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2019年 06月 17日 ( 3 )


2019年 06月 17日

注目新刊:近藤和敬『〈内在の哲学〉へ』、バトラー『欲望の主体』

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★近藤和敬さん(著書:『カヴァイエス研究』、訳書:カヴァイエス『論理学と学知の理論について』)
2010年から2019年にかけて各媒体や研究会等で発表されてきた17本の論文をまとめ、書き下ろしの「序」、さらに「あとがきと謝辞」を付した最新著が、青土社さんより発売となりました。目次詳細は書名のリンク先でご確認いただけます。

〈内在の哲学〉へ――カヴァイエス・ドゥルーズ・スピノザ

近藤和敬著
青土社 2019年6月 本体3,600円 四六判上製494+vi頁 ISBN978-4-7917-7169-1
帯文より:絶望と勇気! 現代思想の次なる航海。我々が〈現在〉の外へ出るために、いま〈内在の哲学〉の哲学的基盤が必要とされている。カヴァイエス、シモンドン、ドゥルーズ、バディウ、メイヤスーらを射程に、エピステモロジー、シミュラークル論、プラトニスムといった複線を展開、「内在」と「外」、そして「脳」へと、哲学界の俊英が思考の臨界に迫る。

★ジュディス・バトラーさん(著書:『自分自身を説明すること』『権力の心的な生』)
デビュー作にして代表作である『Subjects of Desire: Hegelian Reflections in Twentieth-Century France』(Columbia University Press, 1987/1999/2012)の日本語訳がついに刊行されました。書き下ろしの「日本語版への序文」も掲載されています。一般書店での発売はまもなくですが、堀之内出版さんの公式ストアではすでに購入可能です。目次詳細は版元ドットコムさんの単品頁でご覧いただけます。

欲望の主体――ヘーゲルと二〇世紀フランスにおけるポスト・ヘーゲル主義
ジュディス・バトラー著 大河内泰樹/岡崎佑香/岡崎龍/野尻英一訳
堀之内出版 2019年6月 本体4,000円 四六判上製492頁 ISBN978-4-909237-38-5
帯文より:「現代思想の源流としてのヘーゲルを別の仕方で読むこと。それは、全体化へと向かう単一の主体をずらし、変容を生み出す思想を可能にした。哲学のみならずさまざまな社会運動にも影響を与えつづけるバトラーの原点」(松本卓也)。

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by urag | 2019-06-17 15:47 | 本のコンシェルジュ | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 17日

「図書新聞」に須藤温子『エリアス・カネッティ』の書評が掲載

図書新聞」2019年6月22日号の1面に、弊社2月刊、須藤温子『エリアス・カネッティ――生涯と著作』の書評「死者たちの群衆の後に唯一者として「生き残る」――カネッティは実に多彩な思想的、芸術的問題と格闘していた」が掲載されました。評者は立教大学の古矢晋一さんです。「エリアス・カネッティの著作と生涯に含まれる魅力と問題を余すところなく描いている。本書全体の特徴は、作家とその作品を論じる際の絶妙なバランス感覚であろう。作品の内在的な解釈と同時に、同時代の言説との比較、周囲にいた作家や家族との関係、文学的評価の変遷と背景についても、先行研究を踏まえながら説得的かつ批判的に取り上げられている」と評していただきました。古矢先生、ありがとうございました。

by urag | 2019-06-17 14:42 | 広告・書評 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 17日

リレー講義「文化を職業にする」@明星大学

先週土曜日(2019年6月15日)は、明星大学日野キャンパスにお邪魔し、人文学部共通科目「自己と社会Ⅱ:文化を職業にする」というリレー講義で発表させていただきました。今年はテーマを「小規模出版社の仕事」と題し、さまざまな規模の出版社の活躍や出版界の変化(出版社・取次・書店)についてご紹介しました。ご清聴いただきありがとうございました。担当教官の小林一岳先生に深謝申し上げます。受講された皆さんから頂戴したご質問に対し、ひとつひとつ回答を書きましたので、いずれ皆さんのお手元に配付されることと思います。また皆さんとお目に掛かってお話をする機会があれば幸いです。

◎「文化を職業にする」@明星大学
2012年6月16日「文化を職業にする」
2013年6月15日「独立系出版社の仕事」
2014年6月07日「変貌する出版界と独立系出版社の仕事」
2015年6月13日「独立系出版社の挑戦」
2016年6月11日「出版界の現在と独立系出版社」
2017年6月17日「出版社の仕事と出版界の現在」
2018年6月16日「出版社とは:仕事、現在、未来」
2019年6月15日「小規模出版社の仕事」

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なお、同大学資料図書館の貴重書コレクション展「ウィリアム・モリス――理想の書物を求めて」の第Ⅰ期(~6月22日まで)を鑑賞してきました。ケルムスコット・プレスの美麗な書物の数々は拝みたくなるような素晴らしさでした。明星大学の貴重書コレクションはすごいです。第Ⅱ期、第Ⅲ期と今年いっぱい開催予定。同展は事前予約制で学外でも入場無料。お土産に、紙製のブックカバーや栞などが配布されています。これも素敵でした。

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by urag | 2019-06-17 12:11 | ご挨拶 | Trackback | Comments(0)