弊社がお世話になっている著訳者の皆様方の最近のご活躍をご紹介します。今日取次搬入の新刊1点と明日開催のイベント1件です。
★ジョルジョ・アガンベンさん(著書:『アウシュヴィッツの残りのもの』『バートルビー』『思考の潜勢力』『瀆神』『到来する共同体』)
★上村忠男さん(訳書:アガンベン『到来する共同体』、編訳:パーチ『関係主義的現象学への道』、スパヴェンタほか『ヘーゲル弁証法とイタリア哲学』、共訳:アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』『瀆神』、スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』)
「ホモ・サケル」シリーズ4-1『Altissima poverta: Regole monastiche e forma di vita』(2011年)の訳書がみすず書房さんより発売されました。本日10月24日取次搬入ですので、週末から来週にかけて書店さんの店頭に並び始めるのではないかと思われます。アガンベンさん関連の新刊では昨日取次搬入済で、アレックス・マリー『
ジョルジョ・アガンベン』(高桑和巳訳、青土社、2014年)が発売されています。こちらはシリーズ「現代思想ガイドブック」の最新刊です。
いと高き貧しさ――修道院規則と生の形式
ジョルジョ・アガンベン著 上村忠男+太田綾子訳
みすず書房 2014年10月 本体4,800円 四六判上製256頁 ISBN978-4-622-07853-1
帯文より:物を所有せずに使用する。現代が思考すらできないでいる、法権利の外にある生を求めた聖フランチェスコら托鉢修道者に、大量消費社会を超える可能性を読む。
★森山大道さん(写真集:『新宿』『ニュー新宿』『新宿+』『大阪+』『パリ+』『ハワイ』『オン・ザ・ロード』『カラー』『モノクローム』『にっぽん劇場』『何かへの旅』『NOVEMBRE』、随筆集:『通過者の視線』)
明日10月25日(土)13時半より、日本近代文学館講堂で森山大道さんと石川直樹さんの対談「文学と写真」が開催されるとのことです。入場料1500円。
◎森山大道×石川直樹 対談「
文学と写真」
日時:2014年10月25日 13:30~(開場13:00~)
場所:
日本近代文学館、講堂
定員:80名
料金:1,500円
申込期間:要問合せ。お問い合わせ先:青土社 info@seidosha.co.jp
参加方法:右記宛先へメールで申し込み。info@seidosha.co.jp
主催:青土社
内容:写真は突きつめていくと言葉のない文学なのだろうか。文学には必ずしも言葉が必要なのだろうか。写真家である森山大道と石川直樹が「文学と写真」について思う存分に語る貴重な時間。