2006年 04月 22日
『翡翠』大正5年刊より ゆめもなく寝ざめ寂しきあかつきを魔よしのび来て我に物いへ 月の夜や何とはなしに眺むればわがたましひの羽の音する つばめ来ぬ山の若葉に埋もれ住む遠方人のゆめ使かも ▲
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| 2006-04-22 22:05
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2006年 04月 21日
「祈願」九首より、「秋も冬も」昭和24-27年作、『野に住みて』昭和29年刊所収。 稲びかりわが庭の上をとびしとき夜目に見たるはかやつり草か 光見えず心まどへば他人(ひと)の子の四つになる子をいだきて話す 希望もつことも恐れて臆病は世捨人らしい表情をする ▲
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| 2006-04-21 22:38
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2006年 04月 20日
「騒音」十首より、「野に住みて」昭和19-22年作、『野に住みて』昭和29年刊所収。 すぎし世の古りたる物は捨てもせむ吾みづからをわれは負ひつつ わざはひの空より降りし日は遠く人らが群がりぎんざを歩く 信号の笛鳴りひびきすきや橋の人波うごく過ぎし日のごと ▲
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| 2006-04-20 21:00
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2006年 04月 19日
片山廣子/松村みね子『野に住みて 短歌集+資料集』の販売店情報です。 発売中: 神保町 東京堂書店神田本店 電話03-3291-5181 入荷予定あり: 京都中京区 三月書房 電話075-231-1924 東京中央区 丸善丸の内本店 2F文芸書 電話03-5288-8881(代表) 福岡中央区 丸善福岡ビル店 電話:092-731-9000 オンライン書店 bk1 販売してくださる書店様を現在募集中です。返品条件付注文で出荷可能です。 *** 追加情報(4月20日) 入荷予定あり: 小樽市 喜久屋書店小樽店 電話0134-31-7077 金沢市 いまじん大桑店 電話076-226-1171 東京新宿区 芳林堂書店高田馬場店 電話03-3208-0241 大阪阿倍野区 喜久屋書店阿倍野店 電話06-6634-8606 熊本市 喜久屋書店熊本店 電話096-319-8581 ※上記5店舗はいずれも1冊のみの入荷です。店頭に並ぶのは4月25日以降です。品切の際はご容赦ください。 *** 追加情報(4月20日) 入荷予定あり: 東京豊島区 リブロ池袋店・文芸書 電話03-5949-2910(代表) *** 追加情報(4月25日) 『野に住みて』の店頭販売分および客注分を本日取次各社に搬入しました。早ければゴールデン・ウィークの中日になる5月1日、2日以降に着店するものと思います。都下の店舗の場合はゴールデン・ウィーク前に着くかもしれません。 *** 追加情報(4月28日) 発売中: オンライン書店bk1 ※ただいま「24時間以内」に送料無料で発送可能のようです。 オンライン書店Yahoo!ブックス ※「1~3週間で発送(送料無料)」。 ※ヤフーブックスはセブンアンドワイと提携しているはずなのですが、本隊の「セブンアンドワイ」ではデータがアップすらされていません。興味深い「差」ですね。 オンライン書店「boople」 ※「取寄せ、通常1~2週間で出荷」です。 オンライン書店「本やタウン」 ※「取寄せ」扱いです。 オンライン書店「楽天ブックス」 ※「取寄せ」扱いです。 オンライン書店「紀伊國屋書店BookWeb」 ※「取寄せ」扱いです。 ※アマゾン・ジャパンでは現在データがアップされていないので、販売開始はまだ先の話になると思います。 予約受付中: オンライン書店「ブックサービス」 入荷予定あり: 東京渋谷区 青山ブックセンター本店 電話03-5485-5511 *** 追加情報(5月1日) 発売中: オンライン書店「セブンアンドワイ」 ※「取寄せ、1~3週間で発送、送料無料」です。 ※オンライン書店「アマゾン・ジャパン」では当該商品が、「現在、在庫切れです」となっていますが、これはアマゾンが在庫をしていないという意味で、「版元品切」ではありません。 入荷予定あり: 東京新宿区 紀伊國屋書店新宿本店 5F 短歌俳句書売場 電話03-3354-0131(代表) 群馬県北軽井沢 本の六四館 電話0279-84-6460 *** 追加情報(5月11日) 発売中: オンライン書店「アマゾン・ジャパン」 ※「通常1~2週間以内に発送、送料無料」です。 入荷予定あり: 東京新宿区 ジュンク堂書店新宿店 電話03-5363-1300 以上です。 ▲
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| 2006-04-19 20:51
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2006年 04月 18日
![]() 片山廣子/松村みね子『野に住みて 短歌集+資料編』は、本日より書店店頭で順次発売開始になります。神保町の東京堂書店神田本店では本日から発売になりました。小部数発行の書籍のため、非常に限られた数の書店でしか扱われません。扱ってくださる書店様の名前は順次お知らせして参ります。上記写真ではカバーの紙の風合いが伝わらないと思いますが、とても手触りの良い、和風な雰囲気の紙です。もしも店頭でお目に留まるようなことがありましたら、ぜひお手にとってください。 野に住みて 短歌集+資料編 著者:片山廣子/松村みね子 (かたやまひろこ/まつむらみねこ) ISBN:4-901477-23-4 C0092 本体価格:6,400― 判型:46判上製カバー装672頁 サイズ:タテ195mm×ヨコ140mm×ツカ38mm 内容:短歌集『野に住みて』『翡翠』『砂漠』ほかを収録するとともに、詳細な年譜、同時代の証言などを収録。解説=佐佐木幸綱 *** 既刊:『燈火節(とうかせつ) 随筆+小説集』片山廣子/松村みね子=著、2004年11月刊行、初版1,300部、本体5,800円、46判並製筒箱入816頁、ISBN:4-901477-13-7 内容:芥川龍之介が惹かれ、堀辰雄が慕った……。歌人、アイルランド文学の徒、随筆家として、二つの名のあいだを翔け、日本とアイルランド、生活と想像世界を自在に越境した作家(1878-1957)、初の集成。 長く入手困難だった1953年刊『燈火節』全編をはじめ、初期から晩年までの随筆・小説を網羅。 紹介記事と書評: 無記名氏紹介記事(「東京新聞」2004年12月5日付朝刊) 高原英理氏短評(「読売新聞」2005年1月19日付夕刊「本よみうり堂 トレンド館」欄「評判記」) 東雅夫氏書評(「小説推理」2005年3月号「今月のこの一冊 幻想と怪奇」) 大竹昭子氏短評(「みすず」2005年1・2月合併号「二〇〇四年読書アンケート」) 大竹昭子氏書評(「文學界」2005年3月号「味読・愛読 文學界図書室」) 無記名氏書評 (「図書新聞 」2005年2月19日号 「これは奇跡の書である」 ) 坪内祐三氏書評(「週刊ポスト」2005年2月25日号「ブックワンダーランド この人に訊け!」 ) 無記名氏紹介記事(「彷書月刊」2005年3月号「ホンの情報〈今月の単行本〉」) 貞奴氏書評(「ハイファッション」2005年4月号「BOOK:Talking and Thinking」) 梨木香歩氏短評(「読売新聞」2005年5月22日号「本よみうり堂」欄「愛書日記」) 湯川豊氏書評(「毎日新聞」2005年6月26日付読書欄 ) 東雅夫氏短評(「ダ・ヴィンチ」2006年1月号「今年の三冊」) 柿沼瑛子氏短評(「本の雑誌」2006年1月号「2005年度ベスト10」特集「私の3冊」) 森まゆみ氏記事(「婦人公論」06年4月7日号「『婦人公論』にみる昭和文芸史」第六回) ▲
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| 2006-04-18 23:02
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2005年 12月 06日
本日発売の「ダ・ヴィンチ」1月号で、東雅夫さんが「今年の三冊」のうちの一冊に、弊社刊行の『燈火節』を挙げてくださいました。東さんには各所でたびたび本書を推していただいています。本当にありがとうございます。
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| 2005-12-06 12:53
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2005年 10月 20日
フォードの新車「FOCUS」とTSUTAYAさんとのコラボレーションによるプロモサイトTSUTAYA×FOCUS Life with Focustyleで、先週金曜日14日から弊社の『燈火節』が紹介されています。 "Life with Focustyle"の"Focustyle Selection"をクリックして、さらにそこから、松浦矢太郎さんのページへ進んでください。「都会で生活しているからこそ、せめて文章の世界だけでも静かで美しい日常に触れていたい」・・・ということで、『燈火節』をご紹介いただいています。 松浦弥太郎さんはご存知COWBOOKSの店主でいらっしゃいます。私のあこがれの本屋さんです。松浦さん、ご紹介ありがとうございます!(H) ▲
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| 2005-10-20 12:35
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2005年 06月 27日
「毎日新聞」6月26日付の読書欄で、湯川豊さんが『燈火節』の書評を書いておられます。湯川様、愛情の籠もった長文のご紹介をありがとうございました。「短い断片のような文章にいたるまで、読み進めるのが惜しいような魅力がある」と高い評価をいただきました。 『燈火節』は昨年11月に刊行以来、驚くほど長期にわたって多くの先生方からご好評を博しております。書評に取り上げられるペースがここまでゆっくりなのは、私どもも初めてのことです。最近の本しか取り上げないのではなく、こうして時間を経た本でも扱ってくださるのは非常にありがたいことです。読書というのはこれくらいじっくり時間をかけるものでもいいと思うのです。スローな読書万歳。新聞社さんもその辺を分かってくださっているのでしょうか。とても嬉しいです。(H) ▲
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| 2005-06-27 11:29
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2005年 06月 14日
先月末に講談社より刊行された、文芸評論家の川村湊さんの最新著『物語の娘―宗瑛を探して』(ISBN4062129582)では、片山廣子さんと芥川龍之介の交流のエピソードが取り上げられ、参考文献に小社刊『燈火節』も記載されています。 本の内容は以下のように紹介されています――「芥川龍之介と松村みね子(片山廣子)、堀辰雄と宗瑛(片山總子)。師と弟子、母と娘との2代にわたる“文学的”な「軽井沢の恋」のゆくえは……。日本の近代、現代文学史において特異な閨秀作家の「謎」を探る知的冒険」。 小社刊『燈火節』はおかげさまで、高価な書籍にもかかわらず、ロングセラーになっています。短歌と資料を修正した、片山本第二弾である 『野に住みて』は、本年晩秋に刊行予定です。詳細は決定次第、当ブログか月曜社公式ウェブサイト「近刊」コーナーでご紹介します。(H) ▲
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| 2005-06-14 21:21
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2005年 05月 23日
「読売新聞」2005年5月22日(日)読書欄「本よみうり堂」に掲載されていた、作家の梨木香歩さんによる「愛書日記」で、小社刊行の『燈火節』が取り上げられました。高校生時代から片山廣子さんの『燈火節』を探し続け、20年近く探求されたあとに国会図書館所蔵本の全編コピーを入手されたことを明かしておられます。 「この名著をより多くの人が手に取る機会が出来たのは嬉しいことだ」、とのお言葉を頂戴しました。梨木先生、ありがとうございます。(H) ▲
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| 2005-05-23 00:06
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