「毎日新聞」6月26日付の読書欄で、湯川豊さんが『
燈火節』の書評を書いておられます。湯川様、愛情の籠もった長文のご紹介をありがとうございました。「短い断片のような文章にいたるまで、読み進めるのが惜しいような魅力がある」と高い評価をいただきました。
『燈火節』は昨年11月に刊行以来、驚くほど長期にわたって多くの先生方からご好評を博しております。書評に取り上げられるペースがここまでゆっくりなのは、私どもも初めてのことです。最近の本しか取り上げないのではなく、こうして時間を経た本でも扱ってくださるのは非常にありがたいことです。読書というのはこれくらいじっくり時間をかけるものでもいいと思うのです。スローな読書万歳。新聞社さんもその辺を分かってくださっているのでしょうか。とても嬉しいです。(H)