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2005年 11月 17日

25日付「週刊読書人」に小泉義之さんによるアガンベン評

書評専門週刊紙である「週刊読書人」の11月25日付の号に、立命館大学教授の小泉義之さんによる長文のアガンベン評「「来たるべき世代の政治的課題」を示す――現代フランス哲学思想の最良の批判者にして遺産継承者」が掲載されました。岩波書店の『残りの時』と、弊社刊の『バートルビー』および『涜神』の、合計三冊をまとめて書評してくださっています。

「アガンベンは一級の学者である。引き合いに出す失礼を許していただきたいが、坂部恵・丹生谷貴志・田崎英明の三氏をあわせて三で割った人というのが、私にとってのアガンベンのイメージである。アガンベンは、古代ギリシア哲学や近代ドイツ観念論に匹敵する現代フランス哲学思想、これの最良の批判者であり、遺産継承者である。」

「アガンベンは、その例外状況論だけが、狭隘な政治主義的観点から取り上げられがちである。しかし、アガンベンの書物には遥かに深いものがある。メシア的な残りの時を見事に描いていた大鋸一正の『春の完成』がそうであったように、「少数派」によって大切に読まれることを強く期待したい。」

以上は冒頭と末尾の文章です。三点それぞれを評した、愛のこもった文章が引用できないのはたいへん残念ですが、どうぞ本屋さんで25日付の「週刊読書人」をぜひぜひぜひ、お買い求めください。

小泉先生、的確な書評をありがとうございました! (H)

by urag | 2005-11-17 22:11 | 人文書既刊 | Trackback | Comments(0)
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