2006年 07月 29日
今をときめくちょいワルオヤジ、「LEON」「NIKITA」の編集長岸田一郎氏の稼ぎにぶったまげた私は出版下流人ですか。「日刊スポーツ」紙7月29日付の記事「ちょいワル編集長10日間の出社停止」で驚いたのは、退社予定の彼がスタッフを引き抜こうとした嫌疑で出社停止になったことではなく、「雑誌の広告収入だけで年間約20億円を稼ぎ、岸田氏も年収約2000万円」と書いてあるくだり。出版界にはかたや年収200万円の人もいることでしょうから(私のこと?)、この驚くべき格差に呆然とするのです。そういや私は一度も「LEON」を買ったことがありません。ぶあっはっはあ。アデオス? アデージョ(すげえ、Yahoo!辞書に載ってるんだね)? ちょい「ヨコシマ」オヤジのモテる艶夜(アデーヤ)? たったいまの真夏の夜遊びマル秘テク? 案外面白そうだな……毎月780円で脳内「なりきり艶男」が可能なのか……ほっとけ! ……「LEON」の読者層がどんな本を読んでいるのか(あるいは読んでいないのか)が気になってきました。
by urag
| 2006-07-29 23:18
| 雑談
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Comments(14)
TSUTAYAとスタバがドッキングして珈琲を喫しながら座り読み出来る空間があるので、堂々と「LEON」を読みながら今度、観察してみます。
しかし、いまだにこのような雑誌が売れるんですね、雑誌の名前も知らなかった。一体、どこのオヤジが買うのか、知りたくなりました。少なくとも僕の知っているオヤジ達は縁がない、そんなオヤジがどこにいるんだろう?謎…。
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ユリイカ
at 2006-07-30 02:47
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http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=444&e=2
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junippe=anode
at 2006-07-30 07:00
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おはようございます。昨日高校の友達と呑んでて、悪いオヤジになろうと誓いあいました(笑)。
さっき、「LEON」を立ち読み(見る)したのですが、パラパラの数十秒で終わり、「メンズファッション」の様な雑誌なんですね、男の写真ばかしで、売れているとは信じられない、読む記事はなかったです。本屋の前にヤングファッションメーカーで働いていた僕でも全然ヒットしなかったのですが、どうも判らない、謎。平台に二面も積んでいました。ホントウに売れているの?
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chloe
at 2006-07-31 02:28
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「LEON」の編集長を務めていようといまいと、大手出版社の社員で五十代半ばでしたら、税込年収二千万円くらいもらっている人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
雑誌が人によっては眉を顰めるような語彙と文体を〈売り〉にして成功を収めるのは、かつての「POPEYE」以来(?)いくつも例があると思いますが、「LEON」の場合、その語彙と文体が〈語彙〉とも〈文体〉とも呼ぶのが憚られるレヴェルであること、またその〈成功〉が多くの読者の支持を得ることではなく、実売七~八万部程度で年間二十億円の広告売上を達成したことを意味する点については、私もいささか皮肉まじりの意見を述べたい気持ちを抑え切れません。 でも、そのことと岸田氏の“年収二千万円”を直結させて論ずるのは、問題の所在を見誤っておられるような気がいたします。
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urag at 2006-07-31 02:46
葉っぱ64さん、こんにちは。早速のフィールドワーク、ありがとうございます。しばらく「観察」してみる必要がありそうですね。いや、そうでもないか。
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urag at 2006-07-31 02:47
ユリイカさん、こんにちは。ものすごい記事をご紹介してくださり、深謝申し上げます。これなら書き込みが盛り上がるはずですよね。
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urag at 2006-07-31 02:49
junippe=anodeさん、こんにちは。私もその場にいたら誓ったと思いますよ(笑)。
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urag at 2006-07-31 02:56
chloeさん、こんにちは。直結させているつもりはありませんよ。ただ、どっちも気に入らないと言っているだけです。chloeさんがお考えの「問題の所在」についてよかったら聞かせてくださいませんか。
http://gendai.net/?m=view&g=wadai&c=050&no=17067
こんなのもあります。 要するに、LEONで紹介されているモノを買える人、買いたい人対象であって、それ以上でもそれ以下でもない、というところじゃないでしょうか。どのへんにいるかというと、表参道へんとか銀座へんとか葉山(ヨットやる層ということで)ではないかと思います。自分もあまり見たことはないですが。 ネタ雑誌として読むと笑えますけれどね。
>表参道へんとか銀座へんとか葉山
しかしその辺がおかしなところで、このあたりに住んで普通に生活している人達は「LEMON」を購入しない、むしろ上に紹介している「ユリイカ」を購入する。(僕の知り合いを思い浮かべながら) 地方の人達ほどブランド志向が強い、(実際、ブランド関係のチェーン店にちょっとだけ関わった個人的事例として) 意外とこのような雑誌は地方で売れているのだろうという見立てがあります。 でも、殆ど広告収入で商売している雑誌ではないですか、まさか、実売数を多くするために、返品率を操作することをしているとは思いたくないですが…。 実際に「LEONで紹介されているモノを買える人、買いたい人」もいるでしょうが、買えない人がせめて幻想を買う(結構、この雑誌は安いですよね)。それもあると思います。 又は営業マンが必修の情報雑誌として購入する。
スミマせん。「ユリイカ」でなくホームレス特集の「現代思想」でした。
僕のいいたかったことは、僕は一度も泊まったことはないけれど、 知人が東京出張のおりハイアットホテルに泊まったら客室に雑誌「風の旅人」が備え付けで置いてあったので、びっくりしたと言っていました。 恐らく「LEMON」は置いていないでしょう。 そういうニュアンスを僕は言いたかったのです。
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urag at 2006-08-10 00:43
めもさん、こんにちは。亀レスごめんなさい。岸田さんの割り切り方は、ビジネスとしては正解だと思いますし、ネタに徹しているその戦略性に同業者として共感する部分もあるんです。ネタ開発は月曜社にとっても非常に重要なのです。
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urag at 2006-08-10 00:44
葉っぱ64さん、たびたびのコメントをありがとうございます。「幻想を買う」というのは確かにありますよね。それは出版産業の肝でもあります。
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