2014年 05月 05日
今回はここ1、2ヶ月のあいだに刊行された新刊のうち、旧訳や類書がある書目について取り上げます。私の結論としては、今回の新刊はいずれも「買い」だと思います。 +++ ![]() 道徳感情論 アダム・スミス著 村井章子+北川知子訳 日経クラシックス/日経BP社 2014年4月 本体3,200円 4-6変型判上製752頁 ISBN978-4-8222-5000-3 帯文より:「世界の知の歴史において真に卓越した著者の一つ」(ノーベル経済学賞受賞者アマルティア・センの序文から)。『国富論』に先立って「経済学の父」が構想した「共感」原理に基づく道徳哲学の全貌。『国富論』の「利己主義」ではなく「共感」こそ、新しい経済社会の基礎となる。 ★発売済。1年前に高哲男訳全1巻本(講談社学術文庫)が出たばかりですけれども、今回の新訳は2011年に故・山岡洋一さんの翻訳計画を引き継ぐかたちで作業を開始されたことが村井さんの「訳者あとがき」によって明かされています。山岡さんが『国富論』(上下巻、日本経済新聞出版社、2007年)のあとに手掛けることを希望されていたのが『道徳感情論』だったとのことです。村井=北川訳は既訳に比しても読みやすく、新たに読者層を広げていく予感がします。 ★凡例によれば、「本書は The Theory of Moral Sentiment 第六版の本文の全訳である。同書の初版が発行されたのは1759年であり、発行250周年を記念してペンギン・ブックスから出版された250th Anniversary Edition(2009年)を底本とした。アマルティア・センの序文は、この250周年記念版に寄せたものである。原注(★)は脚注として掲げ、ペンギン版編注(*)は巻末に収録した。なお、付録の言語起源論は割愛した。/邦訳は、初版が水田洋訳(岩波文庫)、第六版が米林富男訳(紫生書院)と高哲男訳(講談社学術文庫)で刊行されており、訳出にあたって参考にした。先人の偉業に敬意を表する」。このあとに「翻訳に際して問題になった言葉、既訳と異なる訳語を採用した言葉についてかんたんに解説する」とあって、moral sentiment(道徳感情)、prosper/prosperity(適切/適切さ)、principle(原理・働き/原動力・力)、sympathy(共感)、fellow-feeling(同胞感情)、nature(自然/造物主)について説明されています。本論考の肝であるsympathyは、共感と訳したのが今回の村井=北川訳と高訳で、米林訳では同情、水田訳では同感です。 ★共感について述べた『道徳感情論』の冒頭はこうです。「人間というものをどれほど利己的とみなすとしても、なおその生まれ持った性質の中には他の人のことを心に懸けずにはいられない何らかの働きがあり、他人の幸福を目にする快さ以外に何も得るものがなくとも、その人たちの幸福を自分にとってなくてはならないと感じさせる。他人の不幸を目にしたり、状況を生々しく聞き知ったりしたときに感じる憐憫や同情も、同じ種類のものである。他人が悲しんでいるとこちらもつい悲しくなるのは、じつにあたりまえのことだから、例を挙げて説明するまでもあるまい。悲しみは、人間に生来備わっている他の情念同様、けっして気高い人や情け深い人だけが抱くものではない。こうした人たちはとりわけ鋭く感じとるのかもしれないが、社会の掟をことごとく冒すような極悪人であっても、悲しみとまったく無縁ということはない」(57頁)。 ★書名のリンク先にある版元の書誌情報ページでは、本書の冒頭に置かれたセンによる長い序文(3-35頁)からこんな言葉が引かれています。「スミスは、広くは経済のシステム、狭くは市場の機能が利己心以外の動機にいかに大きく依存するかを論じている。[・・・]事実、スミスは『思慮』を『自分にとって最も役立つ徳』とみなす一方で、『他人にとってたいへん有用なのは、慈悲、正義、寛容、公共心といった資質』だと述べている。これら二点をはっきりと主張しているにもかかわらず、残念ながら現代の経済学の大半は、スミスの解釈においてどちらも正しく理解していない」(10-11頁)。この直後にセンはこう続けています。「最近の経済危機の性質を見ると、まっとうな社会をつくるには、野放図な自己利益の追求をやめる必要があることははっきりしている」(11頁)。 ★センはまた、本書をこうも評しています。「スミスの道徳と政治に関する論考が広い範囲におよんでいることは、言うまでもなく彼の思想の特徴の一つであるが、これを強固に支えていたのが、すべての人間は同じような潜在能力を持って生れついたという信念であり、政策面でより重要なのは、世界の不平等は本来的な差異を反映したものではなく社会が生み出したのだという信念であった」(32頁)。スミス像の転換を示唆するセンの序文は必読かと思います。 ★凡例に記載されていた既訳もついて、補足情報を加えつつ以下に再度まとめます。それぞれの訳文への評価は色々あるようですけれども、大切なのは自分の眼で確かめることだと思います。 ◎初版本の既訳 水田洋訳『道徳感情論』上下巻、岩波文庫、2003年2/4月、本体1,020円/1,100円、ISBN4-00-341056-4/4-00-341057-2 ◎第六版の既訳 米林富男訳『道徳情操論』上下巻、日光書院、1949年;紫生書院、1954年;未來社、1969/70年、本体4,800円/3,800円、ISBN978-4-624-01026-3/978-4-624-01027-0 ※下巻は在庫あり、上巻は「書物復権2014」で今月復刊。 高哲男訳『道徳感情論』講談社学術文庫、2013年6月、本体1,800円、ISBN978-4-06-292176-3 村井章子・北川知子訳『道徳感情論』日経BP社、2014年4月、本体3,200円、ISBN978-4-8222-5000-3 +++ 新訳ベルクソン全集(5)精神のエネルギー アンリ・ベルクソン著 竹内信夫訳 白水社 2014年4月 本体3,000円 四六判上製286頁 ISBN978-4-560-09305-4 帯文より:夢を見るとはどういうことか? 哲学者であるとともに科学者、そして文人でもある知の巨人――ベルクソンの統一的な全体像がわかる、本邦初の個人完訳。 版元紹介文より:やさしく話しかけるベルクソンの言葉に、耳を傾けてみませんか? 本書には、心理学や哲学の問題を取り扱う四つの講演と三つの論文が収録されています(『哲学雑誌』に掲載されたものが二本、ジュネーヴでの哲学総会で口頭発表されたのち『形而上学・倫理学雑誌』に掲載されたものが一本)。はたして、知性を乗り超えて前進しようとする意識(=生命活動)において、夢を見るとはどういうことか? スピリチュアルな「超能力」についても明快に語る、ベルクソン哲学への入門に最適な講義録です。 ★発売済。竹内信夫さんによる個人訳全集(全7巻、別巻1)の第5回配本です。月報は、一昨年『超心理学』を紀伊國屋書店から上梓され、今月には新潮新書より『「超常現象」を本気で科学する』が発売される石川幹人さんによるエッセイ「心霊研究から超心理学へ」のほか、カントやハイデガーなどの相次ぐ新訳で高名な熊野純彦さんによる解題「精神のエネルギー――思考のつむぐ夢」、竹内さんによる「訳者のつぶやき」、そして、しりあがり寿さんによるイラスト「élan vital ?」が掲載されています。 ★熊野さんが言及されている1901年5月の講演録「夢」にある印象的な一節を、戦後から一昨年までの既訳と一緒に読み比べてみます。 竹内信夫訳『新訳ベルクソン全集(5)精神のエネルギー』 各種感覚器官から伝達される情報源の潜在的な力、つまり目や耳や、さらには身体の表層や内部のあらゆる地点から伝達される漠然とした多くの刺激を明確で限定された対象物に転換する力、それは[記憶の]想起機能であるということです。(120-121頁) 原章二訳『精神のエネルギー』平凡社ライブラリー、2012年2月、本体1,500円、ISBN978-4-582-76755-1 感覚器官によって伝えられた材料に形を与える力、つまり目や耳や体の表面や内部からやって来た漠たる印象を形の定まった鮮明なものに変える力は、記憶であるということです。(141頁) 宇波彰訳『精神のエネルギー』レグルス文庫、1992年4月、本体850円、ISBN978-4-476-01199-9 感覚器官によって伝えられた材料の情報提供力、つまり、眼や耳や、身体のすべての表層・内部からのあいまいな印象を明確で決定された対象に変える力は、記憶内容だということです。(113頁) 渡辺秀訳『ベルグソン全集(5)精神のエネルギー』白水社、1973年/2001年10月新装復刊、現在品切、ISBN4-560-02519-3 感覚器官によってつたえられた素材に形をあたえる力、目や耳や体のすべての表面とすべての内部から来たばく然とした印象を、はっきりきまった対象に変える力は、回想であります。(116頁) 竹内芳郎訳『夢について』河出文庫、1954年、絶版 諸感官によってもって来られた材料に形を与える力、つまり目や耳や体の表面全体・内部全体から来た諸印象をはっきりときまった事物に転ずる力、それは追憶である、ということ。(17-18頁) このほかにも戦前には、小林太市郎訳『精神力』(第一書房、1932年;全国書房、1946年)や、広瀬哲士訳『夢と哲学』(東京堂、1936年)、篠崎初太郎訳『夢の研究』(英訳からの重訳、異端社、1925年)などがありました。 +++ ルドルフ・シュタイナーの黒板絵 ワタリウム美術館監修 日東書院 2014年3月 本体4,800円 A4変型判並製160頁 ISBN978-4-528-01053-6 帯文より:生き生きとした描写が時代を超えて輝きを放つ。遺された黒板絵で辿るルドルフ・シュタイナーの思考の軌跡。ワタリウム美術館「ルドルフ・シュタイナー展 天国の国」公式カタログ。「一見して、すべてが了解できた。見ればわかった。シュタイナーの黒板絵はパウル・クレーに匹敵するものだった」(松岡正剛)。 ★発売済。帯文にある通り、ワタリウム美術館で現在開催中の「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」(2014年3月23日~7月13日)の公式カタログです。版元さんの書誌情報ページには「2013年にヴェネチア・ビエンナーレで発見された本邦初公開の黒板絵100点を収録しています」とありますが、実際に数えてみると100点には足らないようです。ご参考までに収録作品を目次詳細として転記しておきます。 目次: 意識-生命-形態〔フォルム〕(ヴァルター・クーグラー) 黒板-芸術――霊の世界からのつかの間の絵のメッセージ(ヴァルター・クーグラー) 宇宙と自然 1)人智学の宇宙論(1921年10月9日) 2)月と地球(1921年4月1日) 3)冬と夏が一緒に(1922年12月29日) 4)自然の権力(1923年1月10日) 5)天文学の成立(1923年2月21日) 6)中心と周辺(1920年3月30日) 7)星々は愛の表現である(1924年1月24日) 8)黄道光は何に由来するのか(1924年8月9日) 9)社会的混沌の原因(1920年8月29日) 10)地球の感覚器官(1923年12月26日) 11)死と誕生の間(1923年5月6日) 12)光の影(1924年1月4日) 13)重さと光の間(1920年3月26日) 14)鉛の生成(1920年3月26日) 15)珪酸(1924年7月3日) 16)宇宙の働きと人間の成長(1924年9月11日) 17)線と円、太陽と月(1924年9月15日) 18)天使の国(1924年8月3日) 農の未来――シュタイナーが遺した「農業講座」(ドニー・ピリオ/假野祥子訳) こころ――思考・感情・意志 19)作用力(1919年10月4日) 20)霊、魂、体(1919年10月5日) 21)内と外(1919年9月18日) 22)宇宙思考と人間意志(1919年8月30日) 23)奈落(1922年1月1日) 24)思考内容(1920年12月5日) 25)想像力と知性(1920年4月3日) 26)人間はなぜ考えることができるのか(1920年3月23日) 27)霊と物質(1921年7月15日) 28)愛と自由(1920年12月11日) 29)天上に由来する数学(1923年12月21日) 30)美・叡智・力(1920年11月28日) からだ 31)私たちの中の「時間体」(1923年4月15日) 32)自我-意志-熱(1920年12月17日) 33)思考内容が脳を形成する(1924年6月30日) 34)外と内(1922年4月29日) 35)第2のからだ(1924年6月25日) 36)心臓――宇宙の模造(1922年5月26日) 37)人も植物も状況次第(1922年9月30日) 38)1:4(1922年10月20日) 39)心臓の認識(1923年1月7日) 40)相互作用(1924年6月26日) 41)全身も頭です(1919年9月15日) 42)三文節化された人間(1923年7月7日) 43)空気は勇気(1924年1月6日) 44)人間の頭の秘密(1923年5月6日) 45)自己認識と世界認識(1923年11月9日) 46)気づくことが大事なのです(1922年4月1日) 47)生命のリズム(1924年9月17日) 48)左か右か(1922年12月16日) 49)からだの中の灰(1923年3月17日) 50)ほとんどまったく頭だけ(1923年1月27日) 51)生まれることも死ぬこともないもの(1923年7月25日) 52)教育という芸術作品(1922年9月17日) 革命思想としてのシュタイナー教育(入間カイ) いきもの 53)植物の見方(1922年7月22日) 54)蝶は本来光そのものです(1923年10月27日) 55)動物実験(1920年3月21日) 56)適応(1920年3月23日) 57)人間――逆転した植物(1920年3月25日) 58)樹幹――大地の折り返し(1920年3月25日) 59)菜食だけだったら(1920年3月30日) 60)樹木の本質(1924年6月12日) 61)堆肥のつくり方(1924年6月13日) 62)植物の成長(1924年6月14日) 63)樹木の生命力(1924年6月15日) 64)人間と動物の違い(1924年6月16日) 65)植物の誕生(1923年10月31日) 66)小さな医者たち(1923年12月15日) 67)ミツバチは仕事を完璧にこなす(1923年12月22日) アントロポゾフィーに基づく自然化粧品(野中潤一) 社会の営み 68)宗教衝動と経済衝動(1919年10月11日) 69)経済生活が必要とするもの(1919年10月12日) 70)人格霊と形態霊(1923年3月18日) 71)商品-労働-資本(1919年8月9日) 72)肩の上に乗っているもう一つの頭(1919年8月11日) シュタイナーのアナキズム(高橋巖) 文化と芸術 73)ゲーテアヌムの建築思想(1924年1月1日) 74)古代の舞台(1924年11月14日) 75)直線と曲線(1924年7月1日) 76)舞台装置(1924年9月19日) 77)有機的建築様式(1921年12月28日) 78)厳密性と柔軟性――科学と芸術(1923年12月7日) 79)色彩の性質(1921年5月7日) シュタイナーの建築思想(上松佑二) 有機的な建築物――哲学者と扉の錠前(ヴァルター・クーグラー) シュタイナー建築(鈴木理策写真) ゲーテアヌム旅行記(坂口恭平) 霊の象形文字――ガラス窓のスケッチ(ヴァルター・クーグラー) あらゆるものの中に一片の魂がある――家具デザイナーとしてのシュタイナー(ヴァルター・クーグラー) 装飾美術におけるゲーテ主義的な形態言語(ヴァルター・クーグラー) シュタイナーの建築思想と同時代の家具デザイン(橋場一男) ルドルフ・シュタイナーの生涯(高橋巖) Ⅰ クラリエヴェク/ヴィーナー・ノイシュタット時代(1861~79年) Ⅱ ウィーン時代(1879~90年) Ⅲ ワイマール時代(1890~97年) Ⅳ ベルリン時代(1897~1913年) Ⅴ ドルナッハ時代(1913~1925年) 後記 天使の国から(和多利恵津子/ワタリウム美術館館長) 著者訳者プロフィール 展示作品リスト ★同じくワタリウム美術館でかつて開催された「ルドルフ・シュタイナーの黒板ドローイング=地球が月になるとき」展(1996年11月30日~1997年3月30日)にあわせて出版された『ルドルフ・シュタイナー 遺された黒板絵』(現在品切)と収録作品がどう違うのかということですが、一部の重複を除いてほとんどが別の黒板絵でした。そんなわけで、黒板絵に心底魅了された方は、今回の新刊も筑摩書房版も、ともにご購入されておくことをお薦めします。筑摩書房版は長期品切で古書店をあたるほかありません。展覧会にあわせたもともとの出版経緯からして、再版は難しいものと思われます。ちなみに黒板絵は全体で1000点ほどあるということなので、この2冊を合わせてもまだほんの一部を見たにすぎないことになります。 ルドルフ・シュタイナー 遺された黒板絵 ルドルフ・シュタイナー著 ワタリウム美術館監修 高橋巖訳 筑摩書房 1996年11月 本体5,800円(現在品切) A4判並製160頁 ISBN4-480-87286-8 目次: はじめに 黒板絵をめぐって 薔薇をめぐる記憶(和多利恵津子/ワタリウム美術館・キュレーター) ゲーテアヌムとその周辺(地図) 芸術作品としてのシュタイナーの黒板絵(コンラート・オーバーフーバー/アルヴェルティナ美術館館長) 宇宙 1)人智学の宇宙(1912年10月9日) 2)太初、熱があった(1924年6月30日) 3)宇宙エーテル(1924年6月4日) 4)黄道十二宮の意味(1924年5月17日) 5)大切なのは、牡羊座の牡羊がふり返って見ていることなのです(1921年10月28日) 6)三重の太陽(1921年10月29日) 7)しかし太陽は動いている(1924年5月17日) 8)星々は愛の表現である(1924年1月4日) 9)人間と宇宙(1921年10月8日) 地球 10)かつて地球は巨大な獣であった(1922年9月20日) 11)時間を逆に辿ると(1923年12月1日) 12)アダム・カドモン(1922年9月30日) 13)火山と正四面体の地球(1924年9月18日) 14)春(1923年10月7日) 15)宇宙の愛の供犠、地球の磁力と重力(1923年11月2日) 16)大地のリズム(1923年7月20日) 17)地球が月になるとき(1923年10月6日) 18)虹の色(1923年6月9日) 19)虹――不安と勇気(1924年1月4日) 20)結晶(1924年8月13日) 生命 21)植物の誕生(1923年10月31日) 22)植物の成長(1924年6月14日) 23)太陽の作用と植物の成長(1922年9月27日) 24)植物とアストラル界(1923年3月22日) 25)植物の見方(1922年7月22日) 26)すみれは何をするのか(1924年8月9日) 27)小さな医者たち(1923年12月15日) 28)なぜ人はバラが好きなのか(1923年11月25日) 29)三つの世界を生きる(1924年8月12日) 30)蜜蜂と雀蜂と蟻(1923年12月12日) 31)あらゆる方向に開かれている頭(1923年11月10日) 32)蝶たちのコロナ(1923年10月28日) 33)織り成された太陽の光(1923年10月19日) 34)宇宙の記憶、宇宙の思考、宇宙の夢(1923年10月27日) 35)微小なものへの畏敬(1924年7月5日) 人間 36)人間が先ず存在した(1924年7月3日) 37)人間の彫塑性(1924年1月9日) 38)肉体――エーテル体(1923年12月30日) 39)中心と周辺(1923年12月30日) 40)宇宙言語を語る人体(1923年12月2日) 41)人間は音楽です(1924年2月26日) 42)小宇宙と大宇宙の対応(1920年5月15日) 43)頭部と腹部(1923年3月22日) 44)脳と腸(1923年11月3日) 45)幾何学と血液(1922年12月26日) 46)小さな人間たちばかり(1922年11月29日) 47)宇宙詩(1923年11月30日) 48)熱(1923年11月10日) 49)小児病の諸原因(1924年4月21日) 50)蟻酸とこころ(1923年12月22日) 51)三文節化されている人間(1922年2月19日) 52)人間と宇宙(1924年4月21日) 53)感覚――宇宙への扉(1920年8月8日) 54)見ること、思うこと、思い出すこと(1922年4月30日) 55)思い出すことは知覚すること(1924年3月2日) 56)私たちは食べるときに、何をするのか(1923年7月18日) 57)内と外(1923年12月9日) 58)眠っているとき(1922年8月9日) 59)夜の私たちは二人の人間です(1923年6月16日) 60)夢の世界(1923年9月22日) 61)夢は何を語るのか(1923年8月22日) 62)無重力状態(1923年7月29日) 63)魂が入っていけない生体部分(1922年5月5日) 64)エーテル体(1922年5月26日) 文化 65)厳密性と柔軟性――科学と芸術(1923年12月7日) 66)人間が地球から離れれば離れるほど(1923年4月20日) 67)天文学の始まり(1923年2月21日) 68)百年暦の秘密(1924年9月13日) 69)イマヌエル・カント(1924年5月14日) 70)ヘーゲルとショーペンハウアー(1920年12月4日) 71)教育という芸術作品(1922年9月17日) 72)色彩の本質(1921年5月6日) 73)色の成立(1923年6月9日) 74)ゲーテアヌムの建築思想(1924年1月1日) 75)有機的建築様式(1921年12月28日) 76)舞台装置(1924年9月19日) 77)経済問題の考察の中で(1922年7月26日) 78)ひたすら流動するもの(1922年7月25日) 79)私たちが干からびてしまわないために(1920年2月14日) 精神世界 80)物質的なものと霊的なもの(1924年6月11日) 81)内なる不可視の人間(1921年2月11日) 82)霊的生活へのいわれなき恐怖(1922年5月6日) 83)思考とは何か(1923年4月20日) 84)思考内容に力がそなわるとき(1923年4月15日) 85)光の中に生きる(1920年12月5日) 86)光の中で呼吸するように(1923年11月24日) 87)手の指、足の指で考える(1923年11月11日) 88)第二の人間(1922年2月12日) 89)霊視-霊聴-霊的合一(1920年3月20日) 90)なぜ地上に生きているのか(1921年7月3日) 91)現在とは(1921年7月15日) 92)地球の債務者(1923年10月21日) 93)悪(1921年9月23日) 94)表情の動き(1923年2月17日) 95)輪廻転生(1923年5月30日) 96)霊的本能(1924年7月4日) 97)死後は多くのことが別様に現れる(1921年10月21日) 98)精神と物質(1921年7月15日) 神話と宗教 99)神話(1922年8月5日) 100)太古の自然感情(1923年12月26日) 101)「私ではなく、私の中のキリスト」(1922年3月25日) 102)復活の思想(1923年4月1日) 103)ゴルゴタ――空間から時間へ(1924年4月19日) 104)十字軍(1923年3月17日) 105)新しい始まり(1919年10月17日) 106)神々のもうひとつの眼(1924年5月30日) 107)私の学ぶべき言葉(1923年10月20日) 生涯と作品 芸術の理解から理解の芸術へ(ヴァルター・クーグラー/ルドルフ・シュタイナー文書館館長) 凡てに魂が吹き込まれて――ルドルフ・シュタイナーと人智学建築(ヴォルフガング・ペーント/建築史家) 年譜(高橋巖) Ⅰ クラリエヴェク-ヴィーナー・ノイシュタット時代(1861~79年) Ⅱ ウィーン時代(1879~90年) Ⅲ ワイマール時代(1890~97年) Ⅳ ベルリン時代(1897~1913年) Ⅴ ドルナッハ時代(1913~1925年) 用語解説 1)土星紀・太陽紀・地球紀 2)エーテル的とアストラル的 3)竜鳥 4)レムリア期とアトランティス期 5)アダム・カドモン 6)形成層 7)土星作用 8)血は特製のジュースだ 9)ルツィフェルとアーリマン 10)人格霊と形態霊 出典一覧 展示作品リスト ![]()
by urag
| 2014-05-05 22:03
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