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URGT-B(ウラゲツブログ)

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2005年 11月 19日

鳥インフルエンザの爆発的流行は一年後?

生物資源利用研究所の根路銘国昭所長によれば、鳥インフルエンザの人間への大流行は、鳥たちの間での爆発的感染が収束してから起きるだろう、とのことだ。これは、フジテレビ11月19日「ワッツ!?ニッポン」でのコメント。

ほかにもこんな趣旨のコメントがあった。

「ベトナムでの罹患者から採取したウィルスを研究し、すでにワクチンが試験的に開発されている。ワクチンは臨床実験を経て、実用化される。半年後にはワクチンが利用できるようになるだろう。」→半年後で事態に間に合うのか?

猪瀬直樹氏の「中国で現在死者一名というのはにわかには信じがたい。政府は実際の感染者数を把握しきれていないのでは」という率直な疑問には、「おそらく把握しきれていないだろう」との答えだったが、実際どれくらいいると予想できるか、という具体的なコメントはなかった。

皮肉を言えば、「危機」一般はマスコミや出版社にとって格好のネタになる。視聴者や読者の注目があれば、報道や出版はカネになる。これが行き過ぎるとどうなるか。一例としては、アガリクスやメシマコブの違法広告(過剰宣伝)で逮捕された出版人が最近出たのは皆様ご存知の通り。

かの史輝出版の社長は、本件とあわせて、広告宣伝や店頭陳列のために、ライブ出版や青山書籍といった「実体のない」出版社を設立した(警視庁生活環境課の調べ)と報道されている。ひとくちに「出版社」といったって、いろいろな会社があるものです。

by urag | 2005-11-19 13:54 | 雑談 | Comments(0)


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