★上村忠男さん(訳書:アガンベン『到来する共同体』、編訳書:パーチ『関係主義的現象学への道』、スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』、共訳書:アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『涜神』、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』) ヘイドン・ホワイトさんの論文集『実用的な過去』(上村忠男監訳、上村忠男/佐藤啓介/松原俊文/那須敬訳、岩波書店、2017年10月)が発売となりました。『The Practical Past』(North western University Press, 2014)の全訳に、ホワイトさんの最新論考「歴史的真実、違和、不信」(翻訳初出は上村さん訳で『思想』2016年11月号)を付録として収めています。目次詳細や立ち読みは書名のリンク先でご利用になれます。上村さんは同書の翻訳に当たられ、さらに監訳者として解説「ホロコーストをどう表象するか――「実用的な過去」の見地から」と監訳者あとがきも担当されておられます。