本日発売の「
週刊読書人」11月28日号4面に、弊社より刊行しているジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』の書評が掲載されました。評者は、桜美林大学専任講師の冠木敦子さんです。
「ジェンダーの理論家として知られるバトラーが、倫理に向かった書である」。「自己の外部、他者からの問いかけに対し自分自身を説明する場面から道徳あるいは倫理を考えながら、そのあり方をニーチェ的な「疚しい良心」とは別のところに求める本書の途行きは確かに魅力的であり、また倫理的関係と社会的関係、規範性の領域、権力の問題構成など、異なる領域の関係性についても大いに考えさせられるものとなっている」。
以上のように評してくださいました。冠木さん、ありがとうございました。