ポール・ギルロイの本邦初訳単行本となる『
ブラック・アトランティック』は非常に好調な売行で推移しています。11月26日の「朝日新聞」に、山下範久さん(北海道大学助教授・歴史社会学)による書評「
近代史の隅々に生きていた黒人たち」が掲載されてからというもの、近年にない勢いで客注や補充発注が入っています。
在庫はまだありますので、ご安心ください。某オンライン書店にて2倍以上の高額で出品されているのを見かけました。びっくりです。某店には追加出荷していますから、一時的なものかと思います。他書店では在庫ありなんですけどね~。
弊社ではポール・ギルロイの著書の翻訳を、あと何点か進めております。皆様に早くお届けできるよう、今回の書評を励みに、いっそうがんばりたいと思います。書評者の山下さんにあらためて深く感謝申し上げます。
売行好調を背景に、ギルロイの本を中心にしたブックフェアの企画が複数の書店さんで持ち上がり始めているようです。詳細はまた追って。