「朝日新聞」06年11月26日(日)付の
読書欄に、『
ブラック・アトランティック』の書評が掲載されました。評者は北大助教授の山下範久さん。「よく練られた良訳を通して、著者の議論に再び接すると、その論旨の明晰さに吸い込まれるような思いがする。文化研究の原点を再確認する好機として、気負いなく読みたい作品である」と評していただきました。山下さん、ありがとうございます。
今回の書評を読んだ複数の書店員の方からメールをいただき、「非常に良い書評でしたね、今後の売行が期待できます」との感想を聞きました。書店員さんは各種書評を毎週チェックしていらっしゃるので、書評の質について厳しく判定しておられますし、それが売上にどう貢献しているか、冷静に観察されています。そうした販売現場のヴィヴィッドな反応を書評紙誌の編集者や評者に還元していきたいし、そうするべきなのですが、なかなかそういう機会がないのが現実。ちょっともったいないですよね。