
メディア・デザイン研究所の批評誌『SITE ZERO/ZERO SITE』の第二号が刊行されました。特集は「
情報生態論――生きるためのメディア」です。この特集を企画したのは、ドミニク・チェン(1981-)さん。「〈いきるためのメディア〉のデザインと散種」をミッションに、今年四月に共同設立したばかりの
株式会社ディヴィデュアルの取締役をつとめておられます。同社のマニフェストは
こちら。
第二号は両開きになっていて、右端からは縦組174頁、左端からは横組290頁のボリューム。表紙の加工が凝っているので、傷よけにシュリンクがかかっています。写真は横組サイドの表紙。シュリンクに銀のシールが貼ってあります。
今回の執筆陣は以下の通り。ドミニク・チェン、高橋悠治、毛利悠子、田中浩也、市川創太、松岡康友、渡邊淳司、ゲオルク・トレメル/篠儀直子訳、三輪眞弘、城一裕、徳井直生、中嶋謙互、ローレンス・リャン/ドミニク・チェン訳、ヨハイ・ベンクラー/ドミニク・チェン+生貝直人訳、スコット・ラッシュ/篠儀直子訳、バリー・スミス/柳澤田実訳、西垣通×ドミニク・チェン(対談)、ロベルト・ザイデル、宮﨑裕助、カトリーヌ・マラブー/郷原佳以訳、南後由和、榑沼範久、田中純。
同誌の第0号「エステティクスの臨界」(06年7月)と、第1号「〈病〉の思想/思想の〈病〉」(07年9月)はすでに品切。小部数発行のため、店頭にあるうちに買わないと入手困難になること必至です。第2号は本体価格2,096円。
公式ウェブサイトからの購入も可能です。