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2013年 05月 13日 ( 1 )


2013年 05月 13日

5月末発売予定新刊:リピット水田堯『原子の光(影の光学)』

2013年5月31日6月3日取次搬入予定 *人文[現代思想]・芸術[映画批評]

原子の光(影の光学)
リピット水田堯=著 門林岳史+明知隼二訳
月曜社 2013年5月 本体3,400円 B6変型判並製392頁 ISBN978-4-86503-002-0

幻、X線、原爆、透明人間――映画作品や文学、そして哲学における「没視覚的なもの」を考察する、画期的な映像文化論。20世紀の放射性の光において見られうると同時に見られえないものの物質性についての地図を作成し、秘められた影のアーカイヴをめぐる思弁的読解と、内面性の視覚的構造の分析を提示する意欲作。【芸術論叢書、待望の第二弾】

原書:Atomic Light (Shadow Optics), University of Minnesota Press, 2005.

本書で言及される主な人物や作品:谷崎潤一郎『陰翳礼讃』、H・G・ウェルズ『透明人間』、R・エリスン『見えない人間』、リュミエール兄弟『工場の出口』、A・レネ『ヒロシマ・モナムール』、R・コーマン『X線の目を持つ男』、小林正樹『怪談』、勅使河原宏『砂の女』、黒沢清『CURE』、是枝裕和『幻の光』、デリダ『アーカイヴの病』、ドゥルーズ『意味の論理学』、フロイト『モーセと一神教』、メルロ=ポンティ『眼と精神』

リピット水田堯(Akira Mizuta Lippit):1964年生まれ。南カリフォルニア大学教授、城西国際大学メディア学部客員教授。専門は映画、比較文学、日本文化。著書に『電気的動物――野生のレトリックへ』(2000年、未訳)、『原子の光(影の光学)』(2005年;本書)、『エクス-シネマ――実験的な映画とヴィデオの理論から』(2012年、未訳)がある。

門林岳史(かどばやし・たけし):1974年生まれ。関西大学文学部映像文化専修准教授。著書に『ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?』(NTT出版、2009年)がある。
明知隼二(あけち・じゅんじ):1981年生まれ。中国新聞社勤務。

by urag | 2013-05-13 21:13 | 近刊情報 | Trackback | Comments(0)