とある書店さんから『
新宿』の補充注文が入りました。短冊の「発行所」の欄には、「月曜日」と書かれていて、「日」が別の筆跡で「社」と訂正されていました。文字の癖から見て、取次さんが修正されたのだということがわかります。
まあそんなこともあるよね、と含み笑いをしながら、かかってきた電話に出た私の第一声。
「月曜社だと思います」。
・・・・・・ボビーかよ、
ボビー・オロゴンなのかよ。
書店さんからの電話注文でした。書店さんはごく自然に、なにごともなかったかのように、スルーしてくれました(あるいは、必死に笑いをこらえていらっしゃった?)。私は激しく動揺しながら注文を受け、受話器をおいたあとも、しばらく自分のアホさ加減から立ち直れませんでした。
書店さんがこう思ってくれていることを祈る私。「まあそんなこともあるよね」。 (H)