これから開店する本屋さんで、弊社の本を扱ってくださる予定のお店を順次ご紹介しております。お近くにお越しの際はどうぞお立ち寄りください。
09年9月19日(土)
ジュンク堂書店松山店:530坪
愛媛県松山市千船町5‐7‐1 エスパル松山ビル 1‐6F
先月いっぱい(09年7月31日)で78年3月以来の約30年間の営業にピリオドを打った紀伊國屋書店松山店の後継店です(「愛媛新聞」
09年8月1日記事、「毎日新聞」愛媛版
09年8月1日記事)。紀伊國屋書店の退店を惜しむ声は多く、営業継続のために5000通以上の署名が集まったとか(「新文化」
09年7月9日記事)。松山店の店売は1F~5Fで展開していたかと思いますが、ジュンク堂ではワンフロア増えるということなのでしょうかね。
09年10月8日(木)
紀伊國屋書店熊本はません店:図書410坪
熊本県熊本市田井島1‐2‐1 ゆめタウンはません 3F
JR熊本駅から車で20分の大型ショッピングセンター「
ゆめタウンはません」内に出店。現在入居中の明林堂書店は8月16日で退店とのこと。紀伊國屋書店の出店は「ゆめタウンはません」の大規模リニューアルに伴うもの。同県における紀伊國屋書店の既存店は「
熊本光の森店」(菊池郡菊陽町光の森7-33-1 ゆめタウン光の森 2F)。
なお
明林堂書店は一年前(08年8月)に
民事再生法を申請。九州で当時92店舗を運営する売上ナンバーワンのチェーンでしたが、申請時の負債額は書店では最大規模の147億円でした。92店舗中81店舗が大阪屋帳合で、残りの11店舗はトーハン帳合でした(「新文化」
08年8月26日記事)。大阪屋は明林堂の破綻4か月前にトーハンからの帳合変更を引き継いだとか(その前に中央社からも引き継いでいたそうです)。明林堂は関連会社にトヨタ系列の会社が複数あり、優良企業のはずでしたが、既存店の営業不振に加え、空き店舗対策で開店した焼肉店、古本店、中古ゴルフショップのいずれも苦戦した模様です。
民事再生法申請後、スポンサーがなかなか決まりませんでした。ついさいきん(09年7月末)、宮脇書店の関連会社宮脇カルチャースペースが支援を決定した(「新文化」
09年7月30日記事)とのことです。