
14日発売の商品で予約を入れていた、リドリー・スコット『
ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション』とジョン・パーキンス『
エコノミック・ヒットマン』とあしべゆうほ『クリスタル☆ドラゴン(25)』が翌15日に届きました。
新宿バルト9での『
ブレードランナー ファイナル・カット』の上映をぼやっとしているうちに見逃してしまい、悲しみにくれていたところ。ブルーレイでの発売がないのは、ダグラス・トランブルが証言している高画質のオリジナルネガがいずれ初公開となりうるような可能性を秘めているからでしょうか。一ファンとしてはそう信じたいところです。
『エコノミック・ヒットマン--途上国を食い物にするアメリカ』(古草秀子訳、東洋経済新報社)は「デモクラシー・ナウ!」の
著者インタビューを視聴して以来、個人的に待望していた日本語訳。原書は04年刊。映画のような本当の話で、話題沸騰間違いなしの予感。一流企業のエコノミストたちが工作員として他国の経済をアメリカのいいように陥れていくという怖すぎる話。彼らが失敗すると、暗殺屋であるジャッカルや軍隊が出動して事にあたり、国家を転覆させると言います。こういう「仕事」をする人々が日本社会でもいるような気が。今年原書が刊行された続編『アメリカ帝国秘史』の翻訳も待たれるところ。
『
クリスタル☆ドラゴン(25)』(ボニータコミックス、秋田書店)はいよいよアリアンとバラーの対決が間近であることを感じさせる展開。あの象徴的な存在が壊れてなくなっちゃったけど、いいのだろうか? いいのか、引き継がれているんだから。年一回のペースで進んでいるコミック発売を毎回楽しみにしています。