弊社出版物の著者の皆様の最近のご活躍をご紹介します。
★ヒロ・ヒライさん(編著書:『ミクロコスモス――初期近代精神史研究』第一集)
2012年7月6日と7日に立教大学池袋キャンパス太刀川記念館において開催された公開シンポジウム「人知の営みに歴史を記す――中世・初期近代インテレクチュアル・ヒストリーの挑戦」をもとに編集された書籍が刊行されます。本日取次搬入なので、都心の大型書店さんでは週末以降から順次店頭発売開始になるものと思われます。本書は一昨年逝去された編集者、二宮隆洋さんに捧げられています。
知のミクロコスモス――中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー
ヒロ・ヒライ/小澤実編
中央公論新社 2014年3月 本体3,700円 A5判上製400頁 ISBN978-4-12-004595-0
帯文より:神、怪物、キリシタン――失われた知のコスモスを呼びもどすインテレクチュアル・ヒストリー。哲学・思想、美術史、歴史学が交差する、そこに浮かび上がる新しい知の相貌。
目次:
はじめに(ヒロ・ヒライ+小澤実)
I 学問の伝統と革新
1 語的一致と葛藤する説教理論家――中世後期の説教における聖書の引用(赤江雄一)
2 記憶術と叡智の泉――ルネサンスの黄昏における伝統の変容(桑木野幸司)
3 ゴート・ルネサンスとルーン学の成立――デンマークの事例(小澤実)
II 神と自然、そして怪物
4 キリストのプロフィール肖像――構築される「真正性」と「古代性」(水野千依)
5 ルネサンスにおける架空種族と怪物――ハルトマン・シェーデルの『年代記』から(菊地原洋平)
6 キリストの血と肉をめぐる表象の位相――ラブレーからド・ベーズまでの文学と神学の交差点(平野隆文)
7 スキャンダラスな神の概念――スピノザ哲学とネーデルラントの神学者たち(加藤喜之)
III 生命と物質
8 アリストテレスを救え――一六世紀のスコラ学とスカリゲルの改革(坂本邦暢)
9 霊魂はどこからくるのか?――西欧ルネサンス期における医学論争(ヒロ・ヒライ)
10 フランシス・ベイコンの初期手稿にみる生と死の概念(柴田和宏)
IV 西洋と日本――キリシタンの世紀
11 「アニマ」(霊魂)論の日本到着――キリシタン時代という触媒のなかへ(折井善果)
12 イエズス会とキリシタンにおける天国(パライソ)の場所(平岡隆二)
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