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ウラゲツ☆ブログ

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カテゴリ:広告・書評( 131 )


2020年 08月 14日

「週刊読書人」に井岡詩子『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』の書評

「週刊読書人」2020年8月14日号に、弊社3月刊、井岡詩子『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』の書評記事「長きにわたる思索を俯瞰する試み――初期の『ドキュマン』から最晩年の『エロスの涙』まで」が掲載されました。評者は日本大学准教授の安原伸一朗さんです。「これまでしばしば「アンフォルム(不定形)」という限概念を通じて分析され、バタイユ自身の思想を超えて展開されることもあるその芸術論に対して、「幼年期」という字句を設定することで、あらためて「バタイユの造形芸術論と文学論に共通の地平を見出すこと」を目指した試みである。それはまた、初期の『ドキュマン』から『マネ』や『エロティシズム』などを経由しつつ最晩年の『エロスの涙』にいたるまで、バタイユの長きにわたる思索を俯瞰する試みでもある」と評していただきました。

by urag | 2020-08-14 11:43 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 07月 29日

「図書新聞」に中井亜佐子『〈わたしたち〉の到来』の短評

「図書新聞」2020年7月25日付3457号の「2020年上半期読書アンケート」にて、巽孝之さんに、3冊のうちの1冊として弊社6月刊の中井亜佐子『〈わたしたち〉の到来――英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト』を選んでいただきました。「モダニズム作家コンラッドとポストコロニアリズム思想家サイードに通暁した中井による瀟洒な装丁が印象的な新著」と評していただきました。

by urag | 2020-07-29 18:00 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 07月 06日

「図書新聞」に井岡詩子『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』の書評

「図書新聞」2020年7月11日付第3455号の特集「ポストコロナ時代を透視する思想」欄において、弊社3月刊、井岡詩子著『ジョルジュ・バタイユにおける芸術と「幼年期」』に対する書評、「バタイユ流芸術擁護論をさらに推し進める――ヘーゲル的な価値観に抗するバタイユの野心的な世界観をあらためて浮き彫りに」が掲載されました。評者は東京都立大学准教授の古永真一さんです。「サドに加えてカフカやベケットというカードを並べてみせる本書の戦略は、人類が到達すべき自己意識へと開く芸術という、ヘーゲル的な価値観に抗するバタイユの野心的な世界観をあらためて浮き彫りにする。バタイユが言わんとした、存在の深いところをまなざす自己意識とは何か、それが芸術といかなる関係にあるのかという問題について考えさせられる一冊である」。

by urag | 2020-07-06 12:05 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 06月 24日

「図書新聞」にユンガー『エウメスヴィル』の書評

「図書新聞」第3452号(2020年06月20日付)に弊社3月刊、エルンスト・ユンガー『エウメスヴィル』の書評「文明社会の生態系を知り尽くした老いた「マタギ」の手になる「SF小説」――語りのなかに夥しい数の歴史上の人名や出来事への言及を織り込む」が掲載されました。評者は立教大学教授・前田良三さんです。「リベラル市民社会も全体主義社会もともに没落した後の文明社会に生きる人間の姿を幻視し続けた作家のこの書物が、歴史的パンデミックという「例外状態」のただ中の日本に出現したこと――これは単なる偶然だろうか」。「複数のシステムに関与しながらもそれらから自由であろうとする〔主人公の〕マルティンは、自分の基本的態度を「アナーク」(Anarch)とする。〔…〕ユンガーその人の出処進退を彷彿とさせるこの人間類型は、「兵士」、「労働者」、「森人」(Waldgäenger)と並んで作者が美的に造形した人間像、根本的に変容した世界で生き延びる人間の新たな「形姿〔ゲシュタルト〕」と言えるだろう」と評していただきました。

by urag | 2020-06-24 10:33 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 05月 18日

『建築雑誌』『美術手帖』でブルーノ・ラトゥールが取り上げられています

建築雑誌』2020年5月号のメイン特集「社会のマテリアライゼーション――建築の社会的構想力」の座談会「アクター・ネットワークは建築に適用できるか――ノンモダニズムの観点からデザインを考える」(2~7頁)に『ブルーノ・ラトゥールの取説』(月曜社、2019年8月)の著者、久保明教さんが参加されています。座談会では同『取説』掲載の「モダニズム/ポストモダニズム/ノンモダニズム」分類図2点が参照され、ANT(アクターネットワーク理論)の建築分野への応用が議論されています。『美術手帖』6月号「新しいエコロジー」特集ではラトゥールの論考「地球に降り立つことへの7つの反対理由」(鈴木葉二訳、119~130頁)が訳者の鈴木さんによる解説「扉を開き続けること」(131頁)とともに掲載されました。人文学の範疇を越えた、ラトゥールの越境的影響は海外ではすでに顕著でしたが、日本国内でも広がりつつあるようです。

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by urag | 2020-05-18 16:08 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 04月 03日

「週刊読書人」にガシェ『脱構築の力』の書評

「週刊読書人」2020年4月3日号に、弊社1月刊、ロドルフ・ガシェ『脱構築の力――来日講演と論文』(宮﨑裕助編訳、入江哲朗/串田純一/島田貴史/清水一浩訳)に対する、岩野卓司さんによる書評「デリダの思想を継承するために――「脱構築」から解放し、その本質をつかむ」が掲載されました。「ガシェの思想は、デリダの思想の本質に徹底的に忠実になることによって、デリダが見過ごしていたことやデリダが考えようとしたことまで含めて考えていこうとするものである」と評していただきました。



by urag | 2020-04-03 20:51 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 03月 26日

「総人・人環フォーラム」に筧菜奈子『ジャクソン・ポロック研究』の書評

京都大学大学院人間・環境学研究科の広報誌「総人・人環フォーラム」の第38号(2020年2月28日発行)に、弊社2019年3月刊、筧菜奈子『ジャクソン・ポロック研究――その作品における形象と装飾性』に対する、二宮望さんによる書評が掲載されました。「本書は単にジャクソン・ポロックという一人の画家のモノグラフにとどまっているわけではない。とりわけ装飾という観点から20世紀美術を語り直す本書の議論は、色彩は描線がもっている力への再考を迫るものとして、芸術学一般に関わるより広い問題提起を行っているのである」と評していただきました。

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by urag | 2020-03-26 22:19 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 02月 18日

ガシェ『脱構築』への星野太さんによる書評(artscapeレビュー)

弊社1月刊、ロドルフ・ガシェ『脱構築の力』への書評を星野太さんが「artscapeレビュー」に投稿されました(2020年2月11日付)。「対象とするテクストの綿密きわまりない解読に支えられた各論文は、読者にもそれなりの粘り強さを要求する。ホメロスやカントの言葉にあるように(第4章「思考の風」)、たしかに思考は「風」に擬えられるほど「迅速」で「非物質的な」ものである。しかしその──アーレントによれば「破壊的な」(187頁)──思考を伝達可能なものとしてくれるのは、「迂遠」で「物質的な」テクスト以外にあるまい。いずれにせよ、そうしたことへの連想をうながすガシェの日本講演が、5年あまりの時を越えて書物のかたちで刊行されたことを喜びたい」。

by urag | 2020-02-18 16:13 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 02月 15日

「週刊読書人」にブージェドラ『ジブラルタルの征服』の書評

「週刊読書人」2020年2月14日号に、弊社11月刊、ラシード・ブージェドラ『ジブラルタルの征服』(下境真由美訳)に対する福嶋伸洋さんによる書評「救済の隘路を探す〈歴史〉の営み――独立戦争時のアルジェリアを舞台に、奇妙なまでの堂々巡りが展開される螺旋の物語」が掲載されました。「奇妙なまでの堂々巡りが展開されるこの螺旋の物語は、悪夢にも似た繰りかえしのなかでたゆまず、別の可能世界への小さな脱出口を、隠れた救済の隘路を探し続け、正史から漏れる野史、正史を覆す野史を書くことを試みる、〈歴史〉の営みそのものを現出させている」と評していただきました。



by urag | 2020-02-15 15:50 | 広告・書評 | Comments(0)
2020年 02月 12日

「みすず」2020年読書アンケート号に、アガンベン『書斎の自画像』への短評2本

月刊誌「みすず」2020年1/2月合併号「読書アンケート特集」で、弊社10月刊、アガンベン『書斎の自画像』岡田温司訳を、長谷正人さんと田中純さんが取り上げて下さいました。長谷さん曰く「20世紀思想家の生き証人であるアガンベンが、まだ現役として私たちの思考を揺るがせている事実に感動する」。田中さん曰く「読み進むほどに、著者らしい啓示的な細部に満ちている」。たいへん光栄です。ありがとうございます。


by urag | 2020-02-12 11:54 | 広告・書評 | Comments(0)