◎『思想地図』創刊記念シンポジウム「
国家・暴力・ナショナリズム」
司会:東浩紀(東工大特任教授)、北田暁大(東大准教授)
登壇者:萱野稔人(哲学)、白井聡(政治学)、中島岳志(政治学)
日時:08年1月22日(火) 17時30分~20時30分
会場:東京工業大学
大岡山キャンパス・講堂 (東急大井町線・目黒線「大岡山」駅下車、徒歩3分)
料金:入場無料、参加申し込み不用。600人収容、先着順。
問い合わせ:03-5734-3824
主催:東京工業大学世界文明センター
協力:NHK出版
内容:国家とはなにか。国家は幻想にすぎないとよく言われるが、他方で国家がそれに止まらない機能や存在感をもっているのも確かである。ナショナリズムの失効が訴えられて久しいが、1990年代以降、若い世代では国家への期待が逆に強まっているようにも見える。そのような現状認識のもとで、哲学、政治学、社会学からの5人の若手論客が、この10年間の思潮を振り返り、新たな国家論を模索する。
***
いよいよ明日ですね。NHK出版から今春刊行される、NHKブックス別冊の新雑誌『思想地図』のプレ創刊イベントです。東浩紀さんの「渦状言論」の昨年8月時点での
仮発表によれば、「思想地図」と書いて「カルトグラフィ」と読ませるそうです。不定期刊行。第1号の特集は「日本」。編集委員は東さんと北田暁大さん。東さんはかつて角川の「新現実」やGLOCOMの「智場」などにも少々関わられてきましたが、今回の「思想地図」をこそ、本領発揮の場とされるような気がします。編集実務には、R25のブックレビューでもお馴染みの
斎藤哲也さんが参加されている
ご様子です。実に楽しみです。