2019年 05月 13日
★まず最初に5月の文庫新刊の中から注目書をいくつか。 『中世思想原典集成 精選4 ラテン中世の興隆2』上智大学中世思想研究所編訳・監修、平凡社ライブラリー、2019年5月、本体2,400円、B6変判624頁、ISBN978-4-582-76881-7 『日本の偽書』藤原明著、河出文庫、2019年5月、本体760円、文庫判200頁、ISBN978-4-309-41684-7 『物質と記憶』アンリ・ベルクソン著、杉山直樹訳、講談社学術文庫、2019年5月、本体1,330円、A6判392頁、ISBN978-4-06-515637-7 『元号通覧』森鴎外著、講談社学術文庫、2019年5月、本体1,230円、A6判336頁、ISBN978-4-06-515740-4 『崖の上のポニョ』宮崎駿原作・脚本・監督、文春ジブリ文庫シネマ・コミック15、2019年5月、本体1,600円、文庫判456頁、ISBN978-4-16-812114-2 ★『中世思想原典集成 精選4』は第4回配本。親本の第7巻「前期スコラ学」、第8巻「シャルトル学派」、第9巻「サン=ヴィクトル学派」、第11巻「イスラーム哲学」から9篇を収録したもの。佐藤直子さんによる巻頭解説、各作品解題、水野千依さんによる巻末エッセイ「心のなかに「絵」を描く――魂の階梯と形象の彼方」は新たに追加されたものです。9篇の収録作品はhontoの単品紹介ページにて公開されています。来月の平凡社ライブラリー新刊はキルケゴール『新訳 不安の概念』村上恭一訳、とのことです。デンマーク語原典からの新訳。 ★『日本の偽書』は2004年に刊行された文春新書版に「若干の訂正を加え」て文庫化したもの。『上記』『竹内文献』『東日流外三郡誌』『秀真伝』『先代旧事本紀』『先代旧事本紀大成経』などを取り上げ、なぜそれらが人を惹きつけてやまないのかに迫っています。できればこれらの偽書自体も文庫版で入手できるようになるといいなと念願しています。今月の河出文庫新刊では小栗虫太郎『法水麟太郎全短篇』や、喜田貞吉『被差別部落とは何か』なども気になったのですが、店頭になく他日を期したいと思います。 ★講談社学術文庫の今月新刊からは2点。『物質と記憶』は文庫オリジナルの新訳。巻末の訳者解説によれば、底本は諸版を検討した結果、1982年の旧カドリージュ版と、1959年の生誕百周年著作集を用いるべきだと判断したとのことです。既訳は多数ありますがすべて参照し、「明確なヴァージョンアップ」を目指して翻訳に取り組まれたとのことです。 ★『元号通覧』は巻末の特記によれば「1953年に岩波書店より刊行された、『鷗外全集』第13巻に収録された『元号考』を改題して文庫化したもの」。「元号の出典から改元理由、不採用の候補に至るまで1300年分の元号が一望できる」(カヴァー表4紹介分より)、学術文庫らしい一冊。巻末解説は猪瀬直樹さんが書かれています。 ★『崖の上のポニョ』は文春ジブリ文庫シネマ・コミックの第15巻目。すべてのセリフを確認できるのがいいです。何度見ても、終わり近くのフジモトの悲哀をあっさりと描いた部分が胸に刺さります。シネマコミックの続刊予定は6月に「ホルスの大冒険」、7月に「風立ちぬ」とのこと。 ★続いて最近注目している新刊単行本を列記します。 『不道徳的倫理学講義――人生にとって運とは何か』古田徹也著、ちくま新書、2019年5月、本体1,000円、新書判368頁、ISBN978-4-480-07213-9 『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』古田徹也著、角川選書、2019年4月、本体1,800円、四六変形判360頁、ISBN978-4-04-703631-4 『楽園をめぐる闘い――災害資本主義者に立ち向かうプエルトリコ』ナオミ・クライン著、星野真志訳、堀之内出版、2019年4月、本体1,600円、B6変型判144頁、ISBN978-4-909237-39-2 『大洪水の前に――マルクスと惑星の物質代謝』斎藤幸平著、堀之内出版、2019年4月、本体3,500円、四六判上製356頁、ISBN978-4-909237-40-8 『黒い匣 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命――元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層』ヤニス・バルファキス著、朴勝俊/山崎一郎/加志村拓/青木嵩/長谷川羽衣子/松尾匡訳、明石書店、2019年4月、本体2,700円、A5判並製592頁、ISBN978-4-7503-4821-6 『監視文化の誕生――社会に監視される時代から、ひとびとが進んで監視する時代へ』デイヴィッド・ライアン著、田畑暁生訳、青土社、2019年4月、本体2,600円、四六判並製283+viii頁、ISBN978-4-7917-7162-2 ★『不道徳的倫理学講義』と『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』は、東大大学院准教授の古田徹也(ふるた・てつや:1979-)さんの書き下ろし。『不道徳的倫理学講義』は「「運」の意味を探る」「「運」をめぐる倫理学史――古代から近代までの一断面」「道徳と実存――現代の問題圏」の3部構成(全10章)で、「古代から現代に至る倫理学の歴史に遺された、運にまつわる思考の痕跡を探っていく」(13頁)もの。「正当な倫理学史ではあまり案内されない裏通りにむしろ足繁く通うツアー」(同頁)となっているとのことです。 ★『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』は『論理哲学論考』の抜萃と解説。「『論考』読解のために最低限理解する必要がある箇所を具体的に取り上げ、それを一から解きほぐしていくこと」(5頁)が試みられています。昨夏からスタートした、角川選書創刊50周年記念企画である「シリーズ世界の思想」の第3弾です。これまでに佐々木隆治さんの『マルクス 資本論』と、岸見一郎さんの『プラトン スクラテスの弁明』が刊行済みです。 ★堀之内出版さんの新刊2点はいずれも話題書。『楽園をめぐる闘い』は『The Battle For Paradise: Puerto Rico Takes on the Disaster Capitalists』(Haymarket Books, 2018)の全訳。クラインの著書の中でもっともコンパクトな本ですが、「過去の著作でのさまざまな論点がプエルトリコという小さな島国において一点に集まることを示している点で、彼女の活動のエッセンスを凝縮した著作であるとも言える」(124頁)と訳者解説にあります。新書より少し左右幅がある手になじみやすいサイズと、プラスティックのカバーが美しい1冊。 ★『大洪水の前に』は、昨年のドイッチャー記念賞を日本人で初めて、しかも最年少で受賞した斎藤幸平(さいとう・こうへい:1987-)さんのデビュー作。あとがきによれば、博士論文『Natur gegen Kapital』(Campus, 2017)とその英語版でドイッチャー賞受賞作『Karl Marx's Ecosocialism』(Monthly Review Press, 2017)を下敷きにし、「その後に刊行された論文も加えて、日本の読者に合わせて全体の流れを整えるための加筆・修正を行なった日本語版オリジナル版」とのことです。長きにわたり過小評価されてきたマルクスのエコロジーに光を当てた快作。版元さんの販売サイトではウェブ限定で、4種類の瀟洒な函入クロス装の特装版やサイン本が販売されています。 ★『黒い匣』は『Adults In The Room: My Battle with Europe's Deep Establishment』(Vintage, 2017)の訳書。ギリシアの元財務大臣で経済学者のヤニス・バルファキス(Yanis Varoufakis, 1961-)のベストセラー『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(関美和訳、ダイヤモンド社、2019年3月;『Talking to My Daughter about the Economy』Vintage, 2017)に続く、単独著の2冊目の訳書です。日本語版序文で彼はこう書いています。「本書に綴られたのは〔…〕終わりなき悪夢の物語であり、何より、ギリシャの人々が債務の束縛に対して2015年の1月から7月にかけて抵抗の声を上げた、半年間の反乱の実録である。〔…〕本書で私は、この反乱の物語をありのままに綴った。〔…〕すべてを余すところなく、ゾッとするほどの詳細さをもって記述した。/残念ながら、本書の結末はハッピーエンドではない。結局、ギリシャの人びとの果敢な反乱は、多国籍の寡頭支配層(オリガルヒ)と、あろうことか相手方に寝返った戦友たちによって鎮圧されたからだ。本書が読者のみなさんに提供できるものは、現在の世界で権力がいかに(おぞましい仕方で)行使されるのかについての洞察と、苦々しい結末にもかかわらず傷つくことなく残された希望であろう」(10頁)。大著ですがドラマティックな展開に読者を強く惹きつけ、飽きさせません。 ★なお今月下旬には、バルファキスの論考「ヨーロッパを救うひとつのニューディール」を掲載したアンソロジー『「反緊縮! 」宣言』(松尾匡編、亜紀書房、2019年5月)が発売されます。また、3月に発売された『ele-king臨時増刊号 黄色いベスト運動』の巻末ブックガイドによれば、バルファキスの『And the Weak Suffer What They Must?』(Vintage, 2016)の訳書がele-king booksより刊行予定です。 ★『監視文化の誕生』は『The Culture of Surveillance: Watching as a Way of Life』(Polity, 2018)の全訳。「文脈における文化」「文化の潮流」「共創――文化、倫理、政治」の3部6章+序章構成。序章「「監視文化」の形成」でライアンはこう書いています。「観察されることだけでなく観察自体が生活様式となったのだ。オーウェルの小説〔『一九八四年』〕の登場人物たちは、いつ見られているのか、なぜ見られているのかが定かでない中で、びくつきながら辛く生きている。しかし今日の監視を可能にしているのは、私たちがウェブ上のクリックであったり、メッセージや写真のやりとりであったりするのだ。かつてないほど、普通の人々が、監視に貢献している。利用者自らが作り出すコンテンツ(UGC = User-generated Content)が、日々観察されるデータを生みだしている。このように「監視文化」が形作られている」(8~9頁)。 ★「「監視文化」という概念で私は、人類学者が研究対象にするような物事を想定している。例えば、慣習やふるまい、物の見方、世界の解釈の仕方なのだ。焦点を当てたいのは、国際諜報機関の蛸のような触手や、捜査ネットワークや、企業マーケティングの微妙でそそる呼び声よりもむしろ、日常生活の中の監視である。その意味で「監視文化」は、監視がいかに想像され経験されるか、散歩やドライブ、メッセージのチェック、買物や音楽鑑賞といった日常行為がいかに監視によって影響を受け、逆に監視に影響を与えているか、といったことに関わる。さらに、監視に親しんでいる人や、監視に慣れた人が、いかに監視を開始しそれに関与しているのか、といったことも」(9頁)。ライアンは「今日出現しつつある「監視文化」は、空前のものである」と指摘します。ポスト・オーウェル時代のこの社会のありようについて、現代人はもっと知るべきであると強く思います。 ★最後に藤原書店さんの4月新刊4点をご紹介します。 『セレモニー』王力雄著、金谷譲訳、藤原書店、2019年4月、本体2,800円、四六上製448頁、ISBN978-4-86578-222-6 『中国が世界を動かした「1968」』楊海英編、梅﨑透/金野純/西田慎/馬場公彦/楊海英/劉燕子著、藤原書店、2019年4月、本体3,000円、四六判上製328頁、ISBN978-4-86578-218-9 『開かれた移民社会へ――別冊『環』24』宮島喬/藤巻秀樹/石原進/鈴木江理子編、藤原書店、2019年4月、本体2,800円、菊大判並製312頁、ISBN978-4-86578-221-9 『石牟礼道子と芸能』石牟礼道子/赤坂憲雄/赤坂真理/池澤夏樹/いとうせいこう/今福龍太/宇梶静江/笠井賢一/鎌田慧/姜信子/金大偉/栗原彬/最首悟/坂本直充/佐々木愛/高橋源一郎/田口ランディ/田中優子/塚原史/ブルース・アレン/町田康/真野響子/三砂ちづる/米良美一著、藤原書店、2019年4月、本体2,600円、四六判上製304頁、ISBN978-4-86578-215-8 ★『セレモニー』は中国の反体制作家、王力雄(ワン・リーション:Wang Lixiong, 1953-)さんの「政治ファンタジー小説」だという『大典』の全訳。台湾では2017年に出版されたものの、中国での発売は「現状ではできない」(訳者あとがき)とのこと。巻頭の推薦文「インターネット、IT技術と独裁体制」を寄せた神戸大学教授の王柯(おう・か:1956-)さんは本作を「リアルなドラマであり、今日の中国を彷彿させる」(2頁)と評価しています。「最新のIT技術によって武装されている警察国家はたとえ長く続いても、いずれ本書が予言したように崩壊するであろう」(6頁)とも。帯文には「インターネット時代の『一九八四年』」と謳われています。 ★『中国が世界を動かした「1968」』は、「“世界史における1968年”と文革を考察する」(帯文より)論文集。2018年7月14日に静岡大学人文社会科学部アジア研究センターと学習院女子大学国際学研究所が合同開催した国際シンポジウムでの成果をまとめたもの。「中国の文化大革命」と「世界革命」の2部構成。目次詳細は書名のリンク先をご覧ください。編者の楊海英(よう・かいえい:1964-)さんは序章「我が宗主国・日本の「1968年」と世界――植民地出身者の視点」と、第4章「文化大革命中のモンゴル人ジェノサイド――中国政府の善後処理まで」を担当されています。 ★『開かれた移民社会へ』は2014年に『別冊『環』20』として刊行された『なぜ今、移民問題か』に続くアンソロジー。藤原良雄さんの編集後記によれば「〔20号は〕移民問題の本質を問うたものだったが、今回は、現状を分析した上で、これからの移民社会をどう構築してゆけばいいのか、研究者をはじめ、移民の一世、二世、又ペルーの日系移民の帰国者など多様な方々の生の声を反映させた」とのことです。目次詳細は書名のリンク先でご覧いただけます。先月から施行された改正入管法に関して、本書のほかに人文書院より論文集『移民政策とは何か――日本の現実から考える』が刊行されています。併せて読むべきかと思われます。 ★『石牟礼道子と芸能』はアンソロジー。『環』誌などに寄稿されてきた石牟礼さん自身のエッセイ6篇や、石牟礼さんへの著名人15名の追悼文、田中優子さん、町田康さん、高橋源一郎さん、田口ランディさんらの講演録(2013~2018年)、シンポジウム2本「石牟礼道子の宇宙」(2017年)、「今、なぜ石牟礼道子か」(2015年)などの記録を収録。目次詳細は書名のリンク先にてご確認いただけます。 +++
by urag
| 2019-05-13 02:50
| 本のコンシェルジュ
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