
あれだけ
色んな場所で配布されていて、しかも案外大きなサイズ(タテ298ミリ×ヨコ210ミリ)で目立つにもかかわらず、お恥ずかしい話、私は一度も店頭でフリーペーパー
「WB(早稲田文学)」を入手したことがありません。なぜか見つけられない。たぶん気合が足りないんでしょう。
そんなわけで私は1号(05年11月)から4号(06年5月)まで、関係者に会った時にその都度恵んでもらってきました。ありがたやありがたや。業界人でよかったと思える一瞬。
私にとってはフリーペーパーというのは憧れの存在です。無料という「政治性」が好きなんです(だから「[本]のメルマガ」を続けているんだと思います)。月曜社がもっと大きな会社になったら(いったいいつのことやら)、作ってみたいものです。想像してみるだけでもう楽しい。あんなことやこんなこと。
サイズは文庫本かそれ以下で、一般的な版元のPR誌より活字の量が多い、無料の思想系フリーペーパー、とか。「月曜社未刊行図書目録」(未刊)もそんなふうにして作ってみたかったんです。単なる目録ではなく、読み物のあるフリーペーパーのノリで。日々の忙しさに負けていまだに作製できていませんが。