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2008年 10月 08日

08年11月近刊:今福龍太『ブラジルのホモ・ルーデンス』

『ブラジルのホモ・ルーデンス――サッカー批評原論』
今福龍太:著
四六判変型ソフトカバー(121ミリ×188ミリ)200ページ
予価1,800円(本体価格) 11月下旬発売予定

サッカーの遊戯的宇宙、「ホモ・ルーデンス」の快楽に陶酔、歓喜、思考し、勝利至上主義の抑圧と「評論」に叛乱する、スポーツ批評の野心的原理論。

目次:
プロローグ
0 序論 「サッカー批評」とは世界批評である
1 起源論 身体のアルカイックな分節
2 伝播論 身体帝国主義の流れに抗して
3 儀礼論  サッカーをいかに「想像」するか
4 本能論  遊戯の消息、筋肉の機微
5 陶酔論  ドーピングの淵から
6 陶酔論[続] 身体の自然を愛すること
7 戦術論  互酬性のリズムに揺れながら
8 遊戯論  カーニヴァル、賭博、あるいはブラジルのホモ・ルーデンス
9 戦術論[続]  サッカーにおける「第三のストラテジー」
10 ファンダム論  フットボール民衆神学
11 時間論  ピッチの上のニーチェ主義者
エピローグ

今福龍太(いまふく・りゅうた):1955年生まれ、文化人類学者・批評家。現在、東京外国語大学教授。著書に、『クレオール主義』(ちくま学芸文庫)、『ミニマ・グラシア 歴史と希求』(岩波書店)など多数。近刊予定に、『群島-世界論』(岩波書店)、『サンパウロへのサウダージ』(レヴィ=ストロースとの共著、みすず書房)がある。

by urag | 2008-10-08 00:04 | 近刊情報 | Comments(0)


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