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2021年 04月 02日

「図書新聞」に『マルティン・ハイデガーの哲学』の書評

弊社11月刊、アルフォンス・ド・ヴァーレンス『マルティン・ハイデガーの哲学』に対する黒岡佳柾さんの書評「『存在と時間』の読解とフランス哲学界とハイデガー哲学との対話から、現代にも通じる独自の「ハイデガー論」が開陳される良書」が図書新聞4月10日号「特集:哲学と思想の波打際」に掲載されました。

「主に第二部から第三部の本文や注では、ジャン・ヴァール、アンリ・コルバン、エマニュエル・レヴィナス、そしてオイゲン・フィンクなどのハイデガー解釈が豊かに提示・参照されており、当時のフランス哲学界とハイデガー哲学徒の対話の一幕を覗き見ることができる」。「本書はド・ヴァーレンス独自の「ハイデガー論」の展開であるとともに、それが現代でも問いに値する「他者」「無限」といった問題圏にも一石を投じる可能性を秘めていることが分かるのである」。等と評していただきました。

by urag | 2021-04-02 19:04 | 書評・催事・広告 | Comments(0)


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