◎人文系入門書選書 by 廣瀬純:ブックフェア「死ねキャピタル!」
ブックファースト京都店でのブックフェア「先走りしようぜ!」に続く、廣瀬純選書第二弾をブックファースト新宿店にて開催!選書コメント付特製パンフレット好評配布中です。
選者コメント:「日常生活と運動が重なり合って同じものでありつつあるときに重要なのは、「生活を守る」とか「生きさせろ」みたいな再生産の場の防衛みたいなことじゃなくて、かつて労働の世界にあった生産や創造が日常生活の只中に入り込むっていうことです。生活そのものが芸術で、どこまで生きること自体をクリエイティブな方へ持っていけるかが重要。それが生活=運動ということだと思います」。
期日:09年8月末日~9月末日頃
場所:
ブックファースト新宿店 地下2階・Fゾーン 人文書棚にて展開中
東京都新宿区西新宿1-7-3 モード学園コクーンタワー1F・地下1・2F
tel 03-5339-7611 休業日・不定休 営業時間AM10:00-PM10:00
◆パンフレット:フェアのために選書した本について、廣瀬氏がそれぞれにコメントを書き、
洛北出版が特製パンフレットに仕立てました。ご希望のかたは info@rakuhoku-pub.jp に「パンフレット希望」と連絡してください。無料(送料も無料)です。
廣瀬純(ひろせ・じゅん):1971年生。龍谷大学経営学部教員。映画批評誌『VERTIGO』編集委員。著書として、『
美味しい料理の哲学』(2005年、河出書房新社)、『
闘争の最小回路――南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(2006年、人文書院)、『
闘争のアサンブレア』(2009年、コレクティボ・シトゥアシオネスとの共著、月曜社)、『
シネキャピタル』(2009年、洛北出版)、訳書として、パオロ・ヴィルノ『
マルチチュードの文法』(2004年、月曜社)、トニ・ネグリ『
芸術とマルチチュード』(2007年、共訳、月曜社)、同『
未来派左翼』(2008年、NHK出版)などがある。