『書棚と平台-出版流通というメディア』(弘文堂)で業界研究に一石を投じた柴野京子さん(元トーハン)が発表される公開研究会が、本日以下の通り行われます。ご興味のある方はぜひ。
◎メディア学フロンティア・芽の会 第1回公開研究会
日時:2009年11月10日(火)18:00-20:30(開場17時40分)
会場:東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館 9階93B教室
内容:「メディア学フロンティア・芽の会」は、東京大学大学院学際情報学府の若手研究者による、メディア・スタディーズの公開研究会です。博士課程院生の研究成果を、学府内外の方々に向けて発表するアリーナとして、当面隔月の予定で開催します。主な研究分野は以下の通りです。
1)近代日本、及び東アジアにおけるメディアとコミュニケーションの社会史に関する歴史社会学的研究
2)トランスナショナルな文化消費とオーディエンス(ファン)に関するカルチュラル・スタディーズ
3)情報(インターネット)社会と文化形成ないしは知識創造の公共的基盤に関する社会学的実践研究
4)視覚表象(広告、映画、テレビ、ネット動画等)の構造と新しい知の公共的基盤に関する研究
第1回は、このほど修士論文を出版した、河津孝宏、柴野京子の2名による発表を行います。前者は人気ドラマ「Sex and the City」を素材に、P・ブルデューの文化社会学の視座を基盤として、現代日本における若い女性たちの海外ドラマ消費をとらえ、日本のテレビ・オーディエンス研究の新しい可能性を示唆しようとするものです。後者は、近代日本の本の世界の変容を、取次と書店といった出版流通の視座からとらえなおし、これまでの作家論とも読書論とも異なるメディア論の立場から論じたものです。参加は自由です。ふるってご来場ください。
主催:メディア学フロンティア・芽の会
アドバイザー:吉見俊哉教授・北田暁大准教授
プログラム:
18:00
メディア・スタディーズの未来 吉見俊哉(情報学環教授)
18:20
発表Ⅰ『彼女たちの「Sex and the City」-海外ドラマ視聴のエスノグラフィ』(せりか書房)
河津孝宏(学際情報学府博士課程3年・北田研究室)
コメント 吉見俊哉
質疑応答
19:20
発表II『書棚と平台-出版流通というメディア』(弘文堂)
柴野京子(学際情報学府博士課程3年・吉見研究室)
コメント 北田暁大(情報学環准教授)
質疑応答
20:20
まとめ・今後に向けて
※会費は無料、事前申込も不要です。
※会の趣旨・メンバー、今後のスケジュールなど詳細は、
芽の会ウェブページをご覧ください。
※お問い合わせ:メディア学フロンティア・芽の会 menokai(at)live.jp