本日発売の月刊誌「中央公論」2021年3月号で「新書大賞2021」が発表されました。私も例年通り、参加いたしました。私が選んだベスト5は以下の通りです。
1:斎藤幸平『人新世の「資本論」』集英社新書
2:大谷崇『生まれてきたことが苦しいあなたに』星海社新書
3:S・グリーンブラット『暴君』岩波新書
4:大野和基編『コロナ後の世界』文春新書
5:吉本隆明『ひきこもれ』SB新書
それぞれへのコメントはここでは記しませんが、斎藤さんの本は今回の新書大賞第1位を受賞されており、毎年ズレたランキングを寄稿している私としてもこれは納得の結果です。全体としても2位に約60点差をつけての1位。7万部突破も頷けます。今回はこのほかに個人的には時点がたくさんありました。背表紙を並べて撮影してみると、とにかく昨年はマルクス・ガブリエルの本が多く、ランキングに入りにくかったかもしれません。また、新書大賞は12月~11月の本が対象となるため、昨年12月に発売となった東浩紀さんの話題作『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)は来年に持ち越しとなったのがタイミングとしてはやや不利でした。初期の頃のように、1月~12月を対象とした方がすっきりする気がします。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-240832810"
hx-vals='{"url":"https:\/\/urag.exblog.jp\/240832810\/","__csrf_value":"2481c72233960619363cacf888cf347015c96f3adbf39f689feb0deb7a5943cab2e2e418c096fc1cb8ad25a349d3fe4469ae0239a7b80b9c062a2c48af482c0e"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">