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カテゴリ:近刊情報( 259 )


2020年 09月 02日

月曜社2020年10月新刊:『多様体』第2号:総特集「ジャン=リュック・ナンシー」

2020年09月22日受注締切
2020年10月01日取次搬入予定

多様体 第2号 総特集:ジャン=リュック・ナンシー
月曜社 本体3,200円 A5判並製360頁 ISBN978-4-86503-101-0

アマゾン・ジャパンにて予約受付中

フランス哲学界の重鎮ナンシーをめぐる総頁特集。2017年4月に開催された、ジョルジュ・バタイユ生誕120年国際シンポジウム「神話・共同体・虚構――ジョルジュ・バタイユからジャン=リュック・ナンシーへ」で発表された国内研究者による力作論考を収めるとともに、ナンシーによる講演や各種メッセージ、慶應大セミナー、来日時のアクシデントによる入院体験をめぐる随想など、関連テクストを集成。日本滞在から着想を得た伴侶エレーヌ・ナンシーによる考察や、ハーマッハーによる長篇のナンシー論、ナンシーによるハーマッハー追悼文、今夏80歳を迎えたナンシーへのデュットマンによる祝辞も併載。気鋭の若手デザイナー大倉真一郎による新たな誌面と造本設計で贈る。

目次:総特集ジャン=リュック・ナンシー
はじめに ジョルジュ・バタイユからジャン=リュック・ナンシーへ|市川崇
心からバタイユを|ジャン=リュック・ナンシー|中川真知子・市川崇訳
日本のみなさんへのメッセージ|ジャン=リュック・ナンシー|乙幡亮・柿並良佑訳
だれが「虚構」を悦ぶのか?――アンフォルム再論|井岡詩子
神話の不在、文学の不在――ジョルジュ・バタイユと消滅の力をめぐって|石川学
時間、エクリチュール、政治――ジョルジュ・バタイユとジャン=リュック・ナンシー|市川崇
「内的経験」における他者の場所|大池惣太郎
人間なきオマージュ――バタイユ&ナンシー、思考の身振りと力|柿並良佑
神話の二つの相――ニーチェ、バタイユ、ナンシーとともに|酒井健
エロス、文学、災厄――バタイユ、レヴィナス、ナンシー|渡名喜庸哲
ジョルジュ・バタイユの『死者』について――キリスト教・愛・物語|中川真知子
「恋人たちの共同体」再考――バタイユの物語作品とナンシーの思考から|福島勲
「個体」をめぐる一九四〇年代のキリスト教哲学 ――J.-L.ナンシーの脱キリスト教的視点から|松本鉄平
ジャン=リュック・ナンシーからの応答|ジャン=リュック・ナンシー|柿並良佑ほか訳
星々の遺りもの?|ジャン=リュック・ナンシー|時田圭輔・松本鉄平・市川崇訳
『性存』をめぐるセミナー――二〇一七年四月一八日 慶應義塾大学|ジャン=リュック・ナンシー|市川崇訳
Nippospitalité 日本で受けた歓待|ジャン=リュック・ナンシー|渡名喜庸哲・市川崇訳
龍安寺|エレーヌ・ナンシー|福島勲訳
《共に》について/から離れて――ジャン=リュック・ナンシーにおける複数の変異と沈黙|ヴェルナー・ハーマッハー|西尾宇広・針貝真理子訳
私は言葉もない|ジャン=リュック・ナンシー|西尾宇広・針貝真理子訳
恐れるところを知らず――八〇歳を迎えるジャン=リュック・ナンシーに|アレクサンダー・ガルシア・デュットマン|柿並良佑訳
著訳者一覧
編集後記

月曜社2020年10月新刊:『多様体』第2号:総特集「ジャン=リュック・ナンシー」_a0018105_12272039.png


by urag | 2020-09-02 12:27 | 近刊情報 | Comments(2)
2020年 07月 20日

月曜社8月新刊:デリダ『スクリッブル 付:トール「形象変化」』

月曜社新刊案内【2020年8月:人文書1点】2020年8月12日取次搬入予定

スクリッブル――権力/書くこと
付:パトリック・トール「形象変化(象徴的なものの考古学)」
ジャック・デリダ[著] 大橋完太郎[訳]
月曜社 2020年8月 本体:2,200円 46判(180x130x10mm)並製144頁 ISBN: 978-4-86503-099-0 C0010

アマゾン・ジャパンHonya Club、にて予約受付中。

18世紀英国の神学者ウォーバートンによるヒエログリフ論の仏訳書に付された、デリダとトールによる70年代後半の各論考を初めて訳出。エクリチュールの複雑性のうちに、言語における起源の問題を《覆い》の発生として批判的に捉えるデリダ。権力の起源としての解釈学的営為に着目し、歴史と真理との関係にひそむ暴力を問うトール。グラマトロジーの鋭利な挑戦がここに継続される。【叢書エクリチュールの冒険、第17回配本】

「覆いの力のおかげで、代補が地位を奪取する。起源にまつわるあらゆる説明、エクリチュールや神々に関するあらゆる説明、あるいは系譜学的な説明のもつ権力についてのあらゆる説明は、代補による覆いと一般的なクリプトグラフィーのこうした法則に従う。神官がこれらの説明を占有できたのは、ただそれがひとつの神聖な起源からあるものとして受け入れるふりをすることによってのみなのである」(本文より)。

原著:Jacques Derrida, “SCRIBBLE” & Patrick TORT, “TRANSFIGURATIONS” in “Essai sur les hiéroglyphes des Égyptiens” de William Warburton, Aubier Flammarion, Paris, 1977.

ジャック・デリダ(Jacques Derrida, 1930-2004):フランスの哲学者。エコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)で哲学史を講じた。1983年に創設された「国際哲学コレージュ」の初代議長。近年の訳書に『ジャック・デリダ講義録』(白水社、2014年~)、『プシュケー』(2巻、岩波書店、2014~2019年)、『有限責任会社』(法政大学出版局、2002年;新装版2020年)などがある。

パトリック・トール(Patrick Tort, 1952-):パトリック・トール(Patrick Tort, 1952-):フランスの言語学者、哲学者、科学史家。チャールズ・ダーウィン国際研究所設立者およびディレクター、国立自然史博物館研究員。著書に『俳優についてのパラドクスの起源』『進化論と言語学』『ダーウィンとダーウィニズム』『唯物論とは何か』『供儀の理論』などが多数あるが、『ダーウィンと進化の科学』(原著2000年刊、訳書『ダーウィンーー進化の海を旅する』南條郁子・藤丘樹実訳、創元社、2001年)を除きいずれも未訳。

大橋完太郎(おおはし・かんたろう、1973-):神戸大学大学院人文学研究科准教授。専門は表象文化論、美学・感性論、近現代西洋思想史。著書に『ディドロの唯物論』(法政大学出版局、2011年)など。訳書にカンタン・メイヤスー『有限性の後で』(共訳、人文書院、2015年)など。

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by urag | 2020-07-20 10:17 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 05月 26日

月曜社2020年6月新刊:中井亜佐子『〈わたしたち〉の到来――英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト』

2020年6月24日取次搬入予定

〈わたしたち〉の到来ーー英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト
中井亜佐子[著]
月曜社 本体:2,000円 B6変型判(180x115x21)並製308頁 ISBN: 978-4-86503-100-3 C0090

【予約受付中】

【内容】
大英帝国が内側から解体していくさまを描いたポーランド系英国人作家、ジョゼフ・コンラッド。英国モダニズム文学を代表する小説家にして、第2波フェミニズムの先駆者でもあるヴァージニア・ウルフ。英領トリニダードに生まれ、植民地独立運動を先導した革命思想家、C・L・R・ジェームズ。世界戦争と革命の20世紀を生きた3人のモダニストたちのテクストから〈わたしたち〉という集合性の危うさと可能性を読み解く。【シリーズ〈哲学への扉〉、第7回配本】

【目次】
序 章 「フィクションは人間の歴史である」
第一章 時間、主体、物質――モダニズムの歴史感覚
第二章 大衆社会の到来――ジョゼフ・コンラッドとわたしたちの時代
第三章 歴史、人生、テクスト――晩年のコンラッドと世界戦争
第四章 賃金なき者たちの連帯――ヴァージニア・ウルフとふたりのジェームズ
第五章 戦争とともに生を書く――ヴァージニア・ウルフの晩年
第六章 革命と日常――〈ブラック・ジャコバン〉ふたたび

【著者】
中井亜佐子(なかい・あさこ)1966年生まれ。オクスフォード大学博士課程修了(D. Phil)。専門は英文学、批評理論。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授。単著に『他者の自伝――ポストコロニアル文学を読む』(研究社、2007年)。共編著に『ジェンダー表象の政治学――ネーション、階級、植民地(彩流社、2011年)など。翻訳に、ニコラス・ロイル『デリダと文学』(共訳、月曜社、2014年)、ポール・ビュール『革命の芸術家――C・L・R・ジェームズの肖像』(共訳、こぶし書房、2014年)、ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃』(みすず書房、2017年)など。

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by urag | 2020-05-26 12:51 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 03月 30日

4月末発売:クレア・ビショップ『ラディカル・ミュゼオロジー』月曜社

2020年4月28日取次搬入予定 *芸術・美術館論

ラディカル・ミュゼオロジー ――つまり、現代美術館の「現代」ってなに?
クレア・ビショップ[著] 村田大輔[訳]
月曜社 本体2,000円 46判(縦188mm×横130mm)並製134頁 ISBN978-4-86503-098-3 C0070

内容:アートと政治、複数の過去/現在/未来がぶつかりあう場としての現代美術館――投機的な思惑によって動く美術市場や非政治的な相対主義が支配する現代美術の現状に抗して、「現代美術」の「現代」の意味をラディカルに問う、世界各国の美術関係者によって数多く引用されている重要論文。[ドローイング:ダン・ペルジョヴスキ]

目次:
Ⅰ なかに入る
Ⅱ 現代美術館
Ⅲ コンテンポラリーを理論化する
Ⅳ タイム・マシンズ――ファン・アッベミュージアム
Ⅴ 共有物〔コモンズ〕のアーカイヴ――ソフィア王妃芸術センター
Ⅵ 反復――メテルコヴァ現代美術館 リュブリャナ
Ⅶ 弁証法的同時代性〔コンテンポラニアティ〕
原注
謝辞
訳者解説 日本の美術館の現場から

原書:Radical Museology, or, What’s ‘Contemporary’ in Museum of Contemporary Art?, London: Koenig Books, 2013.

クレア・ビショップ(Claire Bishop, 1971-):英国生まれ。ニューヨーク市立大学大学院センター美術史PhDプログラムを拠点とする美術史家・批評家。美術館におけるパフォーマンスの実施・展示のあり方を問う批評で、現在最も注目される批評家の一人。『アートフォーラム』誌の定期執筆者であり、『オクトーバー』誌の不定期執筆者。 日本語訳に『人工地獄――現代アートと観客の政治学』(大森俊克訳、フィルムアート社、2016年)、「敵対と関係性の美学」(星野太訳、『表象5』所収、月曜社、2011年)など。

村田大輔(むらた・だいすけ):金沢21世紀美術館を経て、現在、兵庫県立美術館学芸員。

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by urag | 2020-03-30 17:47 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 03月 30日

4月末発売:『表象14:アポカリプスの表象/表象のアポカリプス』表象文化論学会

2020年4月27日取次搬入予定 *人文・現代思想

表象14:アポカリプスの表象/表象のアポカリプス
表象文化論学会=発行 月曜社=発売
本体:2,000円 A5判並製224頁 ISBN978-4-86503-097-6 C0010

アマゾン・ジャパンで予約受付中

内容:文字と記憶の抹殺としての文書遺棄、有事のたびにくすぶる核の惨禍と脅威、人新世における環境破壊の深刻な局面……。災厄、終末、それらと結びついてきた黙示は、私たちを取り巻くアクチュアルで切迫したテーマであり、同時に表象にまつわる普遍的な論点でもある。「アポカリプスの表象/表象のアポカリプス」と題した特集では、気鋭の論客たちがそれぞれの専門領域から徹底討議する。未邦訳のブランショをはじめ3篇の翻訳テクストと、1篇の寄稿論文も掲載。このクリティカル(批判的/危機的)なテーマについて、思考の見取り図を提示する。

目次:
◆巻頭言◆「人文学のあらたな自由へ向けて」田中純

◆特集◆「アポカリプスの表象/表象のアポカリプス」
「緒言」岡田温司
共同討議「アポカリプスの表象/表象のアポカリプス」郷原佳以+桒山智成+中尾麻伊香+吉本光宏+岡田温司+木下千花[司会]
「アポカリプスは失望させる」モーリス・ブランショ|郷原佳以訳
「アポカリプスは(いまなお)失望させる」アレンカ・ジュバンチッチ|髙山花子+髙村峰生訳
「ブロブ、あるいは泡」ペーター・サンディ|吉松覚訳
「人新世と映画のアポカリプス」吉本光宏

◆投稿論文◆
「「言葉」から「身体」へ――J・マッテゾンにおける「声楽優位論」」岡野宏
「「一人称単数」の語りという実験――オーソン・ウェルズのラジオ・ドラマと『宇宙戦争』」川﨑佳哉
「武満徹《閉じた眼》におけるモティーフの操作と「夢」の美学」原塁
「ベルクソン『物質と記憶』の哲学的自我――イマージュと〈私〉」福尾匠

◆書評+ブックガイド◆
「生活の総合的構成――河村彩『ロシア構成主義――生活と造形の組織学』書評」本田晃子
「『ドキュマン』を〈歴史〉から読む――酒井健『バタイユと芸術――アルテラシオンの思想』書評」大池惣太郎
「声の群れのドラマとして――須藤健太郎『評伝ジャン・ユスターシュ――映画は人生のように』書評」三浦哲哉
「そのまなざしを翻訳しなければならない――田中祐理子『病む、生きる、身体の歴史――近代病理学の哲学』書評」大橋完太郎
「美術史の建築家――古川萌『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰――16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』書評」田中純
「写真に憑かれた写真論――前川修『イメージを逆撫でする――写真論講義 理論編』書評」林田新
「物質的パースペクティヴィズム――荒川徹『ドナルド・ジャッド──風景とミニマリズム』書評」平倉圭
「身体の狂気と言語の狂気――平倉圭『かたちは思考する──芸術制作の分析』書評」千葉雅也

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by urag | 2020-03-30 17:34 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 03月 04日

月曜社2020年3月末発売予定新刊:井岡詩子『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』

月曜社新刊案内【2020年3月:人文書1点:フランス思想】

2020年3月21日受注締切
2020年3月27日取次搬入予定

ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」
井岡詩子[著]
月曜社 2020年3月 本体:3,500円 A5判(217x155x18)上製192頁 ISBN: 978-4-86503-096-9 C1010


【内容】
動物や世界から切り離された人間はいかにして個としてその生を全うするか。バタイユの絵画論と文学論に共通する地平を「幼年期」への志向に見いだす、新鋭による果敢な読解。【シリーズ・古典転生、第22回配本、本巻21】

【本文より】
「エロティスムに捧げられた文学とイメージ(とりわけ絵画)は、ともに意識や理性のはたらきから有用性を奪う、すなわち遊戯化するものである。また、エロティスムはそれ自体「幼年期」の領域に属し、芸術や芸術家たちと至高性を分かち合う。〔…〕「幼年期」の本質は、つぎのようにまとめることができるだろう。/一、「おとな」の世界を前提とする。/一、反抗や破壊を第一義とし、それをとりわけ意識の上でおこなう。/一、マイナーな立場を固持する。/一、近現代的な至高性の場である」。

【目次】
序論
1 先行研究
2 本書の構成
第一章 バタイユにおける芸術の位置づけ――「アンフォルム」から「幼年期」へ
1 『ドキュマン』における「アンフォルム」
1‐1 「アカデミックな馬」
1‐2 「プリミティヴ・アート」
1‐3 「ジョアン・ミロ――最近の絵画」
2 バタイユにおける芸術の位置づけと「アンフォルム」
3 バタイユにおける「幼年期」――絵画、文学、エロティスム
第二章 絵画のインファンティア――ゴヤとマネ
1 絵画の「雄弁」と「沈黙」――近代絵画の条件(1)
2 ゴヤの「叫び声」
3 マネの「操作」
3‐1 マネの操作=遊戯――近代絵画の条件(2)
3‐2 操作=遊戯と自己意識
4 芸術家と承認
第三章 「幼年期」の芸術家と文学――ニーチェからカフカへ
1 ニーチェからカフカへ
2 コミュニスムと至高性
2‐1 ニーチェの「袋小路」
2‐2 聖なる文学の剽窃
3 作家と文学の子どもらしさと至高性
3‐1 カフカの子どもらしさ
3‐2 悲痛な生と至高な死
第四章 悲惨な生とフィクション――モロイ、浮浪者、遊ぶ者
1 モロイと文学の悲惨さ
1‐1 モロイの非従属性
1‐2 作家と「言語の自制なき流出」
2 「主人」のヴァリアントとしてのモロイ
3 悲惨さそれ自体における反抗
3‐1 「頂点」と「凋落」の等価性
3‐2 瞬間性と持続性、芸術の形式について
第五章 性愛文学と遊戯的理性――サド
1 革命的モラルとしてのサド
1‐1 「サドの使用価値」
1‐2 「サドとモラル」
2 文学としてのサド
2‐1 否定と文学
2‐2 「無感覚」における理性のはたらき
3 サドの違反と暴力の事物化
3‐1 違反と明晰な意識
3‐2 事物化された暴力
第六章 性と死のイメージ――エロス
1 エロスと涙
1‐1 「「小さな死」と最終的な死の同一性」
1‐2 「幼稚症」における笑いと涙
2 意識的な行為としてのエロティスムにおけるイメージ
3 イメージと自己意識
むすびに
あとがき
参考文献一覧
索引(人名・事項)

【著者】
井岡詩子(いおか・うたこ)1987年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)留学。京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(人間・環境学)。現在、京都造形芸術大学非常勤講師、国際日本文化研究センター技術補佐員。専門は美学・芸術学、表象文化論。

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by urag | 2020-03-04 18:43 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 02月 17日

月曜社3月新刊案内【ドイツ文学・SF】:エルンスト・ユンガー『エウメスヴィル』

月曜社新刊案内【2020年3月:文芸書1点:ドイツ文学・SF】
2020年3月8日書店様受注締切/2020年3月17日取次搬入予定

エウメスヴィル――あるアナークの手記
エルンスト・ユンガー[著] 田尻三千夫[訳]
月曜社 本体3,500円 46判(188x130x28)並製464頁 ISBN978-4-86503-095-2 C0097

アマゾン・ジャパンにて予約受付中

内容:〈大破壊〉後の架空の都市国家に生きる一青年の任務と日常に仮託して、来たるべき人間と社会の趨勢を描いた、ユンガーの知られざる長篇小説。『大理石の断崖の上で』『ヘリオーポリス』に続く本作で、ユンガーはついに、独裁者たちが巨大な森へと消失する未来を幻視する。稀代の魔術的リアリストが描く、異形のSF世界。【叢書・エクリチュールの冒険、第16回配本】

目次:
師たち
限定と安全
ナイトバー・メモ
カスバの一日
町での一日
森について
エピローグ
訳者あとがき

原著:Eumeswil, Krett-Cotta, 1977.

著者:エルンスト・ユンガー(Ernst Jünger, 1895-1998)20世紀ドイツの作家。近年の訳書に以下のものがある。『ユンガー゠シュミット往復書簡 1930–1983』(山本尤訳、法政大学出版局、2005年)、『労働者――支配と形態』(川合全弘訳、月曜社、2013年)、『ユンガー政治評論選』(川合全弘編訳、月曜社、2016年)、『ガラスの蜂』(阿部重夫/谷本愼介訳、田畑書店、2019年)。

訳者:田尻三千夫(たじり・みちお, 1948-)東京大学名誉教授。ドイツ近現代文学研究・紹介。訳書にエルンスト・ユンガー『ヘリオーポリス』(上下巻、国書刊行会、1985~1986年)、アルトゥール・シュニッツラー『ウィーンの青春――ある自伝的回想』(みすず書房、1989年)、ヴォルフガング・ケッペン『ユーゲント』(同学社、1992年)、インゲボルク・ヴェーバー゠ケラーマン『子ども部屋――心なごむ場所の誕生と風景』(白水社、1996年)、ヨアヒム・ハインリヒ・カンペ『新ロビンソン物語』(鳥影社、2006年)など。

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by urag | 2020-02-17 11:18 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 01月 30日

月曜社2020年2月下旬新刊:土橋茂樹編『存在論の再検討』

2020年2月27日取次搬入予定 *人文/哲学

存在論の再検討
土橋茂樹[編]
月曜社 本体:4,500円 A5判上製248頁 ISBN: 978-4-86503-090-7 C1010

伝統的存在論への問いかけの試み。パルメニデスからヘーゲルに至るまでの西洋哲学の流れに、東方キリスト教・ビザンティン思想およびイスラム哲学のそれぞれが相互貫入的に交錯し合う存在理解の途を、新たに辿り直す。【シリーズ・古典転生、第21回配本、本巻20】

アマゾン・ジャパンにてご予約受付中

【目次】
序章(土橋茂樹)
第一章 「ある」の愛求としてのプラトン哲学(納富信留)
第二章 アリストテレスは「存在論」を語らない──オントロジーの概念と歴史の再考に向けて(中畑正志)
第三章 「存立」(ὑφιστάναι)について──ストア派とプロティノス(樋笠勝士)
第四章 「ある」を表示する「名の正しさ」をめぐって──プラトン『クラテュロス』篇解釈史を手がかりに(土橋茂樹)
第五章 存在論を超えて(大森正樹)
第六章 『純粋善について』の存在論(一)初期イスラーム哲学のプラトン主義とアリストテレス主義(西村洋平)
第七章 『純粋善について』の存在論(二)AnniyyahとWujūd(小村優太)
第八章 『純粋善について』の存在論(三)esseとyliathim(小林剛)
第九章 〈ある〉の第三領域──アヴィセンナ存在論の影響(山内志朗)
第十章 ドイツ古典哲学の「存在(ある)」と新プラトン主義(山口誠一)
編者あとがき(土橋茂樹)
事項索引
人名索引

【著者(50音順)】
大森正樹(おおもり・まさき)1945年生。南山大学・名誉教授。東方キリスト教学、中世哲学。
小林 剛(こばやし・ごう)1967年生。中央大学・兼任講師。西洋およびイスラーム世界の中世哲学。
小村優太(こむら・ゆうた)1980年生。早稲田大学・専任講師。アラビア哲学、魂論。
土橋茂樹(つちはし・しげき)1953年生。中央大学文学部・教授。古代中世哲学、教父学。本書編者。
中畑正志(なかはた・まさし)1957年生。京都大学大学院文学研究科・教授。西洋古代哲学。
西村洋平(にしむら・ようへい)1981年生。兵庫県立大学・准教授。新プラトン主義。
納富信留(のうとみ・のぶる)1965年生。東京大学大学院人文社会系研究科・教授。古代ギリシア哲学。
樋笠勝士(ひかさ・かつし)1954年生。岡山県立大学デザイン学部・教授。古代中世哲学、美学芸術学。
山内志朗(やまうち・しろう)1957年生。慶應義塾大学文学部・教授。西洋中世哲学。
山口誠一(やまぐち・せいいち)1953年生。法政大学文学部・教授。ヘーゲル・ニーチェを中心とするドイツ近現代哲学。

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by urag | 2020-01-30 15:42 | 近刊情報 | Comments(0)
2020年 01月 22日

月曜社2月上旬新刊:『西野達完全ガイドブック』

2020年02月07日取次搬入予定【現代美術】

西野達完全ガイドブック
西野達[著]
月曜社 本体2,700円、A5判(縦210mm×横148mm)並製(カバーなし)208頁(4c=160頁、1c=68頁)、ISBN:978-4-86503-092-1

別府タワーが微笑んだ! 国や街のシンボルなどを使って不可能を可能にする大規模・別形態ストリートアートを展開する、「愛・セクシー・暴力」にあふれた衝撃の作品集! 自作解説、アイデアスケッチなども掲載する、西野達のほぼすべてがわかる。「アートをアートシーンの中だけの出来事で終わらせるのではなく、「普段あまりアートに興味を持っていない多くの人々」にその可能性を問いたいと考えました。またホワイトキューブの中に展示されるだけでアート作品として認識される、その過保護な状況を退屈だと感じたのです。アートは人間の想像力の拡張に最も重要なものであり、それがアートの人類に対する存在理由だと考えています。例えばあなたは想像力なくして自分の進むべき方向を決定できないでしょう」(本文より)。

西野達(にしの・たつ;Tatzu Nishi)1960年生。武蔵野美術大学を修了後、1987年に渡独、ミュンスター芸術アカデミーで彫刻を学ぶ。1997年からは公共空間を中心に、国や街のシンボルなどにも多くかかわる大規模なプロジェクトを展開し、現在はベルリンと東京に拠点をもちながら活動中。

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by urag | 2020-01-22 17:24 | 近刊情報 | Comments(0)
2019年 12月 16日

月曜社2020年1月下旬新刊:ロドルフ・ガシェ『脱構築の力――来日講演と論文』

2020年1月22日取次搬入予定

脱構築の力――来日講演と論文
ロドルフ・ガシェ[著] 宮﨑裕助[編訳] 入江哲朗/串田純一/島田貴史/清水一浩[訳]
月曜社 本体:2,700円 46判並製272頁 ISBN: 978-4-86503-094-5 C0010

アマゾン・ジャパンにて予約受付中

ド・マン、デリダ亡き後、脱構築思想の命運を担ってきた主導的哲学者の日本版オリジナル論集第2弾。2014年の来日講演を全収録し、デリダ追悼論文のほか、文芸批評における脱構築の理論的射程を初めて解き明かした記念碑的論文「批評としての脱構築」(1979年)を併載。ハイデガー、アーレント、デリダの思考との対決を経てその先へ。【叢書・エクリチュールの冒険、第15回配本】

【目次】はじめに|Ⅰ:デリダ以後の脱構築〔1:脱構築の力|2:批評としての脱構築|3:タイトルなしで〕|Ⅱ:判断(アーレント)と省察(ハイデガー)〔4:思考の風|5:〈なおも来たるべきもの〉を見張ること〕|訳者あとがき

ロドルフ・ガシェ(Rodolphe Gasché):1938年ルクセンブルク生。ニューヨーク州立大学バッファロー校比較文学科卓越教授。専門は哲学、比較文学、批評理論。著書の日本語訳に『いまだない世界を求めて』(吉国浩哉訳、月曜社、2012年)。

宮﨑裕助(みやざき・ゆうすけ):1974年生。新潟大学人文学部准教授。著書に『ジャック・デリダ』(岩波書店、2020年1月)など。

入江哲朗(いりえ・てつろう):1988年生。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程在籍。著書に『火星の旅人』(青土社、近刊)。

串田純一(くした・じゅんいち):1978年生。早稲田大学ほか非常勤講師。著書に『ハイデガーと生き物の問題』(法政大学出版局、2017年)。

島田貴史(しまだ・たかふみ):1986年生。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程在籍。共訳書にマーティン・ヘグルンド『ラディカル無神論』(法政大学出版局、2017年)。

清水一浩(しみず・かずひろ):1977年生。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程単位取得退学。訳書にマルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』(講談社選書メチエ、2018年)など。

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by urag | 2019-12-16 16:41 | 近刊情報 | Comments(0)