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2007年 12月 06日

尾崎大輔写真集の販売店、追加情報その3

尾崎大輔写真集『無』および『写真は私たちの記憶を記録できるのですか』を販売してくださる書店さんが以下の通り5店舗増えましたので、お知らせいたします。トータルで57店舗になりました。今回の追加店さんに商品が着くのは、来週以降と思われます。

前橋市 煥乎堂 027-235-8111
新宿区 ジュンク堂書店新宿店 03-5363-3100
港区 青山ブックセンター六本木ヒルズ店 03-5775-2151
高松市 ヴィレッジヴァンガードイオン高松 087-870-5161
北九州市 喜久屋書店小倉店 093-514-1400

by urag | 2007-12-06 20:12 | PLACE M | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 05日

「インターコミュニケーション」63号と「ラチオ」4号

a0018105_1901247.jpg季刊誌「InterCommunication」63号(08年冬)」の特集は「アートと社会のエコロジー--地球環境問題へのオルタナティヴ」。圧巻なのは、山本貴光さんによる三つの記事です。「年表・エコロジー300年史」「エコロジーがわかるキーワード65」「ブックガイド〈3つのエコロジー〉」(111冊を紹介)。この三つを一人でできちゃうところが山本さんのすごいところ。本屋さんでのブックフェアや棚作りにはもってこいの資料になります。

いっぽう、別冊「本」の思想誌版「RATIO」4号は、大特集が三本。「「日本論」への視角」、「「憲法」とは何か」「形而上学の可能性」。連載特集「イタリア現代思想への招待」第四回目は「美学と現代思想のあいだ」と題し、岡田温司さんによる「アイステーシスの潜勢力」、マリオ・ペルニオーラ「芸術と残余」(鯖江秀樹訳)、ジャンニ・カルキア「芸術の哲学/哲学の芸術」(長友文史訳)を収録。岡田さんの論説の末尾に付された「付記」によれば、本連載は今回でいったん終了とのこと。ああもっと読みたかったなあ。

ペルニオーラ(1941-)はアガンベンより一歳年上の哲学者。ルイジ・パレイゾンの弟子筋です。既訳書に『エニグマ--エジプト・バロック・千年終末』(岡田温司・金井直訳、ありな書房、1999年)があります。カルキア(1947-2000)は若くして亡くなった哲学者。ジャンニ・ヴァッティモの弟子筋。日本語訳はまだありませんが、『名とイメージ--ヴァルター・ベンヤミン試論』、『思考の愛』などの著書があります。

by urag | 2007-12-05 19:39 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(3)
2007年 12月 05日

明日発売、ソレルス『女たち』上下巻、河出文庫より

a0018105_1811302.jpg93年にせりか書房から刊行されていたフィリップ・ソレルスの小説『女たち』(鈴木創士訳)が、このたび河出文庫の上下巻で、明日12月6日に発売されます。ソレルスの文庫化というのは本書が初めてですね。

『女たち』の原書がフランスで刊行されたのは1983年。自伝的要素をふんだんに盛り込んでいることから物議を醸した作品です。ラカンやロラン・バルト、アルチュセール、クリステヴァなどが別名で登場します。種明かしは、下巻の訳者あとがきにあります。

月曜社では現在、ソレルスの代表的な実験小説「ドラマ」の改訳版を準備中です。叢書「エクリチュールの冒険」の一冊として刊行する予定です。発売日が決定したら、お知らせいたします。

by urag | 2007-12-05 18:06 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 05日

本日発売:大宮勘一郎『ベンヤミンの通行路』、未来社より

a0018105_1747145.jpg独文研究者の大宮勘一郎さん(1960-:慶応義塾大学文学部教授)の初の単独著『ベンヤミンの通行路』が未来社さんより本日発売されました。戸田ツトムさんの装丁によるたいへん綺麗な本です。04年から06年にかけてPR誌「未来」で連載された「大学の余白/余白の大学」をもとに大幅に増補されています。

本書の発売を記念して、今月10日にジュンク堂書店新宿店で以下のイベントが開催されます。

◎田中純×大宮勘一郎「ベンヤミン、あるいは都市の書法」

日時:07年12月10日(月)18:30~
場所:ジュンク堂書店新宿店・8F喫茶
入場料:1000円(1ドリンク付き)
定員:40名・要予約
予約受付:ジュンク堂書店新宿店7Fカウンター(電話03-5363-1300)

田中純さんも新著『都市の詩学――場所の記憶と徴候』が東京大学出版会から発売されたばかりです。

ちなみに、PR誌「未来」の12月号のリレー連載「書店のABC」に、今月は東京堂書店の佐野衛店長が寄稿されています。題して「出版社の心意気にエールを」。私もずいぶん励ましていただいてきました。どんなにか佐野さんの激励に救われてきたことでしょう。

by urag | 2007-12-05 17:47 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 05日

ついに発売、大竹伸朗展「全景」図録

先週の土曜日についに届きました。東京都現代美術館での大竹伸朗展「全景」の図録。展覧会終了からはや一年。幾度も刊行延期のお知らせをいただきつつ、気長に待っていました。そしたら届きましたよ、ずしりと重たいダンボール箱が。「本書は6kgを超える重量になっております」云々と但し書きがあります。
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開けてみましょう。専用のダンボールだけあって、ぴっちり隙間なく中身が入っています。座布団を敷いてひっくり返すようにしないと、中身が取れません。
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外箱をはずすと、中から厚みが8cm以上ある図録と
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CDが2枚入っているジャケットなどが出てきます。
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国内の展覧会の図録としては破格の存在感ではないでしょうか。たぶん大竹さんのファンの方なら、これはもう一冊買いたくなるかもしれません。一冊は目いっぱい鑑賞し倒すためのもの。もう一冊は保存用。分厚いダヴィンチ本に出会った時の大竹さんのように「これは本か?本なのか?」と打ちのめされること請け合い。じっくりと鑑賞するためには、製本が壊れるのを覚悟しなきゃいけません。この造本と値段から推測するに、おそらく重版は無理。売り切れ必死のお宝です。

ちなみに大竹さんは今月16日に青山BC本店で次のトークイベントに出演されます。

坂本龍一×大竹伸朗「本をめぐるトークショー スペシャル」進行:後藤繁雄
日時:07年12月16日(日)18:00~(開場17:30~)未定
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:¥2,500(税込)
電話予約&お問い合わせ電話:青山ブックセンター本店 03-5485-5511

残念ながら、すでに予約満杯とのこと。予約できた方はラッキーですね。

by urag | 2007-12-05 17:23 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(2)
2007年 12月 02日

今週の注目新刊(第126回:07年12月2日)

今週は収穫多し。まず読み物として面白いのは、カントの新訳と須藤元気の本。カフカやゲーテなど、ドイツ文学のすぐれた翻訳で著名な池内さんのたいへん親しみやすい新訳。高校生でも読めるカントを目指したそうですが、これなら確かにいけるかも。まさに画期的。元格闘家須藤さんとバシャールの対談はこれまでバシャールを一度も読まなかった人でも近づきやすい感じ。みうらじゅんの『アウトドア般若心経』(幻冬舎)とあわせて、宗教書売場に新風を送り込む一冊。須藤さんは政治の世界に興味があるそうで、その手の本の分野にも次には進出しそう。硬いところでは、ヴィーコの新訳と、アドルノの主著をめぐる講義録が着実に売れるのでは。カリブ海生まれのイギリスの作家キャリル・フィリップスの本邦初訳本は評論集。海外文学棚にも人文(ポストコロニアル研究)棚にも置けます。フランツ・ファノン、ジャメイカ・キンケイド、デレク。ウォルコット、C・L・R・ジェイムズ、エリック・ウィリアムズ、エメ・セゼール、エドゥアール・グリッサン、パトリック・シャモワゾー、マリーズ・コンデ、ガブリエル・アンチオープなどの隣に。

◎注目の単行本

永遠平和のために カント:著 池内紀:訳 綜合社:発行 集英社:発売 1,365円 978-4-7777-1010-2
新しい学(1) ジャンバッティスタ・ヴィーコ(1668-1744):著 上村忠男:訳 法政大学出版局 07年12月 2,940円 978-4-588-00877-1 ※1744年版の新訳にして完訳。第一分冊に収録されているのは、総序「著作の観念」と第1巻「原理の確立」。
否定弁証法講義 アドルノ:著 細見和之+河原理+高安啓介:訳 作品社 07年12月 3,360円 978-4-86182-166-0
ハイデッガーとキリスト教--黙せる対決 ディディエ・フランク:著 中敬夫:訳 萌書房 07年12月 3,360円 978-4-86065-033-9 ※フランクの訳書は、03年5月に同版元から出版された『現象学を超えて』(本郷均ほか:訳)に続き、二冊目。
オッカム『七巻本自由討論集』註解(2) オッカム:著 渋谷克美:訳註 知泉書館 07年11月 5,250円 978-4-86285-022-5
キリスト教神学資料集(下) アリスター・E・マクグラス(1953-):編 古屋安雄:監訳 キリスト新聞社 07年11月 8,400円 978-4-87395-488-2 ※上巻は07年4月刊で12,600円。
クンダリーニ大全--歴史、生理、心理、スピリチュアリティ ボニー・グリーンウェル:著 佐藤充良:訳 ナチュラルスピリット 07年11月 3,045円 978-4-903821-15-3
バシャール スドウゲンキ 須藤元気+ダリル・アンカ:著 大空夢湧子:通訳 ヴォイス 07年11月 1,575円 978-4-89976-221-8
スヌーピーたちの人生案内 チャールズ・M・シュルツ:著 谷川俊太郎:訳 主婦の友社 07年12月 1,365円 978-4-07-258951-9
新しい世界のかたち--黒人の歴史文化とディアスポラの世界地図 キャリル・フィリップス(1958-):著 上野直子:訳 明石書店 07年11月 3,360円 978-4-7503-2672-6
イデオロギーとロジック--戸坂潤イデオロギー論集成 戸坂潤:著 書肆心水 07年11月 4,830円 978-4-902854-36-7 ※収録論考は9編、「イデオロギーの論理学」「イデオロギー概論」「自然科学とイデオロギー」「イデオロギーとしての哲学」「新聞の問題」「新聞現象の分析」「アカデミーとジャーナリズム」「批評の問題」「論理学」。
ローマの歴史(4)カエサルの時代 モムゼン:著 長谷川博隆:訳 名古屋大学出版会 07年12月 7,350円 978-4-8158-0508-1
真珠湾攻撃総隊長の回想--淵田美津雄自叙伝 淵田美津雄(1902-1976):著 中田整一:編・解説 講談社 07年12月 1,995円 978-4-06-214402-5 ※著者は戦後の1951年に洗礼を受けキリスト者となった海軍軍人。
美術史(4)近代美術 1 エリー・フォール:著 谷川渥+水野千依:訳 国書刊行会 07年11月 6,090円 978-4-336-04464-8
オランダ集団肖像画 アロイス・リーグル(1858-1905):著 勝國興:訳 中央公論美術出版 07年11月 36,750円 978-4-8055-0558-8
鳥獣人物戯画 辻惟雄(1932-):編著 小学館 07年11月 42,000円 978-4-09-699829-8 ※版元の説明によれば「甲巻・乙巻は原寸大、経折本仕立で再現。丙・丁巻も全容を掲載し、「鳥獣人物戯画」を丸ごと味わえる一冊」と。
Art journal Vol.54 (2007 November) 特集「サントリー美術館国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」 アートジャーナル社:発行 星雲社:発売 07年11月 2,100円 978-4-434-11196-9
石鎚山の四季--高橋毅写真集 高橋毅(1939-):著 東方出版 07年12月 1,890円 978-4-86249-090-2
ライン・オン・ジ・アース 小野博:著・写真 エディマン:発行 新宿書房:発売 07年11月 2,940円 978-4-88008-380-3
***
◎注目の文庫、新書

アホでマヌケなアメリカ白人 マイケル・ムーア:著 松田和也:訳 ゴマ文庫 08年1月 730円 978-4-7771-5000-7
今度は落とさないでね 2ちゃんねる新書編集部:編 2ちゃんねる新書:ぶんか社 07年12月 840円 978-4-8211-0959-3 ※怖い話をまとめたもの。今月の2ちゃんねる新書はこのほか、『父が作った忘れられないもの』と『コーヒー噴いた』。
富士山噴火 ハザードマップで読み解く「Xデー」 鎌田浩毅(1955-):著 ブルーバックス:講談社 07年11月 987円 978-4-06-257576-8

by urag | 2007-12-02 21:34 | 本のコンシェルジュ | Trackback(1) | Comments(0)