「顔=仮面」とは何かという永遠のテーマについて、テクストとイメージの両面から挑んだ意欲作である。(岡田さん)
古代ギリシアにおいては、プロソポンという一語のなかに、「顔」と「仮面」という、近代人の共通理解からすると相反するかにみえる二つの意味が同じ地平に位置づけられ、矛盾することなく共存しえていた。これはどうしてであったのかという疑問に端を発して、その概念系とイメージ変奏の諸相を古典文献や陶器画などのアナクロニックな比較分析をつうじて解明しようとした、新鋭による刮目すべき試み。(上村さん)
なお、同誌では弊社出版物の著訳者である星野太さんや、郷原佳以さんも寄稿されています。
『仮象のオリュンポス』は「シリーズ・古典転生」の本巻16です。同シリーズでは今月と来月、以下の新刊を発売いたします。
2月下旬:第18回配本、本巻18:須藤温子『エリアス・カネッティ――生涯と著作』
3月上旬:第19回配本、本館19::筧菜奈子『ジャクソン・ポロック研究――その作品における形象と装飾性』
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