
記事を読んでピンと来ました。この「男たち」、都内に住む私の家にも来ました。神奈川では今月あった出来事だそうですが、東京では昨年の話です。確かに記事の通り「数人の青い作業服姿の男たち」が水道工事を理由に洗浄剤らしき錠剤を渡していきました。写真がその現物。使わずにとっておいたのです。得体が知れなかったので。正体は市販の「パイプの消臭・洗浄剤」だそうです。
昨年のいつのことだったか、ある日の日中のこと、若い男性たちが近隣を一軒一軒訪問していました。私のところに来た男の子は10代後半から20代前半だったか、イマドキの若者言葉全開でおおよそ次のように喋っていました。「近くで水道工事やってるんですけどぉ、変な臭いがするってアリエナイこと言うヤツがいるんですよぉ、マジアリエナイんですけどぉ、これ(錠剤)使ってください云々」。
このあと錠剤を下水管だか排水溝だか、どこかに投げ込んでおくことを説明されましたけれど、いまいち話がよく分かりませんでした。我が家のそうした場所を覗くことはめったにないですからね。その手の訪問販売の「点検商法」とは違っていたような記憶だけは残っています。新聞記事の通り、「実際には工事は行われていなかった」なら、いったい彼らは何の活動をしているんでしょうね。
まちなかから下水の嫌な臭いを一掃する「浄化思想」を掲げる新たな宗教集団とか?あるいは一般市民のだまされやすさを実地調査する社会学的検証が目的とか?いや、冗談ですけれど。
爆盗団説とか、
毒殺テロ説とか、色々あるようで。
【参考記事】「読売新聞」4月14日付社会欄
「「水道工事対策」とウソ、洗浄剤配る謎の男たち」 記事ミラーYahoo!ニュース