毎年だいたい自分たちはスルーしてしまい、お祝いの言葉をいただいてから気づくのですが、先週金曜日の12月7日は、弊社の創業記念日でした。満七周年になります。ご挨拶が遅くなりましてすみません。もう七年経ったのか、と驚いてしまいます。生き残っているのが奇跡のようです。ありがたいことです。皆様の日ごろのご愛顧に篤く御礼申し上げます。これからもいっそうがんばります。
2007年に出版した本
自社発行
1月:ポール・ヴィリリオ『民衆防衛とエコロジー闘争』河村一郎・澤里岳史訳【哲学思想】
5月:トニ・ネグリ『芸術とマルチチュード』廣瀬純・榊原達哉・立木庸介訳【哲学思想】
6月:森山大道『大阪+』【写真】
7月:森山大道『ハワイ』【写真】
9月:モーリス・ブランショ『書物の不在』【哲学思想・フランス文学】
10月:大谷能生『貧しい音楽』【音楽】
11月:ヴェルナー・ハーマッハー『他自律--多文化主義批判のために』増田靖彦訳【哲学思想】
12月:片山廣子『新編 燈火節』【日本文学】
自社重版
1月:ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック』2刷【カルチュラル・スタディーズ】
1月:大竹伸朗『ネオンと絵具箱』2刷【美術】
5月:ジョルジョ・アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』5刷【哲学思想】
11月:高柳昌行『汎音楽論集』2刷【音楽】
発売元請負
3月:熊木裕高『吠えない犬』PLACE M発行【写真】
4月:『表象01』表象文化論学会発行【哲学思想】
12月:尾崎大輔『写真は私たちの記憶を記録できるのですか?』PLACE M発行【写真】
12月:尾崎大輔『無』PLACE M発行【写真】
以上、自社本8点、発売元請負4点でした。
ところで皆様、「
吉野家シンガポール」のウェブサイトをご存知でしょうか。私は
アメーバニュースで知ったのですが、本当にユニークですね。初めてご覧になる方はぜひ音声も楽しんでください。ことばに携わる仕事をしている身として「正しい日本語」云々を申し上げるつもりは毛頭ありません。多少ユルくても許される例もあると思いました。ご自在に迷うな~