
07年1月に逝去された
哲学書房の中野幹隆さんの追悼ブックフェアがジュンク堂書店新宿店で本日から開催されています。会場では、中野さんの手がけた雑誌と書籍の一覧などを掲載したペーパーなども無料配布されています。微力ながら私もお手伝いしました。哲学書房の在庫僅少本や、朝日出版社時代の雑誌「エピステーメー」や書籍が販売されています。激レアな品揃えでした。ジュンク堂の担当者さんのお許しを得て朝一番で撮影してきた写真を掲載しておきます。左の棚三本が哲学書房の本と雑誌、右二本は朝日出版社の本と雑誌です。右から二本目の棚の上から一段目と二段目にレインボーカラーのように見えているのが、月刊「エピステーメー」の貴重なバックナンバー。
◎「中野幹隆という未来――編集者が拓いた時代の切鋒(きっさき)」
日時:07年7月1日(日)~8月31日(金)営業時間:午前11時~午後9時
場所:ジュンク堂書店新宿店7F上りエスカレーター横 (新宿区新宿3-29-1新宿三越アルコット6~8F 電話03-5363-1300)
新宿店に続いて池袋本店でも催される予定です。
日時:07年9月10日(月)~10月9日(火)営業時間:午前10時~午後10時
場所:ジュンク堂書店池袋本店4F人文書売場 (豊島区南池袋2-15-5 電話03-5956-6111)

なお、同じく本日からのスタートで、紀伊國屋書店新宿本店5F人文書売場では、朝日出版社の書籍の在庫僅少本フェアが展開されています。ほとんどが中野幹隆さんの在籍時代のもの。会期は9月10日ごろまでですが、たぶん早々に売り切れてしまうだろうと思うので、どうぞお早めに。とにかくびっくりするような懐かしい本がズラリと並んでいました。詳細はあえて伏せますが(それくらいレア)、感動ものです。紀伊国屋の担当者さんのお許しを得て朝一番で撮影した店頭の写真を掲載します。
バーコードのない古い本や多少の汚損のある本は、取次流通には乗せにくいので、こうした僅少本に特化した特別契約的なフェアでもないかぎりは、読者の目には触れないだろうと思います。版元さんにも書店さんにもぞれぞれの苦労がおありだったことでしょう。ありがたいことです。