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2014年 11月 18日

12月中旬新刊:ブランショ『謎の男トマ 1941年初版』

2014年12月12日取次搬入予定 *フランス文学・思想

謎の男トマ 1941年初版
モーリス・ブランショ著 門間広明訳
月曜社 2014年12月 本体2,800円 46判並製328頁 ISBN978-4-86503-020-4

アマゾン・ジャパンにて予約受付中です。

作者の死から2年後の2005年に復刻された幻のデビュー作『謎の男トマ』1941年初版本の新訳(初版の半分以下に縮められた新版は1950年刊行)。ピエール・マドールによる序文の初訳を付す。小説であると同時にブランショの思想的出発点を刻んだ問題作がここに復活する。

【叢書・エクリチュールの冒険、第8回配本】本書の造本について:青みがかった白色の本文紙に濃紺のインクで刷り、ダークブラウンの見返しと表紙でくるみました。カバーは白い羊皮紙に文字のみでシンプルにまとめ、欧語原題には金の箔押しを施しました。

目次:
漂流物の回帰(ピエール・マドール)
謎の男トマ
 I, II, III, IV, V, VI, VII, VIII, IX, X, XI, XII, XIII, XIV, XV.
 訳註
訳者あとがき

原書:THOMAS L’OBSCUR, Première version, 1941, Éditions Gallimard, Paris, 1941/2005.

モーリス・ブランショ(Maurice Blanchot, 1907-2003):フランスの作家・思想家。1941年のデビュー作『謎の男トマ』初版本には篠沢秀雄訳(『謎のトマ』中央公論新社、2012年)がある。同書の1950年の新版には菅野昭正訳(『現代フランス文学13人集(4)』所収、新潮社、1966年;『筑摩世界文学大系(82)』所収、筑摩書房、1982年;『ブランショ小説選』所収、書肆心水、2005年)がある。月曜社ではブランショの批評作『問われる知識人』(安原伸一朗訳、2002年)、『ブランショ政治論集1958–1993』(安原伸一朗ほか訳、2005年)、『書物の不在』(中山元訳、2007年;第二版、2009年)を刊行している。

門間広明(もんま・ひろあき):1976年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程満期退学。現在早稲田大学非常勤講師。訳書にアントワーヌ・ヴォロディーヌ『無力な天使たち』(共訳、国書刊行会、2012年)がある。

by urag | 2014-11-18 11:15 | 近刊情報 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 久野広 at 2014-11-25 11:44 x
とうとう刊行されるのですね!期待しておりました。原著、篠沢訳、新版と一つ一つ比べて味読させて頂こうと思います。
ビダンのブランショ伝も水声社から年内近刊予定と聞きますし、素晴らしい一年の締めくくりとなりそうです。
Commented by urag at 2014-11-25 23:31
久野広さんこんばんは。トマ、お待たせいたしました。ビダンのブランショ伝とペータースのデリダ伝、大著が続きそうですね。天国で二人が見守ってくれているといいのですが。


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