アマゾン・ジャパンが版元との直取引口座「
e託販売サービス」を開始し、昨日13日から登録受付を開始しました。
アマゾンの説明によればe託販売サービスというのは、「出版社/メーカーの商品をアマゾン配送センターに委託在庫。アマゾンのサイト上で24時間以内発送の状態にし、商品のカスタマーへの配送及びサポートを提供するサービス」とのこと。
詳細を見てみると、ポイントとしては、
★年会費は9,000円
★配送センターでの商品の保管料は無償
★ISBNが必要
★仕入正味60
★毎月精算(月末締め翌々月末日入金)
★オンラインで「販売&在庫レポート」が確認可能
といったあたり。あとはゴチャゴチャした細則がありますが、ほとんどがアマゾンに有利な条件です(商売として当たり前か)。正味60というのは、取次への通常の卸正味より5%以上下回るもので、版元によっては、10%以上下回るケースもままあります。こういう条件に乗る版元がどれくらいいるものなのか、ちょっと疑問。上記条件が無理ならば、「出品手数料の安いAmazon マーケットプレイスの参加もご検討ください」と謳っています。
今回のサービスは、ISBNのついていないいわゆる「非流通本」までをフォローするシステムではありません。私は「非流通本」のマーケットについて先日
ユートピア的に想像したことがありましたが、複数の方から同じような構想を暖めていることを耳にしました。
再販制の縛りのない書籍以外の商品については、アマゾンが小売価格を決定するそうですが、本当はアメリカの本家のように書籍もディスカウントして販売したいんでしょうね。