「流通ニュース」2018年8月29日付記事「島忠/TSUTAYAフランチャイズ加盟、横浜にブック&カフェ導入」によれば、「TSUTAYA BOOKSTORE新山下店(仮)」は今冬リニューアルされる「ホームズ新山下店」(神奈川県横浜市中区新山下2-12-34)内に、カフェ「「WIRED KITCHEN with フタバフルーツパーラー」を併設して開店予定。「コーヒーや食事と旬の果物をふんだんに使ったパフェ、サンドウィッチなどを楽しみながら、購入前の本をゆったりと読める」とのことで、購入前に飲食しながら座り読みすることを宣伝するという、出版社の心配をガン無視の手法は、まったく改めるおつもりはない様子。利用客の善意に全面的に頼るような大甘なやり方には限界を感じます。お付き合いしなければならない理由はないですし、実際のところこれは「客注」ではないので、今後こうした不躾すぎる一方的発注に応えるべきかどうかは考えものです。
ショップガイドによれば、江別蔦屋書店は「"田園都市スローライフ"をコンセプトに〈食〉〈知〉〈暮らし〉の3棟からなるライフスタイル提案型の大型複合書店」であり、文具や雑貨も扱うと。併設されるのは、カフェ「スターバックスコーヒー」、輸入玩具店「ボーネルンド」、フラワーショップカフェ「Flower Space Gravel / caffe vanilla」、輸入食品店「カルディコーヒーファーム」、ベーカリー「ODD BAKERY」、インテリア雑貨店「METROCS札幌」のほか、飲食店としてイタリアンレストラン「アランチーノ」、カレー「clock」、ジェラート「円山ジェラート」、担々麺「175° DENO」、おはぎ「増田おはぎ」、点心「(オガコーポーレーションの新業態)」、おむすび「Hakodate Omusubi 函太郎」、お茶「USAGIYA」、ハンバーガー「BETWEEN THE BREAD」、燻製「ベーコン専門店 Une cled Oz (ウェ二クレード オズ)」と、確かに〈食〉に力を入れているようです。