「
朝日新聞」06年11月23日付朝刊の文化欄に、「吹き荒れる大竹伸朗旋風」という大きな記事が載りました。これは東京都現代美術館の「
全景」展を紹介し評価したもので、編集委員の田中三蔵さんによる記事。複数の雑誌が特集を組み、新刊書籍が立て続けに刊行されて、あちこちで再評価の機運が高まっていることを示しつつ、なぜいま大竹伸朗なのかという問いをたてて分析を試みています。
また、先週金曜日に発売された月刊誌「
美術手帖」06年12月号は、「全身全景 大竹伸朗」と題した特集号です。「
全景」展の完全ガイドやオリジナル特別付録「大竹伸朗〈毎貼(まいばり)〉スクラッブブック1977-2006」のほか、斉藤環さんらによる作家論や、浅田彰さんの特別寄稿「誰が大竹伸朗を語れるか」が掲載されています。
そしていよいよ今週末の11月26日(日)午前9時00分~9時45分(再放送午後8時00分~8時45分)に放映されるNHK教育の「
新日曜美術館」は、「突き動かすもの 画家・大竹伸朗の世界」と題した大竹伸朗特集番組です。まさに吹き荒れる大竹旋風といった今日この頃です。