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2006年 02月 03日 ( 1 )


2006年 02月 03日

杉田俊介さんが『ユリイカ』ニート特集号で『バートルビー』を

a0018105_19372782.jpg『フリーターにとって自由とは何か』(人文書院)の著者である杉田俊介さんが、『ユリイカ』2月号(特集=ニート――新しい文学はここから始まる)に、「ニート/バートルビー 生まれてこなかったことを夢見るイエス」という論考を寄せておられ(216-224頁)、弊社より刊行したアガンベン/メルヴィル『バートルビー』を採り上げてくださっています。とても真摯なご論考で、深い感銘を受けました。

無能(インポテンティア/非の潜勢力)というのは、アガンベンがたどる哲学史においては「能力が無い」ことであるというよりもむしろ「無いことができる能力」であると捉えられています。そうしたポイントを見事に押さえながら、杉田さんはバートルビーに耳を傾けようとすることの途方も無さの一端に触れていらっしゃいます。皆様もぜひ読んでいただけたらと思います。

更新が数日滞りましたが、ようやく風邪から立ち直りつつあります。今回の症状では頭痛が顕著だったので、辛かったです。(H)

by urag | 2006-02-03 19:37 | 人文書既刊 | Trackback | Comments(0)