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2009年 05月 07日

09年5月下旬刊、暴力論叢書4『暴力と証し』(著者来日情報あり)

a0018105_17423837.jpg2009年5月22日取次搬入予定 【ジャンル:人文・哲学・現代思想】

『暴力と証し――キルケゴール的省察』 〔暴力論叢書4〕
ヘント・デ・ヴリース:著 河合孝昭:訳
46判並製312頁 本体2,500円 ISBN978-4-901477-46-8

旧約聖書におけるアブラハムの供犠と証しを倫理と宗教の両面から考察しつつ、〈暴力批判〉と〈責任の逆説〉を根源的に分析。オランダ哲学の新境地が、デリダ以後の問いを深化させる。暴力論叢書第四弾。本邦初訳。

人文科学に携わっている者で、厄介な問題を抱えた近現代を理解することに真剣な関心を抱いている者であれば誰でも、最大の興味をもって読むことができるはずである。[タラル・アサド]

理知的な複雑性と強度をもって波紋を投げかける書。[ジュディス・バトラー]

哲学におけるもっとも困難な問題を取り上げている。豊穣かつ有益で、きわめて重要な書。ただ読むのではなく、繰り返し読むことが求められる。[ヒラリー・パットナム]

ヘント・デ・ヴリース(Hent de Vries):1958年生まれ。オランダの哲学者。現在、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学人文学教授。著書に『極小神学――アドルノとレヴィナスにおける世俗理性批判』(ドイツ語版:1989年、英語版:2005年)、『哲学と〈宗教への転回〉』(英語版:1999年)、『宗教と暴力――カントからデリダにいたる哲学的諸展望』(英語版:2002年)などがある。09年5月23日~25日、日文研の招聘により初来日する。

河合孝昭(かわい・たかあき):1969年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)単位取得退学。2000年にパリ第10大学にてDEAを取得。大学非常勤講師。著訳書に『仏蘭西の思想と倫理』(共著、行路社、2001年)、エマニュエル・レヴィナス『実存の発見』(共訳、法政大学出版局、1996年)などがある。

◎著者初来日記念イベント

■国際シンポジウム:京都学派と「近代の超克」‐近代性、帝国、普遍性

開催日: 平成21年5月23日~24日
会場: 国際日本文化研究センター
※このシンポジウムはすでに満席のため、参加受付が終了しています。

第一日目5月23日
9:00-9:10 所長挨拶: 猪木武徳 (日文研)
9:10-10:00 趣旨説明: 磯前順一(日文研)「近代の超克」と京都学派‐近代性の多様性

1 .「近代の超克」と京都学派‐近代性の多様性
10:00-11:00 報告:James Heisig (南山大学) 西谷啓治と「近代の超克」
11:00-12:00 報告:藤田正勝(京都大学)「近代の超克」の思想喪失―近代とその超克をめぐる対立
12:00-12:30 コメント:Gauri Viswanathan (Columbia University)
12:30-13:30 討議

2 .三木清と帝国の哲学‐普遍性の探究
14:30-15:30 報告:酒井直樹(Cornell University) 三木清と帝国の哲学‐普遍性の探究
15:30-16:30 報告:Harry Harootunian (New York University)三木清と資本主義の超克‐日常性と普遍性
16:30-17:00 コメント:Hent de Vries (Johns Hopkins University)
17:00-18:00 討議

第二日目5月24日
9:00-10:00 報告: 孫歌(中国社会科学院) 「近代の超克」と「中国革命」‐戦後日本思想史における二つのモメント

3.「近代の超克」と「世界史の哲学」‐帝国主義
10:00-11:00 報告:鈴木貞美(日文研) アジアにおける近代の超克
11:00-12:00 報告:金哲 (延世大学校) 朝鮮半島における近代の超克
12:00-12:30 コメント:孫歌(中国社会科学院)
12:30-13:30 討議

4 .西洋近代という経験
14:30-15:15 発議:近代性から Gauri Viswanathan
15:15-16:00 発議:普遍性から Hent de Vries
16:00-16:30 コメント:稲賀繁美(日文研)
16:30-18:00 討議

■同志社大学・一神教学際研究センター 公開講演会 →中止になりました。

日時:2009年5月26日(火)14:00-17:45 →中止になりました。
会場:同志社大学今出川キャンパス 神学館礼拝堂
地図:http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html
京都駅からの道順:京都市営地下鉄烏丸線国際会館行きに乗車、今出川駅で下車。3番出口を出て右へ50mほどのところに西門があります。

【プログラム/スケジュール】
テーマ:ポスト世俗主義時代における普遍的価値の追求──宗教の可能性 A Quest for the Universal Values in the Post-secular Age: Possibilities of Religion

講師:ヘント・デ・ヴリース(ジョンホプキンス大学 教授)
コメンテーター:酒井直樹(コーネル大学 教授)/磯前順一(国際日本文化研究センター准教授)
司会:小原克博(同志社大学 教授)

14:00-14:05 趣旨説明(司会者)
14:05-15:35 基調講演:ヘント・デ・ヴリース
15:35-15:45 休 憩
15:45-16:00 コメント:酒井直樹
16:00-16:15 コメント:磯前順一
16:15-17:45 質疑応答


→講演会は新型インフルエンザへの配慮のため、中止になりました。

主催:同志社大学 一神教学際研究センター(CISMOR)
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 Tel: 075(251)3726 Fax: 075(251)3092

by urag | 2009-05-07 17:44 | 近刊情報 | Trackback | Comments(2)
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Commented by ttt at 2009-05-09 21:43 x
ヴリースという人は知りませんでしたが、帯文を見る限り、めちゃくちゃ『死を与える』などに関わりそうな本で、面白そうですね。お金に余裕ができ次第、来月にでも買います。
来日記念イベントの方は別関心で興味を引きますが、なんとか本なりpdfファイルなりで議事録が公開されないかな…。ハルトゥーニアンの本が出たこともあって、活気があっていいな。
Commented by urag at 2009-05-14 03:00
tttさんこんにちは。ご賢察の通り、『死を与える』にかかわっています。来日イベントは豪華ですよね。うまくすれば書籍化されることもあるのかもしれません。


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