2009年 05月 25日
先々月の話の続きをしなければならない。丸善、図書館流通センター(TRC)、ジュンク堂書店を次々に傘下におさめた大日本印刷(DNP)は、今月初旬に主婦の友社の筆頭株主となり、さらに中旬にはブックオフの筆頭株主にもなった。さすがに音羽(講談社)と一ツ橋(小学館・集英社)も黙過できなかったのだろうか(それとも出来レース?)、同様にブックオフの株主となったが、音羽や一ツ橋とDNPの関係が良好なのか緊張を孕んでいるのか、実際のところ外部からははっきりとは見えにくい。ただ、はっきりしているのは、来月には小学館と丸善の常務二名がブックオフの社外取締役になり、さらにDNPから社外監査役に就く人物がいるということだ。 09年5月13日付の「新文化」ニュースフラッシュの記事「講談社、小学館、集英社とDNPグループがブックオフ株式約30%を取得へ」によれば、ブックオフの株式取得の目的は、「二次流通も含めた出版業界全体の協力・共存関係を構築し、業界の持続的な成長を実現させていくため」とされている。いっぽう、千葉トーハン会総会の席上で、トーハンの山崎厚男社長は「ブックオフ株問題に言及し、懸念を示した」という(「文化通信」速報版、09年5月19日)。 それはそうだろう。トーハンは責任販売制を強力に推進しようとしている矢先であり、出版社の返品を減らし、新刊書店のマージンを増やすという大義を掲げているところへ、ほかならぬトーハンの大株主である講談社と小学館が、新刊書店の仮想敵と言っていいブックオフに手を伸ばしたのである。仁義を重んじるより現実への対応を選ぶという大手出版社の姿勢は取次マンたちにとっては想定内のことだったろうが、DNPの尋常ならざるな「勢力拡大」の影はもはや取次に手が届く一歩手前のところまで来ている。 今後のいくつかの可能性を概観してみよう。 DNP傘下となった主婦の友社はトーハンの大株主の一員である。ここでさらにDNPがトーハンの株式をさらに取得したい場合、旺文社、文藝春秋、新潮社、学習研究社あたりが持っているトーハンの株を狙うことがありえるかもしれない。だが、音羽と一ツ橋はまだDNPと対等でいたいはずだから、DNPが大手取次に手を出すのを黙って見ているはずはないだろう。実際のところ、DNPの初期目標は「天下三分の計」の達成にあるのかもしれない。音羽、一ツ橋、DNPで業界を動かす、という計画(そしてその計画の第一歩はブックオフを起点にしてすでに踏み出されただろう)。加えて三者のなかでも第一の強国たらんとするならば、DNPに今後必要なのは、「さらにもう一社、大手版元(上記の4社のような、あるいはどうせなら新聞やテレビメディアの関連企業系版元?)を飲み込むこと」と、「出版流通に大きなインパクトを起こしうる取次と手を組むこと」、この二点になるだろう。根回しはもうとっくに始まっているか、終わっているのかもしれない。 ブックオフの佐藤弘志社長は、5月22日の決算説明会でこう述べたそうだ。「公式の協議はまだ行っていないが、当社としては昨年から展開を始めた自由価格本コーナーの拡大などを期待する。これまでの実績では、半額の中古本より棚当りの売上げがよい」(「新文化」ニュースフラッシュ5月22日付「「自由価格本、拡大したい」ブックオフ・佐藤社長」)。別の記事では(「日経MJ」09年5月15日付「ブックオフ株取得、業界の異端児を容認も難しい舵取り」)、「株主となる大手出版社からも仕入れられれば「取引に及び腰だった他の出版社へも波及するのでは」(ブックオフの佐藤弘志社長)と期待」しているとも報道されている。 実際に自由価格本として承認する版元の数が増加し、さらに実店舗だけでなくブックオフオンラインでも自由価格本コーナーができたらどうなるのだろう。TRC傘下のオンライン書店bk1では時折自由価格本も扱ってきたわけなので、同じDNPグループの書店としてありえない話でもない。しかし、ブックオフオンラインに新刊を供給していると聞く太洋社にしてみれば、自由価格本のオンラインでの拡販は新刊販売を阻害しかねないから、面白い話ではないだろう。あるいはブックオフオンラインとbk1が商品調達ラインを統合するとしたらどうだろう。太洋社はbk1にも新刊を供給している。となると、あとは太洋社が新古書とりわけ自由価格本の扱いに積極的に乗り出せば、DNPや大手版元にとっては「御あつらえ向き」ということになろうか。大手取次のトーハンが融通を利かせないならば、中堅の太洋社がこの役割を担って他社を出し抜けるかもしれない。 あるいは、自由価格本専門流通の大阪屋商事(中堅取次・大阪屋の子会社)もろとも、DNPが大阪屋を飲み込み、結果的に、大阪屋と提携を深めつつある栗田をも飲み込む、という可能性はあるだろうか。ジュンク堂書店の多くは大阪屋帳合だし、大阪屋は取次第三位の地位にあるから、業界への影響力の及ぼし方としては悪くない。しかしやはり、そう簡単にDNPの新勢力の伸張を旧勢力である大手版元や二大取次(日販、トーハン)が許すはずはない。DNPが取次を傘下にしたいと思っているかどうか、そもそもその余裕が果たしてDNPにあるかどうかも、はっきりと断定できない。ただ、一般論として言えば、長引く出版不況は、業界再編を狙う勢力にとっては背中を押す時代の追い風としてまだまだ作用し続けるのではないか、とも思う。 補足1。ブックオフは再販指定解除の承認を版元から受け取った商品のみ、実店舗で現在販売しているが、これは「出版社から直接仕入れた」と報道されている(「日経MJ」09年4月17日付「自由価格本広がる、ブックオフなど出版社に「接近」、「時限再販」普及にらむ」)。しかし昨秋にはこうも報道されていた。「取次会社が書店からの返本で在庫として抱えている既刊本を仕入れて販売する」(「NIKKEI NET」08年9月4日付「ブックオフ「自由価格本」を販売、定価の半値に」)。この二つではかなりルートが異なるが、後者は諸般の事情で表向きは断念したものと思われる。その検証は後日に譲るほかない。 補足2。出版社にとっては自由価格販売は過剰在庫処分の切り札になるが、再販を解除するということは、一物二価を避けるために当該商品を早々に絶版にすることと表裏一体であらざるをえない。そうなると、自転車操業にますます歯止めがかからなくなる怖れがあるだろう。「もったいない」という大義のために、再販制の弾力的運用はいっそう図々しく正当化されかねない。出版事業が、予測しきれない偶然性にかける一種のギャンブル的側面を否定できないものだとは言え、本当に「もったいない」と問いかけるべきタイミングは、本を作った後ではなくて、作る前の前提の段階において存在するはずなのだが。 ……さて、来月の新刊で気になったのは以下の書目である。 09年6月 01日『漱石 ホラー傑作選』長尾剛編 PHP文庫 580円 05日『格差が遺伝する!』三浦展 宝島SUGOI文庫 480円 10日『林達夫芸術論集』高橋英夫編 講談社文芸文庫 1470円 10日『藤原道長「御堂関白記」(中)全現代語訳』倉本一宏 講談社学術文庫 1418円 10日『魔法昔話の研究:口承文芸学とは何か』V・プロップ 講談社学術文庫 1260円 10日『緑の資本論』中沢新一 ちくま学芸文庫 945円 10日『ゲームの理論と経済行動(2)』ノイマンほか ちくま学芸文庫 1680円 10日『シカゴ裏世界 貧困の経済学』ヴェンカテッシュ 日経BP出版センター 2940円 10日『萌えて☆覚える哲学入門』造事務所 大和書房 1470円 10日『沖縄戦 強制された「集団自決」』林博史 吉川弘文館 1890円 11日『道徳の系譜学』ニーチェ/中山元訳 光文社古典新訳文庫 未定 15日『賤民の異神と芸能:山人・浮浪人・非人』谷川健一 河出書房新社 2940円 16日『ポオ評論集』八木敏雄編訳 岩波文庫 735円 16日『創造者』ボルヘス/鼓直訳 岩波文庫 588円 16日『自由への道(1)』サルトル/海老坂武訳 岩波文庫 798円 17日『とけゆく地球』ジェームズ・バローグ 日経BP出版センター 1680円 17日『ムンダネウム』ル・コルビュジエ/ポール・オトレ 筑摩書房 2625円 19日『絶望裁判:平成「凶悪事件&異常犯罪」傍聴ファイル』中尾幸司 小学館 1575円 19日『わたし、麻原彰晃の娘です』桜のりか 徳間書店 1470円 22日『日本赤軍私史:パレスチナと共に』重信房子 河出書房新社 2625円 25日『御堂関白記藤原道長の日記』繁田信一編 角川ソフィア文庫 740円 25日『インターネットが死ぬ日』J・ジットレイン ハヤカワ新書juice 1400円 26日『一九八四年〔新訳版〕』オーウェル/高橋和久訳 ハヤカワepi文庫 903円 プロップ『魔法昔話の研究』(斎藤君子訳、講談社学術文庫)は、せりか書房から83年に刊行されていた『魔法昔話の起源』の文庫化のようだ【追記:書名は似ていたけれど、『研究』は『起源』の文庫化ではなかった。『研究』は『口承文芸と現実』の改訳&再編集版だった】。ロシアの民話研究の大家ウラジーミル・プロップ(1895-1970)の著作の文庫化は初めて。単独著の翻訳は上記のほか、これまでに以下の書目が刊行されている。『ロシアの祭り』(大木伸一訳、岩崎美術社、1966年)、『民話の形態学』(大木伸一訳、白馬書房、1972年)、『口承文芸と現実』(斎藤君子訳、三弥井書店、1978年)、『ロシア昔話』(斎藤君子訳、せりか書房、1986年)、『昔話の形態学』(北岡誠司+福田美智代訳、白馬書房〔水声社〕、1987年)。 スディール・ヴェンカテッシュ『シカゴ裏世界 貧困の経済学』(日経BP出版センター)は、彼のベストセラー『ヤバい社会学:一日だけのギャング・リーダー』(望月衛訳、東洋経済新報社、09年1月)に続く、日本語訳第二弾。ヴェンカテッシュはインド生まれの社会学者で、現在コロンビア大学教授。『ヤバい社会学』は、彼がシカゴの麻薬売人ギャングとともに過ごした日々を綴った赤裸々なノンフィクションだ。近刊の『シカゴ裏社会』ではやはりシカゴの貧困エリアにおける非合法地下経済を体当たりで取材し検証しているようだ。 ニーチェ『道徳の系譜学』(中山元訳、光文社古典新訳文庫)は、同文庫の『善悪の彼岸』に続く中山元新訳のニーチェ第二弾。中山さんの猛烈な生産力には本当に頭が下がる。このほかの今月の新訳ものは、上記の中ではオーウェル『一九八四年』とサルトル『自由への道』ということになるだろう。ボルヘス『創造者』は国書刊行会のものが親本と見た。八木敏雄訳『ポオ評論集』は『黄金虫・アッシャー家の崩壊』『ユリイカ』に続く、八木訳ポオ作品の岩波文庫第三弾。なおポーの新訳については、新潮文庫から先月、今月と、巽孝之訳で『ポー短編集』ゴシック編とミステリ編の全二巻が出ているのは周知の通りだ。 発売日未詳だが、6月新刊には以下の書目も見える。 『ワーキングプア時代』山田昌弘 文藝春秋 1400円 『デモクラシー以後』エマニュエル・トッド 藤原書店 3360円 『図説 20世紀テクノロジーと大衆文化』原克 柏書房 5040円 『ニンファ・モデルナ』G・ディディ=ユベルマン 平凡社 2500円 『美と倫理』キルケゴール 飯島宗孝+濱田恂子訳 未知谷 3000円 『1968』上下巻 小熊英二 新曜社 各7000円 なんといっても、小熊英二の新著に注目だろう。前著『民主と愛国』刊行からはや六年、次回作を心待ちにしていた読者は多いのではないか。五月末刊行と予告されていたが、少々刊行が伸びている様子。目次詳細は新曜社ウェブサイトで確認できる。 最後に、予定通りであれば月内に刊行される近刊の中から、二点のみ触れておこう。5月25日発売:マリオ・タッディ『ダ・ヴィンチが発明したロボット!――ダ・ヴィンチの謎を解く世紀の発見!』松井貴子訳、二見書房、3500円。5月28日発売:ミシェル・ヴィヴィオルカ『差異――アイデンティティと文化の政治学』宮島喬+森千香子訳、法政大学出版局、3000円。後者はシリーズ「サピエンティア」09巻。フランスの社会学者ヴィヴィオルカ(1946-)は近年ようやく訳書が出始めたから、日本での知名度は低いのかもしれないが、その重要性は知名度に完全に反比例していると言っていい。近刊の『差異』は、『レイシズムの変貌』(森千香子訳、明石書店、07年11月)、『暴力』(田川光照訳、新評論、07年11月)に続く三冊目の訳書になる。近接する研究領域でアルベール・メンミ(1920-)の著作が日本では半世紀前から訳されているのと比べると出版格差があったが、解消されることを期待したい。 さて、私は今回で「[本]のメルマガ」を卒業するけれど、この「近刊チェック」は今後も拙ブログ(ウラゲツ☆ブログ)で続けていくつもりだ。たまにブログを覗いてくださると嬉しい。メルマガの思い出はたくさんある。十年間というもの、けっして平坦な道のりではなかった。メルマガ読者と同人に、深い深いお礼を申し上げたい。そのほかに一言だけ許されるなら、「[本]のメルマガ」は今後いっそう読者とのダイレクトで密な交流を実践していってほしい。それが唯一の心残りでもある。「[本]のメルマガ」は情報誌ではなくて、少なくとも私の中では、運動体としての媒介作用を夢見ていたから。これまでに媒介しえたことの成果を今は語らない。明日の「[本]のメルマガ」を創るのは、読者のあなたであって欲しい。
by urag
| 2009-05-25 15:01
| 本のコンシェルジュ
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Comments(2)
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6月には、
レヴィ=ストロース『パロール・ドネ』 中沢新一訳 選書メチエ というものも出るようですね。個人的には、 I. フィンケルシュタイン/N. A. シルバーマン『発掘された聖書』 越後屋朗訳 教文館 が楽しみです。 7月には、 アドルノ『文学ノート I 』 みすず書房 さらにさらに、 F・イエイツ『ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統』 前野佳彦訳 工作舎 2009年夏刊行予定 と続くようですが、カネのほうが続かない。
0
無関係者さんこんにちは。『パロール・ドネ』、発売されましたね。イエイツの名著は複数の版元がずいぶんと昔からトライしていましたが、夏刊行と予告されているということはたぶん年内には刊行されると読んでいいだろうと思います。楽しみですね。
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