先日ご紹介した紀伊國屋書店新宿本店人文書フロアでの「人文書在庫僅少本」フェア第2弾に隣接した棚で「アーキテクチャ」フェアがスタートしています。
◎「アーキテクチャ」フェア×トークイベント
◆ブックフェア「アーキテクチャ──来るべき新しい「秩序」とは?」
期間:09年8月12日~9月27日(営業時間10:00~21:00/8月9月は無休)
場所:紀伊國屋書店新宿本店 5F 人文書売場
内容:現代社会を規定する新たな権力とは? 建築、都市論、社会設計、コンピュータ・システム――様々な切り口からアプローチします。洋書をふくめ、総勢約250点の書籍が並びます。
追加情報:『思想地図vol.3』に寄稿されている建築家・藤村龍至氏が選ぶ「アーキテクチャ」関連書を展開。貴重なコメント付きです(会期途中よりスタート)。
◆トークセッション(1)山名義之「
近代建築の巨匠ル・コルビュジエがみたモダニズムの夢――『ムンダネウム』(筑摩書房)刊行記念」
日時:09年9月6日(日) 15:00~17:00(予定)/開場14:30
会場:紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
定員:30名(入場無料、お申し込み先着順)
※整理券等は発行しません。事前お申し込みの上、会場まで直接お越しください。
※当日混雑する場合は立見になる可能性もございますので予めご了承ください。
お申し込み先:紀伊國屋書店新宿本店5階人文書カウンター
※またはお電話でお申し込みください。代表03-3354-0131(10:00~21:00)
内容:いま初めて明かされる壮大な“世界都市”計画。近代建築の巨匠による美術館構想の原点がここに。「ムンダネウムの基本理念とは、人類の統一であり、よりよい文明を目指した自由な連合の働きであり、・・・知的なファクターの組織化・編成化を 確かなものにしていくことである。・・・ムンダネウムは誰でも入れる大きな美術館や展覧会を提供し、人々を世界市民として受け入れるのである」(ポール・オトレ)。「ムンダネウム、それは労働機関であり、思惟の発信源となる」(ル・コルビュジエ)。
◆トークセッション(2)荻上チキ×西田亮介×速水健朗「
アーキテクチャへの想像力」
日時:09年9月13日(日) 16:00~18:00(予定)/開場15:30
会場:紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
定員:30名(入場無料、お申し込み先着順)
※整理券等は発行しません。事前お申し込みの上、会場まで直接お越しください。
※当日混雑する場合は立見になる可能性もございますので予めご了承ください。
お申し込み先:紀伊國屋書店新宿本店5階人文書カウンター
※またはお電話でお申し込みください。代表03-3354-0131(10:00~21:00)
内容:ウェブやケータイが日常的なツールになっていった00年代は、情報社会論が再注目されたディケイド(10年期)でもあった。中でも、多くの論者が注目し、論を研鑽している概念の一つが「アーキテクチャ」である。道徳や法規制とはまた違い、環境的・工学的なアプローチによって、人々の行動に関与する匿名的な権力として語られる「アーキテクチャ」。変わりつつある「管理」への想像力を、3人の若手論者がコミュニティ、コンテンツ、コミュニケーションの現状分析を通じて、鮮やかに活写する。
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【書店員の皆様へ】
当ブログでは、弊社の出版物を活用してくださっているブックフェアの積極的な告知を心がけております。未紹介のフェアはまだまだたくさんあると思います。よろしければフェアの開催情報をEメール(アドレスは弊社ウェブサイトに明記してあります)でお知らせ下さい。フェア名、実施期間、売場名、フェアの趣旨説明などは必ず書き添えてください。売場の写真を添えていただけるとフェアの様子が分かってたいへん嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
また、ブックフェアでなくても、売場自体を宣伝したい、開店したので宣伝したい、という場合の告知でも構いません。条件は「弊社の本を扱っていること」ですが、弊社の本が置いていない場合でも、当方が「これは面白い」と判断したお店の紹介はできます(今回のフェア紹介がその一例です)。新刊書店だけではなく、古書店さんや図書館さんでも紹介します。
個人の方からの「こんな面白いフェアがありますよ」という投稿も歓迎しますが、店内を撮影する場合は、撮影とウェブ公開の了解をお店からきちんと得てくださいね。よろしくお願いします。