一郎訳解説、インスクリプト、2020年1月、本体4,200円、四六判上製420頁、ISBN978-4-900997-74-5
『騒音の文明史――ノイズ都市論』原克著、東洋書林、2020年1月、本体3,800円、四六判上製432頁、ISBN978-4-99721-827-7
自然宗教をめぐる対話』デイヴィッド・ヒューム著、犬塚元訳、岩波文庫、2020年1月、本体780円、文庫判226頁、ISBN978-4-00-336197-9
怪物――ブッツァーティ短篇集Ⅲ』ディーノ・ブッツァーティ著、長野徹訳、東宣出版、2020年1月、本体2,200円、四六判変形並製259頁、ISBN978-4-88588-100-8

★『社会的なものの発明』はフランスの社会学者ドンズロ(Jacques Donzelot, 1943-)の主著のひとつ『L'invention du social : essai sur le déclin des passions politiques』(Fayard, 1984; Seuil, 1994)の全訳。巻頭には本書の「アウトラインが簡潔に予告された」講演論考だという1982年の「社会の動員」(La mobilisation de la société)がフランス語原稿から訳出され、巻末には注を併せて100頁強の「ドンズロの問いをひらくために――訳者解説に代えて」が置かれています。訳者の言葉を借りると本書は「フランスで「福祉国家」の名により展開した一連の統治実践をめぐる思想史的考察として、すでに古典の位置を占めている。〔…〕福祉国家体制の基層にあたる社会的なものが〔…〕統治戦略としていかに発明されたかを、本書は解き明かす」ものです。

★ドンズロの訳書はこれでようやく3冊目。ドゥルーズによるあとがき「社会的なものの上昇」が付された『家族に介入する社会――近代家族と国家の管理装置』(原著1977年;宇波彰訳、新曜社、1991年)は品切、『都市が壊れるとき――郊外の危機に対応できるのはどのような政治か』(原著2006年;宇城輝人訳、人文書院、2012年)は現在も新刊書店で入手可能です。前者はそろそろ文庫化されても良い頃でしょう。

★『騒音の文明史』は帯文に曰く「大都会の交響楽を聴く、耳へのまなざし〔…〕無数のメディアに表出した庶民の織りなす音風景の小譚を〔…〕縦横無尽に博捜する、ノイズ三都物語「東京篇」」とのこと。著者の原克(はら・かつみ:1954-:早稲田大学教育学部教授)さんは巻頭の「はじめに」で本書の狙いをこう端的に書いておられます、「騒音の歴史を通して日本の近代をあぶりだす」(2頁)と。全10章の章題を列記すると「都市の周縁の音世界」「寺の鐘と教会の鐘の政治学」「太鼓と木魚の社会秩序」「拍子木と自由の観念」「精神という神話とモダンタイムズ」「プライバシーの音響学」「騒音と静寂の権力論」「都市の交響楽」「サイレンと国家イデオロギー」「ラジオと時代の突端性」。本書に続く「ベルリン篇」や「ニューヨーク篇」は今後の課題、とのことです。

★『自然宗教をめぐる対話』はヒュームの死去より3年後に出版された『Dialogues concerning Natural Religion』(1779年)の全訳。凡例によれば初版本を底本としつつ、スコットランド国立図書館所蔵の草稿や、現代の各版の校訂・補注を参考にして、テキストの正本と意味を確定した、とのことです。巻末の訳者解説で本書は「ヒュームの理論的成果のエッセンスを集約しているばかりか、その実践的意図もはっきりと伝えるテキストであり、ヒュームの思想世界をわかりやすい伝えてくれる」と評価されています。岩波文庫でのヒュームは『人性論』全4巻、『市民の国について』上下巻に続く7冊目。その現代的再評価の割には文庫化が少ないです。

★『怪物』は未邦訳短篇集を謳った「ブッツァーティ短篇集」の第3弾。収録された18篇の題名は書名のリンク先でご確認いただけます。表題作「怪物」は屋根裏部屋での怪異目撃をめぐる話。心の内面へと下っていく筆致から滲む不穏な空気感はブッツァーティらしい独特のもの。同短篇集は第1巻『魔法にかかった男』2017年12月刊、第2巻『現代の地獄への旅』2018年12月刊、そして今回の第3巻で当初の計画を完遂したとのことですが、訳者あとがきによればまだまだ数冊分の未訳短篇が残っているとのこと。ぜひ続巻を期待したいです。

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by urag | 2020-01-19 22:24 | 本のコンシェルジュ | Comments(0)
2020年 01月 17日

ブックツリー「哲学読書室」に秋元康隆さんの選書リストが追加されました

オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」に、『意志の倫理学――カントに学ぶ善への勇気』(月曜社、2020年1月)の著者、秋元康隆さんによるブックツリー(コメント付き選書リスト)「「利他」とは何かを学ぶために」が公開されました。以下のリンク先一覧からご覧になれます。

◎哲学読書室
1)星野太(ほしの・ふとし:1983-)さん選書「崇高が分かれば西洋が分かる
2)國分功一郎(こくぶん・こういちろう:1974-)さん選書「意志について考える。そこから中動態の哲学へ!
3)近藤和敬(こんどう・かずのり:1979-)さん選書「20世紀フランスの哲学地図を書き換える
4)上尾真道(うえお・まさみち:1979-)さん選書「心のケアを問う哲学。精神医療とフランス現代思想
5)篠原雅武(しのはら・まさたけ:1975-)さん選書「じつは私たちは、様々な人と会話しながら考えている
6)渡辺洋平(わたなべ・ようへい:1985-)さん選書「今、哲学を(再)開始するために
7)西兼志(にし・けんじ:1972-)さん選書「〈アイドル〉を通してメディア文化を考える
8)岡本健(おかもと・たけし:1983-)さん選書「ゾンビを/で哲学してみる!?
9)金澤忠信(かなざわ・ただのぶ:1970-)さん選書「19世紀末の歴史的文脈のなかでソシュールを読み直す
10)藤井俊之(ふじい・としゆき:1979-)さん選書「ナルシシズムの時代に自らを省みることの困難について
11)吉松覚(よしまつ・さとる:1987-)さん選書「ラディカル無神論をめぐる思想的布置
12)高桑和巳(たかくわ・かずみ:1972-)さん選書「死刑を考えなおす、何度でも
13)杉田俊介(すぎた・しゅんすけ:1975-)さん選書「運命論から『ジョジョの奇妙な冒険』を読む
14)河野真太郎(こうの・しんたろう:1974-)さん選書「労働のいまと〈戦闘美少女〉の現在
15)岡嶋隆佑(おかじま・りゅうすけ:1987-)さん選書「「実在」とは何か:21世紀哲学の諸潮流
16)吉田奈緒子(よしだ・なおこ:1968-)さん選書「お金に人生を明け渡したくない人へ
17)明石健五(あかし・けんご:1965-)さん選書「今を生きのびるための読書
18)相澤真一(あいざわ・しんいち:1979-)さん/磯直樹(いそ・なおき:1979-)さん選書「現代イギリスの文化と不平等を明視する
19)早尾貴紀(はやお・たかのり:1973-)さん/洪貴義(ほん・きうい:1965-)さん選書「反時代的〈人文学〉のススメ
20)権安理(ごん・あんり:1971-)さん選書「そしてもう一度、公共(性)を考える!
21)河南瑠莉(かわなみ・るり:1990-)さん選書「後期資本主義時代の文化を知る。欲望がクリエイティビティを吞みこむとき
22)百木漠(ももき・ばく:1982-)さん選書「アーレントとマルクスから「労働と全体主義」を考える
23)津崎良典(つざき・よしのり:1977-)さん選書「哲学書の修辞学のために
24)堀千晶(ほり・ちあき:1981-)さん選書「批判・暴力・臨床:ドゥルーズから「古典」への漂流
25)坂本尚志(さかもと・たかし:1976-)さん選書「フランスの哲学教育から教養の今と未来を考える
26)奥野克巳(おくの・かつみ:1962-)さん選書「文化相対主義を考え直すために多自然主義を知る
27)藤野寛(ふじの・ひろし:1956-)さん選書「友情という承認の形――アリストテレスと21世紀が出会う
28)市田良彦(いちだ・よしひこ : 1957-)さん選書「壊れた脳が歪んだ身体を哲学する
29)森茂起(もりしげゆき:1955-)さん選書「精神分析の辺域への旅:トラウマ・解離・生命・身体
30)荒木優太(あらき・ゆうた:1987-)さん選書「「偶然」にかけられた魔術を解く
31)小倉拓也(おぐら・たくや:1985-)さん選書「大文字の「生」ではなく、「人生」の哲学のための五冊
32)渡名喜庸哲(となき・ようてつ:1980-)さん選書「『ドローンの哲学』からさらに思考を広げるために
33)真柴隆弘(ましば・たかひろ:1963-)さん選書「AIの危うさと不可能性について考察する5冊
34)福尾匠(ふくお・たくみ:1992-)さん選書「眼は拘束された光である──ドゥルーズ『シネマ』に反射する5冊
35)的場昭弘(まとば・あきひろ:1952-)さん選書「マルクス生誕200年:ソ連、中国の呪縛から離れたマルクスを読む。
36)小林えみ(こばやし・えみ:1978-)さん選書「『nyx』5号をより楽しく読むための5冊
37)小林浩(こばやし・ひろし:1968-)選書「書架(もしくは頭蓋)の暗闇に巣食うものたち
38)鈴木智之(すずき・ともゆき:1962-)さん選書「記憶と歴史――過去とのつながりを考えるための5冊
39)山井敏章(やまい・としあき:1954-)さん選書「資本主義史研究の新たなジンテーゼ?
40)伊藤嘉高(いとう・ひろたか:1980-)さん選書「なぜ、いま、アクターネットワーク理論なのか
41)早尾貴紀(はやお・たかのり:1973-)さん選書「映画論で見る表象の権力と対抗文化
42)門林岳史(かどばやし・たけし:1974-)さん選書「ポストヒューマンに抗して──状況に置かれた知
43)松山洋平(まつやま・ようへい:1984-)さん選書「イスラムがもっと「わからなく」なる、ナマモノ5選
44)森田裕之(もりた・ひろゆき:1967-)さん選書「ドゥルーズ『差異と反復』へ、そしてその先へ
45)久保田晃弘 (くぼた・あきひろ:1960-)さん選書「新たなる思考のためのメタファーはどこにあるのか?
46)亀井大輔(かめい・だいすけ:1973-)さん選書「「歴史の思考」へと誘う5冊
47)須藤温子(すとう・はるこ:1972-)さん選書「やわらかな思考、奇想の知へようこそ!
48)斎藤幸平(さいとう・こうへい:1987-)さん選書「マルクスと環境危機とエコ社会主義
49)木澤佐登志(きざわ・さとし:1988-)さん選書「いまさら〈近代〉について考えるための5冊
50)筧菜奈子(かけい・ななこ:1986-)さん選書「抽象絵画を理解するにうってつけの5冊
51)西山雄二(にしやま・ゆうじ:1971-)さん選書「フランスにおける動物論の展開
52)山下壮起(やました・そうき:1981-)さん選書「アフリカ的霊性からヒップホップを考える
53)綿野恵太(わたの・けいた:1988-)さん選書「「ポリティカル・コレクトネス」を再考するための5冊
54)久保明教(くぼ・あきのり:1978-)さん選書「文系的思考をその根っこから科学技術へと開くために
55)築地正明(つきじ・まさあき:1981-)さん選書「信仰について考える。ベルクソンとドゥルーズと共に
56)浅野俊哉(あさの・としや:1962-)さん選書「〈触発〉の意味の広がりに触れる5冊
57)岩野卓司(いわの・たくじ:1959-)さん/赤羽健(あかはね・けん:1991-)さん選書「贈与論を通してどう資本主義を突き抜けていくか
58)秋元康隆(あきもと・やすたか:1978-)さん選書「「利他」とは何かを学ぶために

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by urag | 2020-01-17 19:39 | 本のコンシェルジュ | Comments(0)
2020年 01月 16日

ブックツリー「哲学読書室」に岩野卓司さん/赤羽健さんの選書リストが追加されました

オンライン書店「honto」のブックツリー「哲学読書室」に、『贈与論――資本主義を突き抜けるための哲学』(青土社、2019年9月)の著者、岩野卓司さんと担当編集者の赤羽健さんによるブックツリー(コメント付き選書リスト)「贈与論を通してどう資本主義を突き抜けていくか」が公開されました。以下のリンク先一覧からご覧になれます。

◎哲学読書室
1)星野太(ほしの・ふとし:1983-)さん選書「崇高が分かれば西洋が分かる
2)國分功一郎(こくぶん・こういちろう:1974-)さん選書「意志について考える。そこから中動態の哲学へ!
3)近藤和敬(こんどう・かずのり:1979-)さん選書「20世紀フランスの哲学地図を書き換える
4)上尾真道(うえお・まさみち:1979-)さん選書「心のケアを問う哲学。精神医療とフランス現代思想
5)篠原雅武(しのはら・まさたけ:1975-)さん選書「じつは私たちは、様々な人と会話しながら考えている
6)渡辺洋平(わたなべ・ようへい:1985-)さん選書「今、哲学を(再)開始するために
7)西兼志(にし・けんじ:1972-)さん選書「〈アイドル〉を通してメディア文化を考える
8)岡本健(おかもと・たけし:1983-)さん選書「ゾンビを/で哲学してみる!?
9)金澤忠信(かなざわ・ただのぶ:1970-)さん選書「19世紀末の歴史的文脈のなかでソシュールを読み直す
10)藤井俊之(ふじい・としゆき:1979-)さん選書「ナルシシズムの時代に自らを省みることの困難について
11)吉松覚(よしまつ・さとる:1987-)さん選書「ラディカル無神論をめぐる思想的布置
12)高桑和巳(たかくわ・かずみ:1972-)さん選書「死刑を考えなおす、何度でも
13)杉田俊介(すぎた・しゅんすけ:1975-)さん選書「運命論から『ジョジョの奇妙な冒険』を読む
14)河野真太郎(こうの・しんたろう:1974-)さん選書「労働のいまと〈戦闘美少女〉の現在
15)岡嶋隆佑(おかじま・りゅうすけ:1987-)さん選書「「実在」とは何か:21世紀哲学の諸潮流
16)吉田奈緒子(よしだ・なおこ:1968-)さん選書「お金に人生を明け渡したくない人へ
17)明石健五(あかし・けんご:1965-)さん選書「今を生きのびるための読書
18)相澤真一(あいざわ・しんいち:1979-)さん/磯直樹(いそ・なおき:1979-)さん選書「現代イギリスの文化と不平等を明視する
19)早尾貴紀(はやお・たかのり:1973-)さん/洪貴義(ほん・きうい:1965-)さん選書「反時代的〈人文学〉のススメ
20)権安理(ごん・あんり:1971-)さん選書「そしてもう一度、公共(性)を考える!
21)河南瑠莉(かわなみ・るり:1990-)さん選書「後期資本主義時代の文化を知る。欲望がクリエイティビティを吞みこむとき
22)百木漠(ももき・ばく:1982-)さん選書「アーレントとマルクスから「労働と全体主義」を考える
23)津崎良典(つざき・よしのり:1977-)さん選書「哲学書の修辞学のために
24)堀千晶(ほり・ちあき:1981-)さん選書「批判・暴力・臨床:ドゥルーズから「古典」への漂流
25)坂本尚志(さかもと・たかし:1976-)さん選書「フランスの哲学教育から教養の今と未来を考える
26)奥野克巳(おくの・かつみ:1962-)さん選書「文化相対主義を考え直すために多自然主義を知る
27)藤野寛(ふじの・ひろし:1956-)さん選書「友情という承認の形――アリストテレスと21世紀が出会う
28)市田良彦(いちだ・よしひこ : 1957-)さん選書「壊れた脳が歪んだ身体を哲学する
29)森茂起(もりしげゆき:1955-)さん選書「精神分析の辺域への旅:トラウマ・解離・生命・身体
30)荒木優太(あらき・ゆうた:1987-)さん選書「「偶然」にかけられた魔術を解く
31)小倉拓也(おぐら・たくや:1985-)さん選書「大文字の「生」ではなく、「人生」の哲学のための五冊
32)渡名喜庸哲(となき・ようてつ:1980-)さん選書「『ドローンの哲学』からさらに思考を広げるために
33)真柴隆弘(ましば・たかひろ:1963-)さん選書「AIの危うさと不可能性について考察する5冊
34)福尾匠(ふくお・たくみ:1992-)さん選書「眼は拘束された光である──ドゥルーズ『シネマ』に反射する5冊
35)的場昭弘(まとば・あきひろ:1952-)さん選書「マルクス生誕200年:ソ連、中国の呪縛から離れたマルクスを読む。
36)小林えみ(こばやし・えみ:1978-)さん選書「『nyx』5号をより楽しく読むための5冊
37)小林浩(こばやし・ひろし:1968-)選書「書架(もしくは頭蓋)の暗闇に巣食うものたち
38)鈴木智之(すずき・ともゆき:1962-)さん選書「記憶と歴史――過去とのつながりを考えるための5冊
39)山井敏章(やまい・としあき:1954-)さん選書「資本主義史研究の新たなジンテーゼ?
40)伊藤嘉高(いとう・ひろたか:1980-)さん選書「なぜ、いま、アクターネットワーク理論なのか
41)早尾貴紀(はやお・たかのり:1973-)さん選書「映画論で見る表象の権力と対抗文化
42)門林岳史(かどばやし・たけし:1974-)さん選書「ポストヒューマンに抗して──状況に置かれた知
43)松山洋平(まつやま・ようへい:1984-)さん選書「イスラムがもっと「わからなく」なる、ナマモノ5選
44)森田裕之(もりた・ひろゆき:1967-)さん選書「ドゥルーズ『差異と反復』へ、そしてその先へ
45)久保田晃弘 (くぼた・あきひろ:1960-)さん選書「新たなる思考のためのメタファーはどこにあるのか?
46)亀井大輔(かめい・だいすけ:1973-)さん選書「「歴史の思考」へと誘う5冊
47)須藤温子(すとう・はるこ:1972-)さん選書「やわらかな思考、奇想の知へようこそ!
48)斎藤幸平(さいとう・こうへい:1987-)さん選書「マルクスと環境危機とエコ社会主義
49)木澤佐登志(きざわ・さとし:1988-)さん選書「いまさら〈近代〉について考えるための5冊
50)筧菜奈子(かけい・ななこ:1986-)さん選書「抽象絵画を理解するにうってつけの5冊
51)西山雄二(にしやま・ゆうじ:1971-)さん選書「フランスにおける動物論の展開
52)山下壮起(やました・そうき:1981-)さん選書「アフリカ的霊性からヒップホップを考える
53)綿野恵太(わたの・けいた:1988-)さん選書「「ポリティカル・コレクトネス」を再考するための5冊
54)久保明教(くぼ・あきのり:1978-)さん選書「文系的思考をその根っこから科学技術へと開くために
55)築地正明(つきじ・まさあき:1981-)さん選書「信仰について考える。ベルクソンとドゥルーズと共に
56)浅野俊哉(あさの・としや:1962-)さん選書「〈触発〉の意味の広がりに触れる5冊
57)岩野卓司(いわの・たくじ:1959-)さん/赤羽健(あかはね・けん:1991-)さん選書「贈与論を通してどう資本主義を突き抜けていくか

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by urag | 2020-01-16 19:25 | 本のコンシェルジュ | Comments(0)
2020年 01月 16日

本日取次搬入:秋元康隆『意志の倫理学ーーカントに学ぶ善への勇気』

秋元康隆(あきもと・やすたか:1978-:トリア大学講師)さんのデビュー作『意志の倫理学ーーカントに学ぶ善への勇気』が本日1月16日、取次搬入となりました。書店さんの店頭に並び始めるのは来週前半からかと思われます。どの書店さんでの扱いがあるかについては、地域をご指定のうえ、弊社までお尋ねいただけたら幸いです。同書はシリーズ〈哲学への扉〉の第6回配本です。

本日取次搬入:秋元康隆『意志の倫理学ーーカントに学ぶ善への勇気』_a0018105_18592450.jpg


by urag | 2020-01-16 18:59 | 販売情報 | Comments(0)