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2026年 01月 23日

月曜社2月新刊:堀真悟『祈りのアナーキー』

2026年02月16日取次搬入予定【人文・思想・批評】

祈りのアナーキー ――シモーヌ・ヴェイユと解放の神学
堀真悟(著)
月曜社 本体3,200円 46判(縦188mm×横130mm×束21mm)336頁
ISBN:978-4-86503-219-2 C0010 重量340g


あらゆる統治をしりぞける新たな〈生〉の形式を見出すための新鋭による力編。ヒップホップに恩寵を見出し、パレスチナを通して「実在」を問うなど、シモーヌ・ヴェイユとともに「いま-ここ」の解放の神学をさぐる。守中高明氏推薦「「主体性」「自由意志」そして「主権」――近代が強いるこれらの妄念を脱構成=罷免する〈信〉の力。この熾烈な終わりなき「神との共-生成」へと召し出されることを、あなたは求められている」。

目次:
序章 霊性を解放する
1章 マテリアルな霊性――聖なるものたちのコミュニズム
 はじめに
 1 シモーヌ・ヴェイユの霊性
  1-1 神の超越性――カール・バルト
  1-2 神の内在性――スピノザ
  1-3 物質の霊性――聖なるもの
 2 放棄と蜂起a
  2-1 無になることの無力?
  2-2 物質性からの自由、物質性への自由
  2-3 脱創造のヴァンダリズム
 3 聖なるものたちのコミュニズム
  3-1 情熱的連帯
  3-2 すべてを共有化する
  3-3 大赦の労働
 おわりに
2章 注意と軽蔑――田園都市のファシズムと盗人たちのコミューン
 はじめに
 1 シモーヌ・ヴェイユの注意
  1-1 注意の霊性
  1-2 注意の脱構成
  1-3 注意の身体性
 2 インフラストラクチャーの軽蔑
  2-1 田園都市の霊性
  2-2 田園都市のインフラ
  2-3 田園都市のネオリベラリズム
  2-4 田園都市のロジスティクス
  2-5 田園都市のファシズム
 3 注意と解放
  3-1 注意と身体-領土
  3-2 注意するサマリア人
  3-3 注意とコミューン
 おわりに
3章 祈りのアナーキー ――統治としての、あるいは召命の義務としての
 はじめに
 1 祈りについて
  1-1 可能性という誘惑
  1-2 統治としての祈り
  1-3 持続可能な人間?
  1-4 統治の持続と教会機械
 2 祈りと解放
  2-1 非-可能性への祈り
  2-2 メシア的召命
  2-3 祈りのアナーキー
 3 アナーキーの義務
  3-1 強靭な否定性?
  3-2 新たな義務
  3-3 「その人をその人として」
 おわりに
4章 ヒップホップの神様――シモーヌ・ヴェイユの黒人霊歌と黒人解放の神学
 はじめに
 1 シモーヌ・ヴェイユの黒人霊歌
  1-1 芸術の義務
  1-2 宇宙の転覆
  1-3 真理の教育
 2 ヒップホップの威力
  2-1 想起する義務
  2-2 贖罪するストリート
  2-3 必然のコミュニズム
 3 ヒップホップの恩寵
  3-1 ヒップホップのテロリズム
  3-2 ヒップホップの必然
  3-3 ヒップホップの脱獄
 おわりに
5章 パレスチナの永遠――シモーヌ・ヴェイユの実在論とパレスチナ解放の神学
 はじめに
 1 「パレスチナは実在しない」?
  1-1 シオニストの天才
  1-2 締め出しの新実在論
  1-3 無感性的なものに抗するイメージ?
 2 締め出しの地理、 地理の秘蹟
  2-1 見ることの失敗――インフラストラクチャーの暴力
  2-2 見ることの霊性――聖地とロジスティクス
  2-3 巡礼、 蜂起、 不屈の神学
 3 実在するパレスチナ
  3-1 シモーヌ・ヴェイユと二つのイスラエル
  3-2 パレスチナの実在
  3-3 パレスチナの永遠
 おわりに――他の場所におけるパレスチナと共通のもの
6章 うしろからおされて――田中小実昌゠遵聖、ポロポロのエチカ
 はじめに――「どうでもよくないこと」
 「十字架は奪ってくる」 
 「神が神となる」 
 「ポロポロ」  
 「いまでもいっしょにいる」 
終章 不幸との接吻
あとがき

堀真悟(ほり・しんご):月刊誌・書籍の編集者を経て、現在、早稲田大学文化構想学部現代人間論系助手、立教大学兼任講師、高崎経済大学非常勤講師。専門はカルチュラル・スタディーズ、キリスト教思想、社会学。

月曜社2月新刊:堀真悟『祈りのアナーキー』_a0018105_17442666.jpg


by urag | 2026-01-23 17:44 | 近刊情報 | Comments(0)


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