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2005年 04月 10日 ( 1 )


2005年 04月 10日

デュットマンのエイズ論、ハイデガー/アドルノ試論

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デュットマン『エイズとの不和』を読んでいる夢を見た、とのお声を受けまして、続刊予定についてご説明します。

画像の左が『エイズとの不和』のドイツ語原書です。1993年5月にフィッシャー社から刊行されましたが、現在絶版。96年には英米語訳版がスタンフォード大学出版から刊行されており、現在でも入手可能です。このほかにスペイン語訳も出ていますが、これは絶版。月曜社で刊行する日本語版は、ドイツ語原書からの翻訳で、未公刊の短い付記が加わります。小さな本ですが、中味は濃いものなので、翻訳作業もなかなかたいへんです。刊行時期は現時点でははっきりしたことは申し上げにくいですが、なんとか今秋までには見通しをたてたいところです。お待たせしてすみません。

画像の右は、デュットマンの博士論文である、『思惟の記憶』です。二部構成で、第一部「罪責」ではアドルノを論じ、第二部「創設」ではハイデガーを論じています。彼の主著といって差し支えありません。1991年にズーアカンプ社から刊行されており、現在も入手可能です。2002年に英米語訳がコンティヌウム社から出ています。こちらの日本語訳は『エイズとの不和』よりも先に刊行できそうです。

ちなみに、私も、夢の中で、存在しないはずの本を書店で見つけて喜んだことが何度かあります。眼が醒めるとたいへん寂しい思いをするのですが、自分以外にもそういう夢を見る方がいると知ってとても嬉しいです。夢は実現化の原動力です。『エイズとの不和』については必ず実現させますので、どうか今後も皆様のお力添えを賜りますよう、よろしくお願いいたします。(H)

by urag | 2005-04-10 23:52 | 近刊情報 | Trackback | Comments(2)