ジョルジョ・アガンベン『到来する共同体』の新装版を来月中旬刊行いたします。まだジュンク堂さんなどの
複数店舗の店頭には初版本が残っているのですが、版元品切になってから某マーケットプレイスでは4万円近いとんでもない値段になってしまい、古本屋の横断検索サイトでもヒットしないので、新装版を刊行することにいたしました。
2012年8月刊の初版本はひまわり色の本文用紙に墨色のインクで刷っていましたが、新装版ではごく普通の白い本文用紙にごく普通の墨色で刷っています。再刊にあたってはごく一部の訳文を調整し、誤字脱字を正しました。黒×黄のコントラストが「強烈」、「まぶしい」等のご高評をいただきました仕様は初版本のみとなりますので、定価でお求めになりたいお客様は上記リンク先で店頭在庫をご確認ください。おそらく新装版が出る際には初版本は店頭からすべて撤去され、2度と戻らないものと思われます。
新装版は現在、アマゾン・ジャパンにて
予約受付中です。
2015年2月9日取次搬入予定 *人文・哲学
到来する共同体 新装版
ジョルジョ・アガンベン:著 上村忠男:訳
B6変型判上製160頁 本体1,800円 ISBN978-4-86503-021-1
ポスト構造主義以後の現代思想を牽引してきたイタリアの知性が、共同体と民主主義をめぐる問いの再定礎に挑む。〈なんであれかまわないもの〉と〈取り返しのつかないもの〉から発出する、政治哲学の鍵が開示される。高名な〈ホモ・サケル〉シリーズに先立つ代表作を新装版で再刊する。
ジョルジョ・アガンベン(Giorgio AGAMBEN)1942年ローマ生まれ。イタリアの哲学者。著書に、1970年『中味のない人間』(人文書院、2002年)、1977年『スタンツェ』(ありな書房、1998年;ちくま学芸文庫、2008年)、1978年/2001年『幼児期と歴史』(岩波書店、2007年)、1982年/1989年『言葉と死』(筑摩書房、2009年)、1990年/2001年『到来する共同体』(月曜社、2012年、本書)、1993年『バートルビー』(月曜社、2005年)、1995年『ホモ・サケル』(以文社、2003年)、1996年/2010年『イタリア的カテゴリー』(みすず書房、2010年)、1996年『人権の彼方に』(以文社、2000年)、1998年『アウシュヴィッツの残りのもの』(月曜社、2001年)、2000年『残りの時』(岩波書店、2005年)、2002年『開かれ』(人文書院、2004年;平凡社ライブラリー、2011年)、2003年『例外状態』(未來社、2007年)、2005年『涜神』(月曜社、2005年;新装版、2014年)、2005年『思考の潜勢力』(月曜社、2009年)、2007年『王国と栄光』(青土社、2010年)、2008年『事物のしるし』(筑摩書房、2011年)、2009年『裸性』(平凡社、2012年)、2011年『いと高き貧しさ』(みすず書房、2014年)などがある。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-20690128"
hx-vals='{"url":"https:\/\/urag.exblog.jp\/20690128\/","__csrf_value":"6e065e165a179cf9f8b5c7e5ab4022f7529ba1f2b59cc503bd00a1897dfb5c8504068a19d8c68dbad05cde23d27ac1e009cb816d84232a4e34e81a0bf986ac46"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">