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ウラゲツ☆ブログ

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2005年 10月 13日

アマゾンが版元直取引を本格開始か

昨日12日の「日経流通新聞」は一面で「アマゾン、脱・取次の激流――物流センター巨大化」の記事。「出版社やソフトメーカーと直接取引を拡大。巨大物流センターを新設して脱・取次の動きを進める」と報道されました。直取引を始めた中堅7社というのがどこのことなのか、業界で話題になっています。大手じゃなくて、中堅というのがミソ。

ちなみに小社はアマゾンさんにとってはたいした売上があるわけではないので、特にお声はかからないものと思います。小社のような零細出版社には、直取引よりもマーケット・プレイスへの出品を望んでいるようです。ようするに、アマゾンさんにとっては売れ線以外の細かい銘柄全部を在庫できるわけではないので、マーケット・プレイスへ参加してもらうことによって、顧客への納品速度を速めようという狙いです。

ただ、マーケット・プレイスへの出品には出品者側の費用負担が必要ですから、どれくらいの版元がはたして今後マーケット・プレイスへ参加しようと思っているのかがよくわかりません。また、直取引版元がどれくらい増えていくのか、そこにも注目したいと思います。(H)

by urag | 2005-10-13 22:14 | 雑談 | Trackback(1) | Comments(5)
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Tracked from シャ ノワール カフェ .. at 2005-10-24 02:22
タイトル : 再販制問題
葉っぱさんの10/23日付のブログ http://d.hatena.ne.jp/kuriyamakouji/20051023で、「再販制問題」を議論したのでこちらにもミラーサイトとして転載します。 なお「カルチャー・レヴュー」http://kujronekob.exblog.jp/では、「再販制制度を考える」の連続特集を企画しております。業界人を問わず、読者の方々からのご意見を広く募集しています(投稿は随時。もちろん匿名可です)。またこのエントリーへのコメントもお願いします。 ♯黒猫房主:世間では「...... more
Commented by 黒猫房主 at 2005-10-14 09:50 x
いずれ取次の中抜きは出てくるとは思っていましたが、マーケット・プレイスへの出品要請という手があったのですね。現状は再販制があるから版元が値引きプライスで公的には出品できないわけですが、その気になれば裏技もありでしょうね。
Commented by akishimanagae at 2005-10-14 10:02
こんにちは。最近は、マーケットプレイスにイーブックオフが出品しているのがとても気になります。1円という値段で売られては、せどりで儲ける業者は困るでしょうね。それに、ますます新刊本が売れにくくなるのでは……。
Commented by 葉っぱ64 at 2005-10-14 10:35 x
中堅7社ですか、どこなんだろう、まあ、すぐにわかるか…。
要は需要<供給が背景にあるんでしょうね。最近リアルのブックオフでは美味しい本があんまり見当たらない。ネットに流れているんでしょうね。僕の周りでもアマゾンのユースドで購入するのが当たり前みたいになっている。何か流通システムが年寄りには益々複雑になってきました。
Hさん、黒猫さん、akisimaさんにいい切り口を実践して欲しいと思います。
1円から商売ですか、アマゾンのネットを利用したことがないのですが、
他のネット書店はどうなんですか、アマゾンの一人勝ち?
Commented by lelele at 2005-10-14 22:39 x
こんばんは。弊社は超零細ですが、2003年の創業時からアマゾン(=大阪屋)とは直取引で、条件は●掛け、当月締めの翌月払いです。今回の中堅7社というのは、「アマゾン(=大阪屋)」から「(=大阪屋)」が抜ける、ということなのでしょうか? 上記の掛け率は、他の書店への直販と同じなので、版元にとってはひじょうによい条件を飲んでくれたと思っています。まあ、条件を勝ち取るまでは、かなりもめたのですが……。
Commented by urag at 2005-10-15 23:03
皆さんこんにちは。黒猫さん、B本をマーケット・プレイスに出品する版元はじっさい出てくるかもしれませんね。akisimaさん、本を破棄するのにも費用がかかりますから、安くても在庫がハケれば管理費削減にもなるだろう、ということなのかもしれません。葉っぱさん、ネット書店業界は実際アマゾンが他を圧倒している状態のようです。leleleさん、好条件を勝ち取られたというのは非常にうらやましい話です。仰せの通り、大阪屋を飛び越えて、という話だと思います。


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